back 零児達がいる 零児達がいない     index     next


魂喰らいの邪剣 ~ 第19話 ~

物質界…アイビス島、巡洋艦ヴォークリンデ内ブリッジ

 ソウルエッジ
ワルキューレ「では、皆さんは『ソウルエッジ』の力で、 ジョイラントからこの地に?」
タキ「どうやらそうらしい」
タキ「…という事は…」
御剣「…この近くにまだある…って事か?」
KOS-MOS「艦内に、エネルギー反応」
 巡洋艦ヴォークリンデ・ゾハル格納庫
KOS-MOS「ゾハル格納庫のようです」
シオン「ゾハル格納庫って…え!?」
シオン「あの“金色の物体”は、すでにもう…」
キャプテン「話に出ていた『ソウルエッジ』という ものかもしれない」
キャプテン「興味はあるね」
モリガン(…この感じ…もしかしたら…あのコ…?)
ギル「行ってみよう。 同じジョイラントにいたスタン君達も、 もしかしたらここに…」
小牟「ふう… いろいろとメンツが増えたというのに、 自己紹介する時間もなしとはのう…」
零児「仕方ないさ。…いくぞ」

物質界…アイビス島、巡洋艦ヴォークリンデ内ゾハル格納庫

アーサー「う…うう…」
???(リリス)「おじさん。ねえ、おじさん」
アーサー「む? 君は…? いや、ここは?」
リリス「お寝坊さんだね。 カゼ引いちゃうよ、こんな所で寝たら」
 ジョイラント
アーサー「ここは…どこだ?  俺はジョイラントにいたはずなんだが…」
リリス「ん? 知らないよ。 リリスが来た時、おじさんは もうここで寝てたよ?」
アーサー「リリスちゃんというのか。 俺はアーサーという」
アーサー「君はどうして…ん?」
リリス「どうしたの?」
アーサー(この娘…人間ではないな)
アーサー(…悪魔、か。敵意は感じないが…)
アーサー「いや、なんでもない。 そうだ、俺以外に、誰か見かけたかな?」
アーサー「金髪の少年と、黒髪の少女なんだが…」
リリス「ううん、見てないよ」
リリス「それよりも…おじさん、感じない?」
アーサー「感じる…? 何をだ?」

《物質界 巡洋艦ヴォークリンデ・ゾハル格納庫》

リリス「ここ…不思議な感じ」
リリス「初めての場所なのに、懐かしい魔力に 満ち溢れてる感じがするの」
アーサー「そんなものなのか?」
アーサー(俺にはわからんが…『ソウルエッジ』の 輝きによってここまで来た事と、関係が あるのかもな)
リリス「他の人はいないみたい…」
リリス「たぶん…みんなここに来るよ」
アーサー「“みんな”…?」
リリス「それまで…遊ぼうよ、おじさん」
アーサー「そういうわけにもいかないんだよ、 お嬢ちゃん」
アーサー「ここがどこで、俺がどうなったのか 調べるのが…」
アーサー「むっ!?」
(ムゥなどが出現)
リリス「あ…カワイイお友達」
アーサー「幻獣…! ジョイラントにいた連中か」
アーサー「俺と同様に、ここに飛ばされたようだが…」
(スタン&ルーティが出現)
ルーティ「ここはどう!?」
スタン「…いた! アーサーさんっ!」
アーサー「おお、スタン君、ルーティちゃん」
アーサー「君達も無事だったか」
リリス「おじさんの…お友達?」
アーサー「友達というか…まあ、仲間だな」
ルーティ「そのコ…誰? 知り合い?」
 アトワイト
アトワイト『ルーティ! その娘…悪魔よ』
スタン「悪魔…!? じゃあ…敵って事か!?」
 ディムロス
ディムロス『まだわからん。だが…』
(アーサーが兜を被る)
アーサー「………」
リリス「よぉし、みんなで遊ぼうよ!  楽しい事、いっぱいしよ!」
スタン「た、楽しい事って?」
アーサー「…気をつけろ、スタン君」
アーサー「あの娘の言ってる“楽しい事”… おそらく戦う事だ」
ルーティ「はぁ!? ちょっとあんた!  そんなの楽しいワケないでしょ!」
リリス「そんな事ないよ。 血ってキラキラして、とてもキレイだし…」
リリス「それに…痛いのって嫌いじゃないよ?  だんだん、気持ちよくなってくるもの…」
スタン「…そ、そうなの? ルーティ」
ルーティ「あたしに聞かないでよ!」
アーサー「…悪魔と人間… 物の考え方がハナから違うのさ」
アーサー「邪気がない分、タチは悪いがね」

〈敵を2体KO or リリスにダメージを与える〉

リリス「おじさんとお兄ちゃん達…やるぅ」
リリス「リリス、どんどん楽しくなってきた!」
ルーティ「こっちは全然楽しくないわよ!」
アーサー「まあまあ、相手は子供だ」
アーサー「そんなに目くじらを立てなくても いいじゃないか」
ルーティ「あのねぇ、状況考えてよね!」
スタン「そうですよ、アーサーさん!」
スタン「この女の子は悪魔… 幻獣達の仲間なんですよ!?」
アーサー「まあそうだが…」
アーサー(単純に、敵意がなさすぎるのが気になる。 …何者だ? 目的はなんなんだ?)
リリス「ケンカはダ・メ!」
リリス「そんなの…楽しくないよ?」
ルーティ「誰のせいだと思ってるのよッ!」
ルーティ「だいたいねえ…」
 アトワイト
アトワイト『ルーティ! ちょっと、ルーティ!』
ルーティ「うるさいわよ、アトワイト!」
ルーティ「こういうお子様にはビシッと言わなきゃ ダメなの!」
 ディムロス
ディムロス『そんな事をしている暇はなさそうだぞ』
スタン「え? ディムロス、何かあるのか?」
リリス「…変なの。急に一人でお話始めちゃって」
アーサー「おいおい、 敵も味方も置いてけぼりだぞ、お前さん方」
スタン「あ、ああ、この剣は“ソーディアン”と いって、マスターである俺達にしか…」
 ディムロス
ディムロス『スタンッ! 何か来るぞ!』
(共鳴の後、ソウルエッジが出現)
リリス「こ、この剣って…!」
スタン「…『ソウルエッジ』か!」
アーサー「やれやれ、我々をここに放り出した後、 一体どこへ行っていたのか」
(ソウルエッジの傍に沙夜が出現)
沙夜「より強い魔力に引かれる性質みたいなの」
沙夜「その上、あたりの物を巻き込んで、 異世界に転移する…すごく魅力的な剣よね」
アーサー「む…?」
ルーティ「なるほどね… その力で、こんなワケのわからない所に 飛ばされちゃったって…」
ルーティ「ってか、あんたダレよ!」
リリス「あれ? あなたは…」
沙夜「え? ああ、気にしないでいいわよ、 お嬢ちゃん達」
スタン「もしかして… 俺達と同じく、この剣の力でここまで!?」
沙夜(あら、かわいい子)
沙夜(坊や達はいないみたいだし…う~ん、 面倒は避けるべきかしら、ね)
沙夜「あん、そうなの」
沙夜「夜空を見上げながら詩を書いていたら… 急にこんな所に来てしまったの…」
スタン「だったら、その剣にそんなに 近づいちゃいけない!」
スタン「またどこかに…!」
???(零児)「待てよ」
???(零児)「笑わせるな。詩を書くなんてガラか」
???(小牟)「…人、それを“狐なのに猫被り”という」
沙夜「そそそ、純朴な少年を手玉にとって、 『ソウルエッジ』を…」
沙夜「…って、誰!?」
(零児達が出現)
小牟「ぬしに名乗る名などない…!」
小牟「ほれほれ零児、言ってやれ!」
零児「見栄なんか切ってる場合か」
零児「…沙夜、その剣は渡せん」
沙夜「今回はずいぶんとお早いお着きね、坊や」
シオン「ここは、あの金色の物体『ゾハル』が あった場所…何かが起こるとすれば、 ここしかないわ…!」
M.O.M.O.「そうです!」
キャプテン「いわく付きの場所と聞いていたが、 正解だったようだね」
ジェネティー「………」
フーバー「この残留エネルギー量…この場所で 何も起きないはずがありましぇん」
タキ「『ソウルエッジ』…どこぞの異界に 消えたかと思っていたが…まだ近辺に あったとはな」
御剣「へっ、駆けずり回る手間が 省けるってもんだ」
「されど、あれな妖刀… 先刻同様、また姿をくらますやも知れぬ」
「左様。手は早めに打つべきだ」
モリガン「まあ、ともかくすぐに会えて良かったわ」
モリガン「あなたにもね。…お嬢ちゃん?」
リリス「…うん、そうだね」
リリス「よかった…もうあの暗い場所に、 独りで帰りたくないもの…」
コブン1号「……?」
トロン「またよくわからない事を言い出し ましたわね」
ベラボーマン「なんとも抽象的な物言いですねえ」
ベラボーマン「もう少し具体的にお願いしたいんですが…」
ワンダーモモ(一緒にアマゾーナは…いない)
ワンダーモモ(直接関係はないみたいね…)
デミトリ「ほう…この娘が例の?」
デミトリ「たしかにモリガンのようにも見えるな」
デミトリ(魔力の“質”も似ている… 無関係な方がむしろ不自然か)
モリガン「…どう考えても心当たりがないのよね」
モリガン「何かわかればいいんだけど」
小牟「相変わらず謎だらけじゃの」
小牟「おまけに何人か新顔もおるのう」
リュウ「西洋鎧に剣、か」
ケン「あの格好、さっきの話と一致するな。 …って事は…」
零児「彼らが…捜しているという仲間なのか?」
ギル「ああ、その通りだよ」
ギル「白銀の騎士…あなたを捜していました」
ギル「スタン君、ルーティ君もここにいたのか」
スタン「ギルさん!」
カイ「皆さん、よくご無事で…!」
ガンツ「ヘッ、兄ちゃん、元気そうじゃねェかよ」
サビーヌ「…意外としぶといな」
クリノ「よかった。白銀の騎士だけでなく、 君達まで一緒とはね」
クロノア「ワッフゥ!  ボク達が来たからには、もう安心さ!」
ルーティ「ふう…顔見知りがいて良かったわ」
ルーティ「どうやら、これで敵と味方がはっきり したようね」
アーサー「黄金の騎士、ギルガメス殿」
アーサー「我々と同じく、貴公らもここに 飛ばされたのかな?」
ギル「タイミングを考えると、間違いなく そうでしょう」
ギル「そして…この方も」
アーサー「ん? この方…?」
(ワルキューレが出現)
ワルキューレ「白銀の騎士…アーサーさん」
ワルキューレ「私も…あなたの事を捜しておりました」
 魔界村
ワルキューレ「“あの村”へ…再び踏み入るために」
アーサー「あの村…?」
アーサー「…その姿、お前さんは… いや、あなたは…!」
沙夜「はいはい、なんか話がややこしくなって きたから…ここまでにしましょうか」
KOS-MOS「空間に歪曲発生。…来ます」
ひろみ「空間歪曲!?  先輩、また何かが転移を!」
マスヨ「もう慣れたわ。何でも来なさいっての!」
(逢魔が出現、沙夜が逢魔達の奥へ転移)
フェリシア「よ、よかった~。ただの敵だったよ。 話が難しくて、頭こんがらがって来てたん だよね、あたし」
キング『…よくない。敵が増えてしまったぞ』
英雄「出ましたね、妖怪達」
(沙夜を見る)
響子「…しかも彼女、いつの間にか 後退しましたわね」
「ちっ、沙夜と言ったか。 この隙に距離を離すとは、相変わらず 抜け目がないな」
沙夜「うふふ…」
スタン「このモンスター達は!?  あんた、騙したのか!」
さくら「え!? ホントに信じてたの!?」
かりん「お人好し… というのもおこがましいですわね」
ルーティ「まったく… 鼻の下伸ばしてるからこうなんのよ」
 ディムロス
ディムロス『…話を鵜呑みにしすぎだぞ、スタン』
アーサー「ははは、若いうちはそれくらいでいいさ」
アーサー「…じゃ、向こうさんの準備も整った ようだし、やり合うとするか」
レイレイ「なんか、おおらかなおっちゃんアル」
鳳鈴「感心してないで準備しなさい」
リリス「………」
モリガン「さて、いよいよお楽しみの始まりね」
モリガン「今回は帰らないの? あなた」
(リリスがモリガン方を向く)
リリス「…怖がっていられないの」
(リリスがソウルエッジの方を向く)
リリス「それに…あなたにその剣を持たせるわけ にはいかないもの…」
モリガン「……?」
沙夜「あん、みんなそれぞれ思惑があるみたい じゃない?」
沙夜「うふふ…じゃ、勝った人の物って事、ね」
たろすけ「勝手に決めるなって!」
景清「…だが、結果的には同じ事」
景清「生き残った者だけが『そうるえっじ』を 手にできるが故に」
レジーナ「ようするに“親の総取り”ルールね」
ブルース「力ずく…の方が正しいかもな」
零児「どうでもいいさ」
零児「…どの道、おまえは滅ぼすぞ、沙夜」
(滅鬼丸の長い共鳴)
 滅鬼丸
タキ「うっ…これは…!?」
(小牟がタキの方を見る)
小牟「…なんじゃ? 今の妖気のゆらめきは」
春麗「タキ、あなた…今何か隠さなかった?」
タキ「…何でもない」
タキ「参るぞ」
タキ(滅鬼丸の哭き声…かつてないものだった)
タキ(嫌な予感がする。この戦(いくさ)、 早々に切り上げるべきかもしれん)


第19話
魂喰らいの邪剣

〈敵の残数を7体以下にする〉

ワルキューレ「……!」
ワルキューレ「この気配…何か来ます!」
KOS-MOS「熱源体多数、急速接近中です」
シオン「まさか…グノーシス!?」
シオン「モモちゃん!」
M.O.M.O.「違うみたいです。 反応はグノーシスのものではありません!」
レジーナ「恐竜達が入り込んできたのかもね」
ブルース「やれやれ、騒がしい話だぜ」
小牟「この艦、人気ありすぎじゃぞ」
小牟「もしかして、有名なデートスポット じゃったとか?」
ジェネティー「………」
フーバー「まったく…そんなはずありましぇん」
フーバー「この艦、軍艦でしゅよ?」
零児「どう考えても敵だな」
零児「ちっ、どいつだ?」
 アトワイト
アトワイト『強い魔力を感じるわ、ルーティ』
ルーティ「じゃあ、あたし達みたいにすっ飛ばされた 人間…ってセンはないわけね」
(羽音の後、レッドアリーマー・ジョーカーなどが出現)
レッドアリーマー・ジョーカー「………」
アーサー「むっ! レッドアリーマー…!?」
スタン「う、うわ!  赤いモンスターが…こんなに!?」
リリス「誰? この人達…」
カイ「ギル! この悪魔達は!」
ギル「ああ、魔界村の…!」
ワルキューレ「…紋章に導かれし、赤き魔物…!」
アーサー「レッドアリーマーの大群とは… 俺向きの相手のようだな」
アーサー「そこのでかいの…お前さんがボスか?」
レッドアリーマー・ジョーカー「その銀色の鎧…全身から放散されている “気”…おまえがアーサー…か」
レッドアリーマー・ジョーカー「俺はジョーカー。 レッドアリーマー・ジョーカー」
レッドアリーマー・ジョーカー「魔界村討伐隊『デモンズ・ブレイゾン』の リーダーを務めている」
ワルキューレ(『デモンズ・ブレイゾン』…!  …やはり“あの戦争”の…)
「相当な手練と見た」
キャプテン「さしずめ敵の部隊長が出て来たと いう感じだね」
「うむ…この妖気、侮れぬ」
英雄「この悪魔は…確か…!」
響子「ええ、『魔界』で戦いましたわ」
零児「閻魔大王の所で出てきた奴か」
沙夜「ああ、あの時の彼ね」
沙夜「うふふ… この前はすぐに帰っちゃったけど、 今回はそうじゃないみたいね」
鳳鈴「私達は帰ってきたけど… 今度は向こうから来たわけね」
レイレイ「アイヤ~、歓迎はできないアルな…」
小牟「もう定員オーバーじゃっちゅうの!」
小牟「ゾロゾロやって来おって!」
「やはり青い悪魔…奴はいないか」
レッドアリーマー・ジョーカー「あの時の者達と一緒にいるとはな。 これも因果か。…乙女の騎士よ」
ワルキューレ「因果…そうなのかもしれませんね」
ワルキューレ「この方々とならば、ドルアーガと手を 組んだあなた達…魔界村の者達と戦えます」
サビーヌ「オレ達もいるしな、クリノ」
クリノ「ああ。ギルさんやアーサーさんもいる。 以前のオイラ達とは違う」
レッドアリーマー・ジョーカー「確かに。かつてドルアーガを討った 黄金の騎士、そして一度は魔界村を 滅ぼした白銀の騎士」
レッドアリーマー・ジョーカー「他にも相当な実力者が揃っているようだ」
アーサー「………」
ギル「ドルアーガ…奴の居場所が聞きたい」
ギル「教えてくれないか」
ワンダーモモ「そうです! アマゾーナを…私の友達を 返してもらいたいんです!」
ワンダーモモ「どこにいるんですか!?」
ベラボーマン「桃さん、お気持ちはわかりますが、 落ち着いて」
レッドアリーマー・ジョーカー「………」
 ドルアーガの塔
レッドアリーマー・ジョーカー「…言うまでもない事だ。 奴は『ドルアーガの塔』にいる」
リュウ「ドルアーガの…塔?」
カイ「ドルアーガの塔までが再建されたと いうの!?」
カイ「どこに!?」
 ドルアーガの塔・廃墟
スタン「え!? でもあの塔は今は廃墟じゃ…!」
クロノア「そうだよ!  ついこの前、そこで戦ったし!」
ガンツ「それとも、あの後建て直したのか?  ムリだろ」
 魔界村のドルアーガの塔
レッドアリーマー・ジョーカー「…『魔界村』に、だ」
ギル「なに…!?」
ワルキューレ「…予想はしていました」
ワルキューレ「ですが…本当に…」
モリガン「幻想界から転移したというわけね」
モリガン「魔界…私達の庭に」
デミトリ「私に断りもなく、ふざけたマネを…!」
デミトリ「これはいよいよもって、乗り込まねば ならんな」
アーサー「…なるほど。 そうなると、やはり『ソウルエッジ』を 手に入れる必要があるようだな」
たろすけ「へ? なんかカンケーあるの?」
景清(『そうるえっじ』…やはり鍵となる剣か)
レッドアリーマー・ジョーカー「白銀の騎士…気付いていたのか、その事に」
タキ「待て! どういう事だ?」
御剣「ああ、説明しやがれ!」
御剣「なぜ『そうるえっじ』に…」
さくら「そこまで特別な力があるの?」
かりん「これだけ狙われる理由… 間違いありませんわね」
ワルキューレ「まさか…その剣で“次元”を!?」
アーサー「さすが乙女の騎士、鋭い読みだな」
アーサー「魔界村に入るためには…どうしても 必要になる」
小牟「次元を斬る…?」
小牟「次元を…そうか、沙夜めの狙いも?」
小牟(“媒体”うんぬんの話…これか…!)
沙夜「………」
沙夜(バレちゃったようね…)
沙夜(ま、それだけじゃないんだけど)
ルーティ「ちょっとちょっと、 話がわからなすぎるんだけど!?」
キング『うむ…何の事やらさっぱりだな』
フェリシア「そうそう! わかる人にだけわかるって いう展開は反対~!」
春麗「一部の人にはわかってるみたいだけど…」
レッドアリーマー・ジョーカー「わかる必要などない」
レッドアリーマー・ジョーカー「おまえ達は…この場ですべて処断する」
ひろみ「せ、先輩…あんな事言ってますけど」
コブン17号「アワワ…ボク達、何もわかんないのに…」
トロン「まとめて処分されちゃたまりませんわ!」
マスヨ「いいじゃない… ようするにこれからドンパチでしょ?」
ケン「そこはわかりやすくていいじゃねえか」
ケン「いくぜ、デーモンども!」
零児「元の世界に戻っては来れたが、それでも 『ソウルエッジ』は手に入れなければ ならんらしいな」
リリス「みんな同じ物が欲しいんだね」
リリス「この剣は怖いけど…なんか楽しそう」
(滅鬼丸の長い共鳴)
 滅鬼丸
タキ「うっ、また滅鬼丸が!?」
タキ(先程から何が起こっている?  なぜ哭く、滅鬼丸)
レッドアリーマー・ジョーカー「話はここまでだ」
レッドアリーマー・ジョーカー「魔界村討伐隊『デモンズ・ブレイゾン』… 魔界村の脅威となる、あらゆる物を排除する 事が我らの使命」
レッドアリーマー・ジョーカー「いざ、勝負…白銀の騎士、アーサー!」
アーサー「もったいつけずにかかって来い」
アーサー「俺は逃げも隠れもせん…!」

〈レッドアリーマー・ジョーカーのHP30%(2283)以下にする〉

「よし…!」
「今の一撃は効いたはずだぞ」
レッドアリーマー・ジョーカー「ぬうう、やはり強い…!」
レッドアリーマー・ジョーカー「この者達… あの時叩いておくべきであったか」
ブルース「残念だったな。これだけ頭数が揃った今、 簡単にはいかないぜ?」
レジーナ「叩ける時に手を打たなかった… 自業自得ね」
アーサー「俺も驚いているよ、 レッドアリーマー・ジョーカー」
アーサー「乙女の騎士や黄金の騎士ならわかるが… 他の者達も猛者(もさ)ぞろいだ」
「武神流は一対多の闘いを勝ち抜くべく 鍛え上げられてきた武術…当然でござる」
「左様」
小牟「ふふん、まかせい!  モッサモッサ揃っとるぞ! 猛者だけに!」
かりん「………」
さくら「うわ~、やっちゃった感があるね」
零児「またっく…くだらん事を言う前に、 訊く事があるだろ」
零児「…赤い悪魔、どうやってここに来た?」
 ソウルエッジ
零児「おまえも『ソウルエッジ』の “次元を斬る力”というやつでここに…?」
レイレイ「もしかして、ザベルとかも同じ?」
鳳鈴「でも、あのゾンビは前からこの世界に 来ていたわよ、レイレイ」
レッドアリーマー・ジョーカー「『ソウルエッジ』の力? 知らぬな。 もはや次元の壁など無きに等しい」
沙夜(うふふ…今や確実なようね。 …とりあえずは第一段階、か)
モリガン「もう…そこまで次元を隔てる壁は もろくなってるわけね」
デミトリ「そのようだな。…イシターやエンマども、 いつまで指をくわえているつもりだ」
 ジョイラント
カイ「ギル、まさか幻想界… ジョイラントでの一件が!?」
ギル「…ああ、あそこでの『ソウルエッジ』の 力の開放…それがとどめになったようだね」
スタン「俺達が巻き込まれた…あの光の 事ですか!?」
アーサー「間違いなかろう。 かつて感じた事がないほどの、邪悪な 力を感じた」
ベラボーマン「そのおかげで、我々は“元の世界”に 戻って来れたわけですがねえ」
ワンダーモモ「でも、“他の世界”との境界線が…」
英雄「ようやく戻って来れたかと思えば… そのせいで問題発生ですか」
響子「うまくいきませんわね」
ワルキューレ「………」
ワルキューレ「…“覚醒”が始まっているのでしょう」
ルーティ「ちょっと、乙女の騎士!  カクセイ…って、何のこと!?」
ワルキューレ「…様々な魔力の集中により、 邪剣は本来の力を取り戻しつつあるのです」
クリノ「ワルキューレ様、この剣は… これだけの邪悪な力を放ちながら、 まだ不完全だというのですか!?」
サビーヌ「とんでもないシロモンだな」
タキ「覚醒…だと!?」
タキ(もしや、滅鬼丸が哭く理由は… 『そうるえっじ』の目覚めに呼応して いるとでも!?)
(滅鬼丸の長い共鳴)
 滅鬼丸
タキ「うっ、ぐ…!」
御剣「この“気”は…!? おい、タキ!」
ジェネティー「……!」
フーバー「な、なんでしゅか、この音は!  それに、凄まじいエネルギー反応でしゅ!」
トロン「この反応…! 発現点は!?」
(トロン達がソウルエッジの方を見る)
コブン28号「あ、あそこですぅ!」
(ソウルエッジの共鳴、ソウルエッジに赤い炎のようなものが上がる)
レッドアリーマー・ジョーカー「この力は…!」
零児「『ソウルエッジ』から!?」
(ソウルエッジの共鳴の後、炎のようなものが治まり、シャレードが出現)
シャレード「………」
ひろみ「先輩! 何か出ましたよ!」
マスヨ「まるでモンスターの見本市ね」
リリス「だ、誰…?  遊んで…くれなさそうな感じ…」
景清「何者?  この強き妖力…只者ではあるまい」
たろすけ「そ、そりゃそうだよ。なんか燃えてるし」
モリガン「『ソウルエッジ』と…この魔力は 同質のもの…?」
KOS-MOS「空間転移の兆候、ならびに反応は ありませんでした」
KOS-MOS「『ソウルエッジ』より“発生”したものと 思われます」
シオン「そ、それってどういう事…!?」
シオン「モモちゃん!?」
M.O.M.O.「…解析不能のエネルギーが分裂した みたいです」
M.O.M.O.「あ、あの…つまり…」
カイ「邪剣が…生み出したというの!?」
春麗「生み出す…!?  そんな事って…あり得るの!?」
スタン「ディムロス、何かわからないのか!?  おまえも剣だろ!?」
 ディムロス
ディムロス『私は人格を封じられた兵器に過ぎない』
ディムロス『この敵はまったく異質のものだ』
ルーティ「もう何でもいいわよ!  敵なんでしょ!?  倒しちゃえばいいのよ!」
 アトワイト
アトワイト『ルーティ…そんな乱暴な…』
ケン「嬢ちゃんの意見に賛成だ」
ケン「…やるしかねえんだよ!」
ワルキューレ「それくらいでいいのかもしれません」
ワルキューレ「魔界村の者達に渡すくらいなら、 多少強引にでも…!」
リュウ「時にはケンじゃないが…力押しも必要か」
リュウ「仕方ない…ッ!」
レッドアリーマー・ジョーカー「こんな時に傷を受けすぎるとは、 歯痒いな」
レッドアリーマー・ジョーカー「今の俺では、この『ソウルエッジ』を 押さえ込めまい」
アーサー「では、どうする… レッドアリーマー・ジョーカー」
レッドアリーマー・ジョーカー「ここは退く」
レッドアリーマー・ジョーカー「どの道、おまえ達にも手は出せまい」
フェリシア「あ! それって馬鹿にしてんの!?」
キング『フェリシア、挑発に乗るな』
キング(…何か考えがあるようだな、あの悪魔には)
沙夜「そうねえ…。 オチビちゃん達じゃ無理かも、ね」
小牟「にゃにい! 見くびるな!」
小牟「こんな剣の一本や二本、軽くヘシ折って くれるわ!」
小牟「…三本あったら折れんかもしれんが…」
零児「なんの話と混同してるんだ」
零児「おい、赤い悪魔!  手が出せないとはどういう意味だ!」
レッドアリーマー・ジョーカー「………」
(レッドアリーマー・ジョーカーが撤退)
リリス「あ、さよなら…」
沙夜「あん、またどうぞ」
(ソウルエッジを見る)
沙夜(正しい判断ね。この不安定さ… 私でもちょっと触りたくない感じだもの)
シャレード「………」
キャプテン「赤い悪魔は去ったが…彼らに 去る気はないようだな」
ガンツ「ケッ、もうメンドくせえぜ!」
ガンツ「蜂の巣にしてやらあ」
クロノア「…蜂の巣にできるほど肉なさそうだけど」
クロノア「ホネホネだし」
タキ「…この敵意、そして悪意… 皆の者、気を付けい」
ギル「おそらくは魔法生物に近いものだ」
ギル「とにかく倒して『ソウルエッジ』を!」

〈リリスKO〉

リリス「い、痛い…痛いよ…」
モリガン「ごめんなさいね。 手加減できない人達なの。…私も含めてね」
リリス「…でも、この痛みが…リリスが ここにいる証…」
リリス「あなたと繋がっている…証」
モリガン「……!?」
モリガン「いい加減にはっきりさせたいわ」
モリガン「あなたは誰なの? 私の…何なの?」
リリス「リリスはあなた…あなたはリリスの…」
(リリスが撤退)
モリガン「待ちなさい! あなた!」
モリガン(あの目…私も昔、あんな目をしていた…)
モリガン(この気持ち…どういう事なの?)
モリガン(今まで会った事もないコが… どうしてこんなにも気になるのかしら…)

〈沙夜KO〉

沙夜「そろそろ、小競り合いは分が悪くなって きちゃった感じね」
零児「ごたくなど聞くつもりはない。 …消えるなら消えろ」
沙夜「あら? ずいぶんあっさりと帰して くれるのね、坊や」
沙夜「邪険にされると、逆に帰りたくなく なっちゃう…」
沙夜「そんな女の心理を突いた作戦…かしら?」
小牟「馬鹿にするでない」
小牟「こやつがそんなに気の利く男か」
小牟「もっと見くびれ!」
零児「大きなお世話だ」
零児「…沙夜、何を待っている?」
零児「『ソウルエッジ』… 幻想界に出たあたりから、おまえの興味は 薄れているんじゃないのか?」
沙夜「………」
沙夜「待っているのは坊や、あなたでしょう?」
沙夜「私が何を待っているのか… それを知るために、ね」
零児「………」
沙夜「あん、そういうとこ、少し似てきたわよ… “あの男”に」
沙夜「…あなたのお父さんに、ね」
零児「………」
零児「…そいつは重畳」
小牟「ぬしがその事を語るでないわ…ッ!」
沙夜「うふふ…」
(沙夜が撤退)
小牟「まったく…チクチクと挑発しおって…!」
小牟「やれやれ…。零児、よいのか?」
零児「かまわん。『ソウルエッジ』を俺達が手に 入れれば、奴もヘラヘラしてられなくなる」
零児「その上で叩く。後腐れなく終わらせるには そうした方がいい」

〈シャレード1体KO〉

シャレード「………」
アーサー「こいつは何なんだ?」
アーサー「倒したら…砕け散ってしまったぞ?」
ジェネティー「………」
フーバー「エネルギー反応、完全に消失してましゅ」
フーバー「わけがわかりましぇんね…」
ルーティ「まるで何かが急に抜けちゃった みたいな感じね」
英雄「取り憑かれていた… というのでもないでしょうが」
響子「わかりませんわ。もう何が起こっても 不思議ではありませんから」
春麗「憑き物が落ちた…って事かしら?」
スタン「気持ち悪いな。こいつら…一体…」
キング『何者なんだ? 一言も言葉は発しないし、 生きているようにも…見えん』
フェリシア「でも、死んでるわけでもないんだよね…」
キャプテン「ロボット…のようなものかな?」
レイレイ「生きてるでもなく死んでるでもなく… どっちかにしてほしいものアル」
鳳鈴「状況が状況だからツッコまないわよ、 レイレイ」
タキ「…おそらく『そうるえっじ』の 妖力そのものだ」
デミトリ「妖力そのもの…だと?」
ケン「何か知ってるみたいだが、 抽象的な説明はやめてくれよ」
モリガン「タッキー、どうやら確信があるみたいね」
サビーヌ「コンキョはあるのかよ」
クリノ「前から気になっていたけど…その剣は」
ワルキューレ「タキさん…あなたの持つその剣… 『ソウルエッジ』と同質のものですね」
カイ「え!? 『ソウルエッジ』と…同じ!?」
タキ「………」
「どうやら図星のようでござるな、タキ殿」
「うむ…同じ忍びとして、興味がある」
「『ソウルエッジ』とは…」
ギル「…呪われた邪剣か。 まるで意思を持っているようだな」
ギル「自らを守るために、自らの分身を 創り出した…というところか」
ベラボーマン「自らの身体を削って、ですか。 鉛筆みたいですなあ」
ワンダーモモ「…そ、そうですか?」
小牟「わしらの世界に戻るための道具… くらいにしか考えとらんかったが…」
小牟「こりゃ相当のモンじゃぞ」
零児「ああ、ますます他の連中には やれなくなった」
零児「…ましてや、沙夜などには」

〈敵全滅 or シャレード出現からSTAGE PHASE 10経過〉

(ソウルエッジが共鳴後、妖気を上げる)
さくら「わわわ! 急に何がどうしたの!?」
かりん「これは…!?」
スタン「うわっ!  な、なんだ!? 一体、何が!?」
 ディムロス
ディムロス『スタンッ! ソウルエッジが!』
御剣「この妖気…やはりたまらんぜ、 『そうるえっじ』…!」
リュウ「この肌が引きつるような感じ… すさまじい“気”だ」
モリガン「また派手に力を放ち始めたわね。 今度は何かしら?」
クロノア「ちょっとだけワクワクするんだけど」
ガンツ「しねェよ! 悪い予感ならするケドよ!」
ルーティ「ちょっと! またヘンなのが出てくるん じゃないでしょうね!」
「可能性はあるな。キリがないぞ…!」
マスヨ「面倒ね。とっととゲットしちゃった方が いいんじゃないかしら」
ひろみ「待ってくださいよ先輩!  触る事自体が危険かもしれませんよ!?」
ギル「気をつけるべきだろうね」
ギル「この状況…何が起きるかわからない…!」
たろすけ「なんの騒ぎなのさ、これって」
たろすけ「景清兄ちゃん、わかる?」
景清「かつてないほどの巨大なる妖気… 何かが…起こる…!」
カイ「この邪悪な力の開放…大きすぎる!」
KOS-MOS「エネルギー反応測定値、過去の記録を 上回っています」
(ソウルエッジが空間を歪曲させる)
M.O.M.O.「た、大変です! 付近一帯の空間に… 大規模な歪曲が発生し始めています!」
シオン「なんですって!?  モモちゃん、もっと詳しく!」
ワルキューレ「え…空間が…!?」
ブルース「おいおい、何が起こってるんだよ?」
ブルース「俺達にもわかるように…」
レジーナ「ブルース、黙って!」
レジーナ「この肌に刺さるような感覚… まさか…転移!?」
アーサー「いかんッ!  みんな、この場から逃げるんだッ!」
トロン「空間歪曲率、測定値オーバー!?」
トロン「ちょっと! どうなってますの!?」
コブン1号「アワワ! 逃げないとマズいですぅ~!」
タキ「そういう事か! 皆の者、下がれ!」
タキ「くっ…! 間に合うか…!?」
小牟「まずいぞ、零児! これは!」
零児「まさか…!  ここに来て、また転移だとッ!」

(次元転移)

物質界…第三の月の都(ザ・サードムーン)、地球包括管制セクション

???(グランドマスター)「『第三の月の都(ザ・サードムーン)』… この場所に侵入者だと…?」
???(飛燕)「はい。不可解な侵入者達です」
???(飛燕)「空間歪曲を確認したという報告を 受けています」
???(飛燕)「おそらくは、空間転移による侵入と 思われます」
???(ソロ)「一人だけ、空間転移による侵入で ない者を確認している」
???(ソロ)「ヒエン、その者は…」
飛燕「…わかっている。 未だ、冥王グランドマスター様に楯突く… ストライダーズの生き残りだ」
グランドマスター「…ストライダーか。 生きてこの都から出してはならん」
グランドマスター「暗殺者ソロよ…わかっておるな?」
ソロ「…承知した」
(ソロが立ち去る)
飛燕「侵入者達の殲滅には、東風(とんぷう)が すでに当たっています」
飛燕「掃討は時間の問題でしょう」
グランドマスター「…だが、ストライダーはどうする?」
飛燕「自分が向かいます。 “奴”はそう簡単には倒せないでしょう」
飛燕「ストライダー…飛竜は」

同時刻…第三の月の都(ザ・サードムーン)、反重力通路

モリガン「…う、ううん…」
モリガン「うう…また『ソウルエッジ』の力で…?」
クロノア「もう…なんなんだよ…」
クロノア「…って、な、なんなんだ!?」
ガンツ「…おい、オレ達どうなってンだ?」
フーバー「これは…反重力技術のようでしゅね」
フーバー「…ボク達が天井に貼り付いている わけではなく、重力が上方向に働いて いるのでしゅよ」
フェリシア「意味わかんないんだけど!」
たろすけ「暴れると危ないんじゃない!?  落ちるよ!」
フーバー「重力の向きが通常と逆なだけでしゅから、 すぐに慣れましゅよ」
フーバー「地面に立っていると思えばいいんでしゅ」
(天井が下に変わる)
中村「いやあ、何事かと思いましたが… なるほど、天井が下になったと思えば 何とかなりますねえ」
シオン「人間の順応力って…すごいかも」
デミトリ「ふん、退屈な仕掛けだ」
デミトリ「で? 我々はどこに飛ばされたのだ?」
フーバー「………」
フーバー「…信じがたい事でしゅが…ここは 『第三の月の都(ザ・サードムーン)』に 間違いありましぇん…」
ジェネティー「……ッ!」
シオン「サードムーンって…そんなっ!  “冥王”の宇宙ステーション!?」
「ええっ!?  ここって…宇宙なんですか!?」
景清「うちゅう…とな?  我らがいる場所をそう呼ぶのか?」
キング『メイオウ、とは誰の事だ?』
ケン「ストップだ。…順を追っていこうぜ?  これじゃ収拾がつかねえ」
M.O.M.O.「“冥王グランドマスター”… データ検索、結果が出ました」
M.O.M.O.「出たんですが…情報はトップシークレット 扱いで、重要危険人物…という事くらいしか わかりませんでした…」
フーバー「超技術を手中に収めていて、本人も 凄まじい超能力を持つという話でしゅ」
フーバー「銀河連邦宇宙軍もマークしている、 大物中の大物でしゅね」
フーバー「『第三の月の都(ザ・サードムーン)』は 彼の居城…巨大な反重力装置で動く、 宇宙要塞でしゅ」
フェリシア「も~、またワケわかんない所に…」
フェリシア「…っていうか、ここにいるのって あたし達だけ!? 他のみんなは!?」
モリガン「私達だけが飛ばされたか…それとも、 みんな別々の所に散ってしまったのか…」
(ゆれ、爆発音)
クロノア「わわっ、なになに!?」
ガンツ「爆発音だったぞ?  まさか…どっかで戦闘が起きてンじゃ ねェのか?」
景清「…散り散りになった者達やもしれぬ」
ケン「もしそうなら、いつまでも天井に くっついてる場合じゃねえ」
ケン「行ってみようぜ」


back 零児達がいる 零児達がいない     index     next