フェリシア「ねぇ~、まだ着かないの~?」
桃「もう、フェリシアさん…
さっきから5分おきに言ってる…」
桃「もう少しですって」
レジーナ「スターって人種は、こらえ性は
なさそうだしね」
アイビス島
レジーナ「密林で沼地を半日歩き続ける事に
比べれば…これくらいなんて事ないわ」
フェリシア「スターに限らず、普通の人は
そんな状況にならないよ!」
ブルース「そうだ、サインの一つでも貰っとくか」
ブルース「いいかい、マネージャーさんよ」
キング『…私はマネージャーではない』
小牟「いやあ、何ともにぎやかな集団じゃのう」
零児「…目立って仕方ないがな」
零児「ところで小牟…どうなんだ?」
小牟「…駄目じゃな。
未だに本部とは音信不通のままじゃ」
零児「ちっ…。どういう事だ…?」
M.O.M.O.「連絡つかないみたいですね」
中村「困りましたね」
中村「先ほどの化け物を連れていた女性も、
たしか『森羅』の方に向かうと言って
いましたよねえ…」
レイレイ「なんか、零児とはのっぴきならない
カンケイっぽかった、あのボインアルな」
桃「ええと…モトカノ…なのかな?」
シオン「モ、モトカノ…って?」
KOS-MOS「“元・彼女”の略称だと思われます」
KOS-MOS「異性交遊における男女間の関係が、
何かしらのトラブルで途切れた場合…」
KOS-MOS「関係のあった女性を男性から見て
そう呼称するようです」
シオン「そ、そうなんだ…
ありがとう、KOS-MOS」
シオン(…こんなデータベース、このコに
あったかしら…)
零児「…そこ、好き勝手な事を言うな」
零児「奴とは…そんなんじゃない」
小牟「………」
鳳鈴「…言いたくなければいいけど、これだけは
はっきりとしておいてほしいわ」
鳳鈴「…あの女は“敵”って事でいいのね?」
零児「…それは間違いない」
零児「できれば…
俺の手で決着をつけたいだけさ」
小牟「…零児、あまりこだわるでない」
小牟「こだわって…いい事は何もないぞ…」
零児「………」
フェリシア「…やっぱマジだね、こりゃ」
キング『なんだ? そんな小さい声で…』
フェリシア「だってさ、シャオムゥちゃん、
こういう話好きそうじゃない?」
フェリシア「なのにさ、この件になると
もう全部だんまり…」
M.O.M.O.「それって…つまりどういう事ですか?」
桃「そうか…“今”と“前”の…って事?」
レイレイ「キナ臭~、そうなると修羅場…ってワケ?
…そりゃマジにもなるアルなぁ」
小牟「…聞こえとるぞ、ぬしら」
M.O.M.O.「あ、あの…マ、マジなんですか…?」
小牟「こんの小娘、意味わかって使っとんのか!
そんなわけなかろうが!」
小牟「まったく…若い娘はすぐに恋愛に
ファンタジーを夢見るから…」
零児(彼らを巻き込みたくはないが…
そうもいかんか、このままでは)
零児(あの女との決着…早々につける…!)
ベガ(アイビス島…『サードエナジー暴走事件』
以来使われなくなったこの辺境の孤島で…
こんな面白い事が起こるとはな)
ベガ(せいぜい利用させてもらう…
完全なるサイコドライブの完成のために)
???(沙夜)「うふふ…こんな所にいらしたなんて…」
???「直前でデートの約束場所を変えるなんて、
ルール違反じゃなくて?」
ベガ「フン…
貴様がモタモタしておるからそうなるのだ」
ベガ「わしは忙しい」
???(沙夜)「あん、こんな蒸し暑くてムードのない島に
呼び出しておいて、ずいぶんなお言葉ね」
???(沙夜)「そうそう、この島…
“ゆらぎ”の影響で、別の世界からお客様が
いろいろと見えているようよ…?」
???(沙夜)「特にここは…
次元がすごく不安定みたいなの」
???(沙夜)「これからも色々起こるかも、ね?」
ベガ「知っておる。…貴様のような化け物も
おる今、別に驚きはせぬわ」
???(沙夜)(…人の事言えないでしょうに)
ベガ「それよりも、邪魔な“あの組織”…
本当に壊滅させられるのだろうな?」
???(沙夜)「壊滅させる…
っていうのとは、少し違うけれど、ね」
???(沙夜)「任せなさいな」
ベガ「…貴様の指定通り、我が親衛隊を
すでに向かわせておる」
ベガ「報告によると、現在実働している『シンラ』
のエージェントは二名…それ以外は本部で
足止めをさせておる」
???(沙夜)(…おチビちゃんと、もう一人の坊やね)
ベガ「この機を逃すな」
ベガ「行け。…失敗は許さんぞ」
???(沙夜)「了解です! ベガ様!」
???「あん…これじゃまるで、私もシャドルー
親衛隊の一人ねえ」
???(沙夜)「成功した時の約束、お忘れなく」
ベガ「成功したならば、だ」
???(沙夜)「ほんとに愛想のない悪の総帥だこと」
???(沙夜)「では閣下、行って参ります!」
???(沙夜)「なんてね…うふふ」
(沙夜が立ち去る)
ベガ(フン…
貴様のような得体の知れない化け物に、
サイコドライブの情報などやれぬわ)
春麗「なんて逃げ足の速い…!
待ちなさいって言ってるでしょ!」
キャミィ「…しつこい奴」
ユーニ「ベガ様より連絡がありました」
ユーニ「…任務を実行に移せ、との事です…」
キャミィ「了解」
キャミィ「…この女のせいで、計画に遅れが
出始めている…そろそろ邪魔になってきた」
ユーリ「提案:完全排除」
キャミィ「…憂いは取り除いておくべきか」
キャミィ「排除する」
ユーニ「任務、了解しました」
ユーリ「任務:了解」
春麗「やっとやる気になったようね」
春麗(でも1対3…やれるの?)
???(ケン)「おいおい…
今日はやけに知り合いと会う日だな」
春麗「え…!?」
???(リュウ)「ああ。…おい、大丈夫か?」
ケン「よう、久しぶりだな、姉ちゃん」
リュウ「元気そうだな、春麗」
春麗「ケンに…リュウ!?」
春麗「あなた達、どうしてこんな所に!?」
ユーリ「人物データ照合:ケン・マスターズ」
ユーニ「もう一人は…リュウです」
ケン「おっと、サインは後だぜ?」
リュウ「…ケン、あの腕章…」
ケン「へへ、わかってるよ」
ケン「…シャドルー…こんな子供を使って、
何やってやがる」
キャミィ「消せ」
春麗「リュウ、ケン、
あなた達、なぜここへ!?」
リュウ「…“奴”に会った」
春麗「…奴? もったいぶらないで、リュウ」
ケン「わからねえか?
こいつがこんな顔をする相手は…
一人しかいねえさ」
春麗「まさか…!
拳を…“拳を極めし者”に!?」
リュウ「………」
ケン「こいつはもう二回目だけどな」
ケン「…船でちょいゴタゴタがあったんだが、
そこをフけて師匠の墓に行ってみたら…
居やがってよ」
キャミィ「時間があまりない。仕掛けるぞ」
ユーニ「了解です」
ユーリ「任務:了解」
春麗「ゆっくり話してる時間はないようね」
ケン「へっ、続きは簡単だぜ?」
ケン「あの野郎“ロッポンギに行け”…だとさ」
春麗「ここに? …何があるって言うの?」
リュウ「…わからない。
少なくとも、君達はここにいた」
春麗「………」
ケン「さて、残りは後にしようぜ。
…嬢ちゃん達、やる気みてえだ」
ケン「こんな殺気の中で、おちおち話なんて
してられねえからな」
春麗「…そうね、やりましょう」
リュウ「………」
リュウ(豪鬼…俺に何を見せたい?
何を…させたいんだ…?)
リュウ「来い…!」
ユーリ「………」
ユーニ「………」
リュウ(この娘達の気の乱れ…なんだ?)
キャミィ「………」
リュウ「この中でまともに話してくれそうなのは
君だけか」
リュウ「…何を待っている?」
キャミィ「………」
リュウ「俺達を排除するとか言っていたが…
その割に君達からは“本気”が感じ
られないな」
キャミィ「答える義務はない」
ケン「よく見ると、みんなカワイイじゃねえか」
ケン「やめようぜ、殴りあうなんてよ」
ユーリ「………」
ユーニ「………」
キャミィ「排除あるのみだ」
ケン「…ま、答えはわかってたけどな。
だが、やるからには手抜きはできないぜ?」
春麗「…ベガはどこ?」
ユーリ「………」
ユーニ「………」
キャミィ「答える義務はない」
春麗「…あの男が意味もなくあなた達を
うろつかせているわけがない…
なにかあるのね?」
キャミィ「答える義務はない」
春麗「ならば、腕ずくね」
状況選択
ユー二をKOした
ユーリをKOした
キャミィと戦闘した