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想い、拳に乗せて ~ 第23話 ~

《地球近海 転空魔城》

[転空魔城内 修羅王の間]

(地響き)
マグナス「お!? おおおっ!?」
ミザル「こ、これは……!」
メイシス「転空魔城が……」
マグナス「地球人共の攻撃かぁ~!?」
アルティス「……いや、この震動は内部からだ」
アルカイド「機能不全に陥る兆しか…… それとも、また我らを異世界へ誘う気か?」
ミザル「う……」
メイシス「軍師殿……転空魔城の機能解明には まだ時間がかかるのですか?」
ミザル「フン。戦のことだけを考えておればいい お前達と一緒にするな。私は忙しいのだ」
アルティス「しかし、ここで転空魔城が瞬転したら、 今まで積み上げてきたことが徒労に終わる」
ミザル「では、貴様がこの城の謎を解いてみるか?」
アルティス「私に任せてもらえるのであれば」
ミザル「………」
アルティス「………」
アルカイド「そこまでだ。 うぬらは、己に与えられた責務を果たせ」
アルティス「……はっ」
ミザル「修羅王様の仰る通りだ。 貴様は、いつになったら裏切り者を始末するのだ?」
アルティス「今、そのための準備を進めている所だ」
マグナス「俺にも一枚噛ませろぉ~!  黒い衝角船のゼンガーとかいう漢に 借りを返してやるのだぁ~!」
アルティス「………」
ミザル「何か不都合なことでもあるのか?」
アルティス「……いや」
ミザル「フォルカ離反の件は、貴様に責がある。 そのことを忘れるなよ」
アルティス「………」
アルカイド「……ミザル」
ミザル「ははっ」
アルカイド「うぬに残された時間はあと一月だ。 それまでに転空魔城の全機能を把握できなければ……」
アルカイド「我は『奥の院』の扉を粉砕する」
ミザル「し、しかし、それは!」
アルカイド「あと一月だ。よいな?」
ミザル「は、ははっ……」

《地球近海 ヘルゲート》

[ヘルゲート内部]

デュミナス「……Gサンダーゲートと コンパチブルカイザーの関係の謎……」
デュミナス「それを解くためには、 やはり両方が揃っていなければなりません……」
ティス「じゃあ、今度こそあたいが……」
デュミナス「正面から彼らに向かっていくのは危険…… 少しずつ、少しずつ戦力を削ぎ取るのです」
デュミナス「エクサランスと コンパチブルカイザー以外の戦力を……」
ラリアー「具体的には、どのように?」
デュミナス「彼女を使いなさい。 前回同様、彼らを食い止めるための盾と なるでしょう」
ラリアー「わかりました……」

《太平洋上(ハガネ)》

[ハガネ ブリッジ]

エイタ「艦長、本艦は合流ポイントへ到着しました」
テツヤ「では、海面へ浮上しろ」
(通信)
エイタ「……ヒリュウ改からの電文です。 こちらへ向かう途中、ポイントOS23-011 付近でノイエDCの残党らしき部隊を発見……」
エイタ「追撃するも捕捉できず。 それにより、合流が3時間程遅れるそうです」
テツヤ「こんな状況下でも ノイエDCの残党は活動しているのか……」
エイタ「連中にとっちゃ、都合がいいんでしょうね。 連邦軍は修羅への対応で手一杯ですから」
テツヤ「まあな。 では、この場に止まり、ヒリュウを待つ。 周辺の警戒を怠るなよ」
エイタ「了解」
(扉が開閉する)
ヴィレッタ「艦長、頼みたいことがあるのだが」
テツヤ「何だ?」

[ハガネ ブリーフィングルーム]

リュウセイ「……というわけなんだよ。 俺、何かまずいこと言ったかな」
アヤ「そうじゃないとは思うけど……」
イルム「あれだ、微妙な女心って奴だな」
リュウセイ「どういうこと?」
イルム「教えてやらない」
リュウセイ「な、何で!?」
イルム「その方が面白いから。 それに、君のためでもあるんだよ、リュウセイくん」
リュウセイ「え~っ。 リョウト……お前、意味わかる?」
リョウト「い、いや、僕に聞かれても」
リュウセイ「う~ん……。 俺、嫌われちまったのかな、ラトゥーニに」
イルム「ふふふ……悩め、悩め、青年よ」
(扉が開閉する)
ヴィレッタ「……リュウセイ、艦長から許可が出たわ」
リュウセイ「了解」
ヴィレッタ「時間は1時間。 何かあったら、すぐに戻って来なさい。 いいわね?」
リュウセイ「ああ。じゃ、行ってくるよ」
アヤ「リュウ、 くれぐれもマイに余計なことを教えないでね」
リュウセイ「余計なことって?」
アヤ「無駄な決めポーズ取らせたりとか、 変な叫び声を上げさせたりとか」
リュウセイ「わ、わかってるよ」
リオ「……リュウセイ君、どこへ行くの?」
リュウセイ「ああ…… マイと一緒にR-1とART-1の 連係攻撃パターンの練習をするんだ」
イルム「ほほう、マイとな」
リョウト「こないだからプランを練ってた奴だね。 実際に試してみるの?」
リュウセイ「おう。 少しでも早く実戦で使いたいんだ」
リュウセイ「これからソーディアンや ヘルゲートへ行くことになるんだし……」
リュウセイ「デュミナスをブッ倒して、 ラミア少尉の仇討ちをするためにもな」
アヤ「……そうね」
イルム「今度は逃げるわけにはいかないからな」
リオ「ええ……」
ヴィレッタ「確実な勝利を得るために、 私達は錬成を重ねなければならない……」
リュウセイ「ああ」
リョウト「……僕も付き合おうか?  パターンのアレンジを手伝ったことだし……」
リュウセイ「いや、いいよ。 とりあえず、俺達だけでやってみる。 それで問題点が出たら、相談に乗ってくれ」
リョウト「うん……気をつけてね」
(扉が開閉する・リュウセイが立ち去る)
イルム「……こりゃあ面白くなってきたかも」
リオ「もう、イルム中尉ったら」
リョウト「………」

[クロガネ 食堂]

カーラ「ふ~ん……なるほどねぇ」
ラトゥーニ「………」
ゼオラ「それで、リュウセイ少尉とは?」
ラトゥーニ「……それっきり……」
ミズホ「仲間外れにされちゃったような気がして、 寂しくなったのね?」
ラトゥーニ「………」
ラトゥーニ「リュウセイもマイも そんなつもりがないのはわかってるのに……」
ラトゥーニ「私……あんな態度を取ってしまって……」
(扉が開閉する)
アラド「女の子で集まって何の話ッスか?」
ラウル「もしかして、恋バナ?」
ゼオラ「え、ええっと……」
ラウル「俺達にも聞かせてくれよ」
カーラ「ごめんね、女同士の話なんだ」
アラド「そ、そう言われると余計気になる……」
カーラ「はいはい! 男共はあっちへ行って!」
ラウル「え、ええ~っ!? 別にいいじゃないか!」
アラド「ケ、ケチ~!」
(扉が開閉する・アラドとラウルが追い出される)
ミズホ「んもう、デリカシーがないんだから」
カーラ「で、話を戻して……と」
ラトゥーニ「………」
ラトゥーニ「私……自分が情けない……」
ミズホ「そ、そんなに思い詰めることないわよ。 元気出して。ね?」
カーラ「そうそう。 リュウセイも気にしてない…… と言うか、あんまりわかってないって」
ラトゥーニ「けど…… どうやって顔を合わせれば……」
ゼオラ「ラト、あまり意識しない方がいいわよ。 普段通りに話しかけてみれば?」
ラトゥーニ「でも、きっかけが………」
カーラ「……そうだろうと思って、 あたしがいい物を持って来てあげたよ」
ラトゥーニ「え……?」


第23話
想い、拳に乗せて

〔戦域:海辺〕

(東の海上にR-ウィングとART-ウィングが出現)
リュウセイ「よし、ここら辺でいいだろ。 前方の島に降りるぞ」
マイ「う、うん……」
(西へ移動し、島の森の傍でR-1とART-1に変形)
リュウセイ「ART-1の扱いが 上手くなってきたな、マイ」
リュウセイ「じゃ、まずパターン1から 5までをやってみるか」
マイ「………」
リュウセイ「ん? どうした?」
マイ「何だか、 ラトゥーニに悪いような気がして……」
リュウセイ「え……?」
マイ「私は……」
(マイに精神感応)
マイ「!!」
(R-1に警報)
リュウセイ「この反応は!?」
マイ「リュウ、上から来る!」
(ガーリオン・カスタム“無明”とリオン・タイプFがR-1、ART-1を囲むように出現)
リュウセイ「か、囲まれた!?」
ムラタ「ふふふ…… 修羅相手の戦にも飽きていた所だ」
ムラタ「それに、 ロレンツォの下へ戻ったら、 また潜伏の日々が続く……」
ムラタ「今の内に 食いでのある相手を斬っておかんとな」
リュウセイ「大連で出てきた 武者ガーリオンか!」
マイ「どうしてこんな所に……!」
リュウセイ「マイ、俺が突破口を開く!  お前はハガネへ戻れ!」
マイ「リュウはどうするの!?」
リュウセイ「俺はここで奴らを食い止める!  早く行け!」
マイ「い、嫌だ!」
リュウセイ「!」
マイ「リュウを置いていくわけには いかない!」
リュウセイ「だけどよ!」
マイ「リュウ、 私だってSRXチームの一員だ……!」
リュウセイ「マイ……」
リュウセイ「……わかった。 ハガネのみんなが来てくれるまで、 持ちこたえるんだぞ!」
マイ「うん!」
リュウセイ(……R-1とART-1で ここまで来るのに15分かかった)
リュウセイ(みんなが 飛ばして来てくれるとして、 だいたい7分……)
リュウセイ(その間、 何とかしてしのがなきゃならねえ!)
(作戦目的表示)

〈vs ムラタ〉

[リュウセイ]

リュウセイ「戦う相手を間違ってるぞ…… と言っても、てめえにゃ関係ねえか」
ムラタ「そうだ。 俺の望みは強者との死合よ。 修羅であるか否かは、関係ない」
ムラタ「一太刀で死ぬなよ、小僧。 足を止めた甲斐がないのでな」
リュウセイ「うるせえ!  てめえの暇潰しに付き合う気なんか ねえんだ!」

[マイ]

マイ「何とかして、 持ちこたえてみせる……!」
ムラタ「心配はいらん。 後で仲良く首を並べてやるわ!」

〈4PP or ガーリオン・カスタム“無明”のHP80%以下〉

リュウセイ「マイ! 大丈夫か!?」
マイ「う、うん……!」
ムラタ「思っていた以上にしぶとい。 フフフ、楽しませてくれる」
リュウセイ「このままじゃラチが明かねえ!  何とか手を考えねえと……!」

〈6PP or ガーリオン・カスタム“無明”のHP70%以下〉

リュウセイ「くっ!  チマチマやってるだけじゃ駄目だ!」
リュウセイ「あのガーリオンに 1発デカいのをブチ込まねえと!」
リュウセイ「マイ! あれをやるぞ!!」
マイ「え!? で、でも!」
リュウセイ「このままじゃ、 ハガネのみんなが来るまでに やられちまう!」
リュウセイ「ぶっつけ本番で行くぞ!  俺についてこい!」
マイ「わ、わかった!」
(R-ウィング、ART-ウィングに変形し、東の海上まで移動)
ムラタ「フン、逃がしはせん!」
(ガーリオン・カスタム“無明”が東の海上へ移動)
リュウセイ「今だ! 奴を挟み込め!」
マイ「うん!」
(ガーリオン・カスタム“無明”の北へR-ウィングが南へART-ウィングが移動しそれぞれ、R-1、ART-1に変形)
ムラタ「甘いわッ!!」
(ガーリオン・カスタム“無明”がART-1に隣接、機械音、ART-1に爆煙後、南へはじかれる)
マイ「うああああっ!!」
リュウセイ「マイッ!!」
ムラタ「貴様も弾くッ!!」
(ガーリオン・カスタム“無明”がR-1に隣接、機械音)
リュウセイ「ぐううっ!!」
ムラタ「持ちこたえたか!  だが、俺の間合いだ! 散れいッ!!」
リュウセイ「!!」
(ガーリオン・カスタム“無明”に爆煙)
ムラタ「ぬうっ! 横から!?」
(東端にビルトラプター(FM)が出現)
ラトゥーニ「リュウセイ! マイ!  離脱して!」
マイ「!」
リュウセイ「ラトゥーニ!」
ラトゥーニ「早く!」
リュウセイ「あ、ああ! すまねえ!」
(R-1とART-1がビルトラプター(FM)に隣接)
ムラタ「獲物が増えたか!」
リュウセイ「くっ!  モーションの出掛かりが遅かった!  計算が甘かったか!」
ラトゥーニ「……リュウセイ、マイ、 これを使って」
(R-1にデータ送信)
リュウセイ「! このデータは!?」
マイ「R-1とART-1の……!」
ラトゥーニ「二人の癖を踏まえて、 パターンを変えてみたの。 これならいけるはず……!」
リュウセイ「ラトゥーニ……!」
マイ「私達のために……?」
ラトゥーニ「う、うん。 二人にもしものことがあったら、私……」
ムラタ「何をする気か知らんが、 もろともに切り捨ててくれる!!」
リュウセイ「ほざけ!  こっちだってやられっぱなしで 終わるつもりはねえんだ!!」
ラトゥーニ「リュウセイ、マイ。 私が隙を作る。その後で連係攻撃を!」
マイ「わかった!」
リュウセイ「頼むぜ!」
ラトゥーニ「ええ、行くわ!」
(ビルトラプター(FM)を先頭にガーリオン・カスタム“無明”に隣接)
【強制戦闘】
ラトゥーニ[HBRアンダー・キャノン](援護攻撃(リュウセイ&マイ)[天上天下念動連撃拳])vsムラタ[回避]
(ムラタはラトゥーニの攻撃を避けるがリュウセイの攻撃で8600のダメージ、カーリオン・カスタム“無明”が島の端まで弾かれ、爆煙)
ムラタ「ちいっ!!」
リュウセイ「見たか!  これが俺とマイ、ラトゥーニで 編み出した合体攻撃!」
ラトゥーニ「!」
リュウセイ「名付けて、 『天上天下念動連撃拳』!!」
ラトゥーニ「リュウセイ……」
リュウセイ「ありがとよ、ラトゥーニ。 連撃拳は、お前のおかげで完成した」
マイ「私からも……ありがとう」
ラトゥーニ「リュウセイ……マイ……」
リュウセイ「あ! いけね!」
ラトゥーニ「え!?」
マイ「な、何?」
リュウセイ「リョウトも 手伝ってくれたのに、 名前言うの忘れた……」
ラトゥーニ「そ、そうね……」
ムラタ「フン、調子に乗るなよ。 勝負はまだこれからだ!」
(ヒリュウ改と所属機動兵器が出現)
ムラタ「!」
リュウセイ「ヒリュウ改! それに!」
エクセレン「はいな~!  呼ばれて飛び出て大サービス!  リュウセイ君、無事?」
リュウセイ「エクセレン少尉!  ありがてえ、助かるぜ!」
ムラタ「ヒリュウ改か……!」
タスク「あいつ、 いつぞやジガンをぶった斬った ガーリオンじゃねえか!」
カチーナ「何で こんな所にいやがんだ!?」
キョウスケ「ノイエDCの残党が、 この近くに集まっているのかも知れん」
ショーン「さっきの部隊は 逃がしてしまいましたが…… あちらの方はやる気充分のようで」
レフィーナ「各機、 攻撃を開始して下さい!」
キョウスケ「了解……!  みんな、ぬかるなよ……!」
(作戦目的表示)

〈NEXT TURN EP or ガーリオン・カスタム“無明”のHP50%以下〉

(ヒリュウ改にアラート)
ユン「艦長!  本艦の上空に転移反応多数!」
レフィーナ「!」
ショーン「なら、 ノイエDCの残党ではありませんな」
ユン「来ます!」
(南の海上にバルトールが出現)
ラッセル「バ、バルトール!」
カチーナ「久々に見たぜ、 あのムカつく面をよ!」
リュウセイ「ああ……!  あいつらのせいで俺達は…… そして、ラミア少尉は……!」
ラトゥーニ「………」
レオナ「転移出現して来たのなら、 デュミナスの手先ね」
タスク「ああ。 あいつら、ヘルゲートを 抑えてやがるからな」
リュウセイ「ラトゥーニ、 バルトールから生体反応は出てるか?」
ラトゥーニ「ううん、あれは無人機……」
キョウスケ「……本格的に 動き出したようだな、デュミナス」
エクセレン「バルトールは…… 放っておくわけにはいかないのよね。 ……ラミアちゃんのためにも」
キョウスケ「ああ。全て叩き落とす。 ……あいつへの手向けには…… ならんだろうがな」

〈NEXT PP or ガーリオン・カスタム“無明”のHP40%以下〉

ユン「艦長、ハガネが戦闘エリア内へ 進入してきます!」
(ハガネが南端に出現)
テツヤ「スティール2よりドラゴン2へ。 これより、そちらを援護します」
レフィーナ「こちらドラゴン2。了解です」
レーツェル「……バルトールが 出て来たとはな」
テツヤ「ええ……」
レーツェル「クロガネは このまま後方で待機させておく。 必要とあらば、私も出よう」
テツヤ「了解です。 では各機、出撃を!」
(出撃準備)
カイ(奴らを見ると、 改めてあの時の怒りと無念を 思い出す……!)
コウタ「あいつら、 また人間を捕まえる気かよ!?」
ユウキ「それはわからんが、 マスターコアを破壊してもバルトールが 動いているとなると……」
ユウキ「デュミナスが制御しているか、 新たなマスターコアが作り出されたか、 そのどちらかだな」
リョウト「あれから時間が経ってるし…… 多分、後者だと思う」
リョウト「それに、相当数のバルトールが 量産されているんだろうね」
マサキ「だったら、 全部ブチ壊してやるまでだ!  ヘルゲートごとな!」
アラド「そうッスよ!  ラミアさんの無念を晴らすためにも!」
レーツェル「……ゼンガー、 あのガーリオンは……」
ゼンガー「ああ、ムラタだ」
ムラタ「ヒリュウ改とハガネの 揃い踏み……そして、バルトール」
ムラタ「この状況……!  たぎる……俺の血がたぎるわ!」
(ムラタに『根性』)
ムラタ「死地にて死合!  これぞまさに本懐よ!!」
エクセレン「あらら、 なんか一人で盛り上がっちゃってるけど」
キョウスケ「やらせておけ。 どのみち、ここから 消えてもらうことになる」
テツヤ「各機、攻撃開始!  バルトール群を撃破せよ!」

〈vs ムラタ〉

[ゼンガー]

ゼンガー「バルトール事件の後、 潜伏を続けていたというわけか、 ムラタ」
ムラタ「ああ。 事態が思わぬ方向へ行ったのでな」
ムラタ「我らはまた最初からやり直しよ。 もっとも、俺自身にとっては さほどの問題ではないが」
ゼンガー「……だろうな」
ムラタ「だが、 ここで貴様と出会えたのは僥倖だった!  心ゆくまで死合をしようぞ!」

[HP20%以下]

ムラタ「うぬっ! 不覚!」
ゼンガー「観念するのだな、ムラタ」
ムラタ「フン、こんな所で 朽ち果てるつもりなど毛頭ない!」
ムラタ「雌伏を経た後に また相見えようぞ、ゼンガー!」
(ガーリオン・カスタム“無明”が撤退)
コウタ「あの野郎、逃げやがったぞ!!」
ゼンガー「……追う必要はない。 今、我らが戦わねばならぬ相手は デュミナスと修羅だ」
ゼンガー「無論、ノイエDCの残党共が 我らの前に立ちはだかるようであれば、 打ち倒すがな」

〈敵機全滅〉

ユン「敵機の反応、消えました」
レフィーナ「ドラゴン2より スティール2へ。合流時間に 遅れてすみませんでした」
テツヤ「いえ……」
レフィーナ「ところで、クロガネは?」
テツヤ「後方で待機しています。 今から合流を……」
(ハガネにアラート)
エイタ「本艦上空に転移反応あり!」
テツヤ「数は!?」
エイタ「1です!」
(ヴァルシオン改・タイプCFが南東端に出現)
アヤ「あ、あれは!?」
ライ「ヴァルシオン改……!」
キョウスケ「………」
???(ラミア)「………」
???(ラミア)「目標確認……」
???(ラミア)「……攻撃……します」

『ハイブリッドアーマー』を入手した。

『エナジーテイカー+』を入手した。
『マインドブラスト』を入手した。

『資金40000』を入手した。


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