キョウスケ「そろそろそちらの手札を
見せてもらおうか」
ユウキ「重要なのは中身じゃない。
結果だ」
キョウスケ「だが、己のカードを見ずに
賭けるほど間抜けでもあるまい」
ユウキ「……!」
ライ「奪取されたファルケンや
量産型のヒュッケバインならまだしも、
またこいつが出てくるとはな」
ユウキ「フッ、
この機体によほど興味があるようだな」
ライ「当然だ。それはこの世に
存在するはずのない物だからな」
ユウキ「……!」
イルム「その機体……どこでどうやって
作っているか、教えてもらおうか」
ユウキ「素直に
答えると思っているのか?」
イルム「いや。お前を捕まえてから
ゆっくり聞くことにするぜ」
ラトゥーニ「ゼオラは
アースクレイドルへ戻ったの?」
ユウキ「……あの時、ゼオラが
接触しようとしたパイロットか」
ユウキ「彼女を
知っているということは……」
ラトゥーニ「ゼオラを
これ以上利用するのはやめて。
もう彼女を解放して」
ユウキ「パートナーを殺されたゼオラが
それに応じると思っているのか?」
ラトゥーニ「違う、あの子は……!」
ユウキ「チッ、もうこれ以上は……!
後退するしかないか」
ブリット「待て!!」
ユウキ「……連邦のパイロット、
名前を聞いておこう」
ブリット「何!?」
ユウキ「俺の名は
ユウキ・ジェグナン。お前は?」
ブリット「ブルックリン・
ラックフィールド……!」
ユウキ「ならば、また会おう。
ブルックリン」
(ユウキ機が撤退)
ブリット「ユウキ……
ユウキ・ジェグナン……!」