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剣、交わる時 ~ 第43話 ~

〈ラフトクランズ・ファウネア撃墜〉

フー=ルー「ふ、ふふふ…… どうやら、これで終わりみたい……」
フー=ルー「我が騎士の血…… 一滴残らず燃やすことが出来ました……」
(ハガネに警告シグナル)
エイタ「ガウ=ラ・フューリアのバリアが 消えていきます!」
マイルズ「何だと!?」
カルヴィナ「フー=ルー、もしや、あんたが……!?」
フー=ルー「違い……ますわ…… おそらくは……アル=ヴァン……」
カルヴィナ「!? どういうこと!?」
フー=ルー「……せめてもの贖罪をと……選択したこと…… でも……こうなる運命……だった……」
(ラフトクランズ・ファウネアが爆発)
カルヴィナ「フー=ルー!!」
テニア「……アル=ヴァンが ガウ=ラ・フューリアのバリアを 解除したってこと……?」
カルヴィナ(なら、あの人は生きて、あの中に……)
エイタ「ガウ=ラ・フューリアのバリア、 完全に消滅しました!」
テツヤ「艦長……!」
ギント「うむ。 全機、ガウ=ラ・フューリア内部へ突撃せよ!」

[ガウ=ラ・フューリア 内部(玉座の間の下)]

グ=ランドン「馬鹿な、ガウ=ラのバリアが消えるとは……」
カロ=ラン「フッ、内通者がいたようだ」
グ=ランドン「諜士長の台詞とは思えんな」
カロ=ラン「心当たりがあるのではないか?」
グ=ランドン「………」
カロ=ラン「鋼龍戦隊の後には、 無尽蔵に近い地球連邦軍が控えているぞ。 どうするつもりだ」
グ=ランドン「玉座機を奪回すれば良いだけのことだ。 この私の手でな」
カロ=ラン「ほう、ついに総代騎士が前線に立つか。 ならば、時間稼ぎが必要だな」
グ=ランドン「任せる」
カロ=ラン「ああ、私とジュア=ムが出よう。 鋼龍戦隊をガウ=ラ内部で迎え撃つ」


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