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血の旋風 ~ 第41話 ~

〈オーグバリュー撃墜〉

ヨン「機体を捨てて、脱出しなさい!  あなたの身柄を拘束します!」
キナハ「ぜ、前回も生き延びたのです!  わ、私の運はまだ尽きていませんよ! 今回も……」
キナハ「!? だ、脱出装置が!? そ、そんなっ……!!」
(オーグバリューが爆発)
ヨン(脱出できなかった……!?)

〈敵機全滅〉

エイタ「ラブルパイラ外部の敵機反応、全て消失!」
ギント「副長、機動部隊を二つに分ける。 片方はラブルパイラ内へ突入し、ヘルルーガを捜索。 もう片方は本艦の直掩に当たらせるのだ」
テツヤ「はっ、直ちに……」
(ハガネにアラート)
エイタ「ラブルパイラ中央底部に高エネルギー反応!」
テツヤ「クロスゲートからエネルギーを 吸収しているのか!?」
エイタ「いえ、これは…… あっ、熱源反応、多数接近!  ラブルパイラ底部、俯角40より!」
ギント「エネルギー・フィールド、下半球展開!」
(ラブルパイラのあちこちに爆煙多数)
マイルズ「ラブルパイラの底部に ミサイル・ランチャーが残っていたのか!?」
エイタ「いえ、出現した高熱源体…… 大型機動兵器から発射された模様!」

<ラブルパイラ>

(ラブルパイラからクロスゲートへアラウンザー“フロラーガ”が降下する)
ヘルルーガ「鋼龍戦隊よ……我が大望を叶えるには、 貴様らを排除せねばならんようだ」
ヘルルーガ「私自ら……このアラウンザー“フロラーガ”でな」

[ハガネ ブリッジ]

エイタ「大型機動兵器の推定全長120メートル!  クロスゲートからエネルギーを 取り込んでいるようです!」
テツヤ「あれがヘルルーガの切り札なのか……!」
ギント「だが、これであの男の居場所が明らかになった」
マイルズ「その通りだ。あの大型機を撃破すれば、 残ったガディソード兵は投降するだろう」
アヅキ「司令、クロスゲート監視艦隊より入電!  第13特殊作戦PT部隊が、まもなく ラブルパイラに取り付くそうです!」
マイルズ「ならば、我が戦隊はヘルルーガ・イズベルガの 大型機動兵器の撃破に専念する!」


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