back index next


紅の聖誕祭(後篇) 地上ルート ~ 第57話 ~

〈ガリルナガン撃墜〉

アーマラ「アルテウル様、私は……!!」
(ガリルナガンが爆発)
イング「………」
アルテウル(……ご苦労だった、アーマラ)

〈エア・クリスマス撃墜〉

エイタ「エア・クリスマス、沈黙しました!」
テツヤ「直ちにアルテウルの身柄確保を!」
アルテウル「フッ、フフフ……」
イング「!?」
アルテウル「これでお前達は、また一歩近づいた…… 真の地球圏の守護者にな……」
アリエイル「い、いったい何を……!?」
ラーダ「この期に及んで改心したとでも?」
ブリット「ま、まさか!」
エクセレン「いくら何でも、それはないんじゃない?」
アルテウル「後のことはお前達に託すぞ、鋼龍戦隊……」
キョウスケ「サマ師が何を吹こうと……!」
アルテウル「これは……私の本心だよ。 お前達こそが、地球の守護者……」
アルテウル「さあ、行け……そして、ルイーナを打ち破り、 我らの母星に平穏を取り戻すのだ……!」
(エア・クリスマスに大きな爆煙、エア・クリスマスが着水する)
カイ「じ、自爆か!?」
テツヤ「艦体は!?」
エイタ「海底へ沈降していきます!」
(エア・クリスマスが大爆発)
テツヤ「!!」
エイタ「エ、エア・クリスマス、爆沈!!」
テツヤ「ば、馬鹿な……!」
エクセレン「ど、どういうこと……!?」
レーツェル「自ら口を封じたとでもいうのか、 アルテウル・シュタインベック……!」

[ハガネ ブリーフィング・ルーム]

ジェイコブ「……諸君、ご苦労だった。 事後処理は連邦軍部隊が行う」
ジェイコブ「アルテウルの陰謀の証拠を発見できれば、 君達にかけられた嫌疑を晴らせよう」
テツヤ「しかし、アルテウルの身柄を拘束できず…… 彼の真意もわからずじまいでした」
ジェイコブ「それに関しては、遺された物から推測するしかない」
テツヤ「はっ……」
カイ「ジェイコブ中将、地球外についてのことは 依然として不明なのですか?」
ジェイコブ「うむ。バラルのバリアを突破する方法についても まだ目処が立っていない」
レーツェル「グランド・クリスマスへ到達するまでの間、 我々はバラルと遭遇しませんでしたが…… 彼らは沈黙したままなのですか?」
ジェイコブ「ああ……総人尸解計画の準備を進めていると 思われるが、バリアの突破方法が見つからねば、 対処のしようがない」
ジェイコブ「そこで、我々はオペレーション・アイスブレイカーを 決行し、先にルイーナを叩く」
ジェイコブ「そこで、君達には先鋒として ファブラ・フォレースへ突入してもらう」
ジェイコブ「激戦を終えたばかりで悪いが、 すぐに南極へ向かってくれたまえ」
テツヤ「了解です」

(休憩室)

エクセレン「……ちょっと後味の悪い結果だったわねぇ。 アルテウルの本当の目的が何なのか、 よくわからなかったし……」
ラーダ「かえって謎が増えたようなものね…… 事後調査で真相が判明すればいいのだけど……」
アリエイル(やはり、ドゥバンは現れなかった……。 あの人は今、どこに……?)
ゼオラ「わかってはいたけれど……シエンヌ達は……」
アラド「だからって……スクールの仲間だったからって、 おれ達の命をくれてやるわけにはいかねえよ……」
ラトゥーニ「………」
アクア(エルデ……あなたは最期まで……)
ヒューゴ「アクア…… エルデ・ミッテは当然の報いを受けたんだ。 お前が気にする必要はない」
アクア「うん……」
イング(アルテウル……フェフ……エグレッタ…… 僕の過去に関わっていたと思われる者は……)
イング(結局、僕は……)
リョウト「イング……過去のことを知りたいのなら、 僕からカイ少佐に話して、君を……」
イング「いえ…… 僕にはまだ戦わなければならない敵がいます」
イング「自分の意志で力をコントロールし…… ルイーナやバラルと戦います」
リオ「それで……いいのね?」
イング「はい…… グランド・クリスマスではなく、 皆さんと共に南極へ行きます」

《パリ 地球連邦軍 統合参謀本部》

[地球連邦軍 統合参謀本部]

ダニエル「グランド・クリスマスの第一次調査報告書によれば、 インスペクターからろ獲したと思われる アーチンが17機発見されたそうです」
ギャスパル「ふむ……大統領暗殺の立証に役立つな」
ダニエル「ただし、EOTを取り扱っていたと思われる施設は 自爆装置によって破壊され、調査に時間を 要するとのことです」
ギャスパル「……わかった」
ダニエル「結局の所……アルテウルの真意とは 何だったのでしょうか?」
ギャスパル「ビアン・ゾルダークの目的と似て非なるもの…… あの男は本懐を遂げたのかも知れんな」
ダニエル「本懐……?」
ギャスパル「ともかく、これでシステムは維持される。 後は……戦後という状況を作り出すため、 ルイーナとバラルを駆逐するのだ」

《南極海付近(ハガネ)》

[ハガネ ブリッジ]

テツヤ「もうすぐ南極海か……ここまでは無事に来られたな」
エイタ「バラルのバリアのおかげで、 ゲストに襲われずに済みますからね……」
アヅキ「か、艦長!!」
テツヤ「どうした? 声が裏返っているぞ」
アヅキ「ドラゴン2から……ヒリュウ改から 通信が入っています! 向こうは宇宙ではなく、 南極大陸にいるそうです!」
テツヤ「な、何だって!?」


back index next