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常夜の世界 地上ルート ~ 第30話 ~

[ヒリュウ改 ブリッジ]

レフィーナ「直ちに状況の報告を!」
ユン「ハガネ、及びストーク級の反応ロスト!  目視も出来ません!」
レフィーナ「先程の異常重力反応とESウェーブは……!?」
ユン「計測不能……!  なお、上空に強力な低気圧が発生しています!」
ショーン「しかし、これは異常気象などではありませんぞ。 まるで、夜になったかのような……!」
レフィーナ「サテライト・リンクは……!?  それでハガネの位置を探れませんか?」
ユン「全て接続不可、遮断されています!」
レフィーナ「そんな……!」
ショーン「ESウェーブが南極方面から来たのであれば、 原因はルイーナ……」
(アラート)
ユン「高速飛行物体群、接近! 0時方向より真っ直ぐ!  識別、量産型ヒュッケバインMk-II! 数は9!」
レフィーナ「……!」
ショーン「連邦軍の追っ手ですな。 今、本艦は動けませんぞ」
レフィーナ「ユン、統合参謀本部との連絡は?」
ユン「それが……通信がつながりません」
レフィーナ「えっ……!」
ショーン「門前払いということですかな」
レフィーナ「………」
レフィーナ「……総員、そのまま待機。 こちらからの発砲は厳禁です。 テスラ・ドライブの応急修理を急がせて下さい」
ショーン「……わかりました」


第30話
常夜の世界

〔戦域:小島〕

(中央にヒリュウ改が滞空している)
ショーン「艦長、まもなく友軍機が有視界内に入ります」
レフィーナ「……わかりました。向こうの出方を見ます」
カチーナ「あの空は、いったい何なんだ?  雲に覆われてるようには見えねえぜ」
タスク「皆既日食が起きるなんて話は 聞いてねえし……」
ラッセル「そ、それに、ハガネはどこへ……?」
ブリット「自分達は 友軍と戦うことになるんでしょうか……!?」
カチーナ「売られた喧嘩は買うのが信条だが、 今回ばかりはな……」
(東側に量産型ヒュッケバインMk-IIが9機出現)
連邦軍兵「ヒリュウ改、タリホー。 相手の出方次第では、攻撃を行う。いいな?」
連邦軍兵「了解です、隊長」
ショーン「……ESMを探知しました。 向こうはその気ですな」
レフィーナ「では、テスラ・ドライブの修理が終わるまでの間、 私が彼らと話し、時間を稼ぎます」
連邦軍兵「……隊長は本気で鋼龍戦隊とやり合う気か。 あいつら、ホワイトスターインスペクターごと ぶっ潰したんだろう?」
連邦軍兵「それどころじゃない。 修羅の総大将も倒したらしいぜ」
連邦軍兵「本当か?」
連邦軍兵「噂レベルだがな。 あと、最新鋭機だけじゃなく、アインストや デモンの応用兵器も持ってるとさ」
連邦軍兵「そんな奴らと戦って、無事に済むのかよ……!」
連邦軍兵「……隊長、部下達が不安がっています。 空の異変のこともありますし、ここは……」
連邦軍兵「鋼龍戦隊はこちらに手を出さない。 これは、千載一遇のチャンスだと考えろ」
連邦軍兵「鳴り物入りのガイアセイバーズですら 連中を取り逃がしたのだ……この上ない手柄となる。 上手く行けば、皆で辺境からおさらばだ」
連邦軍兵「パブロ、お前も家族と会い易くなるぞ。 下の娘が学校に入ってから、顔を 直接見ていないんだろう?」
連邦軍兵「え、ええ……」
連邦軍兵「子供のためにも任務を果たせ。 まず連中に降伏勧告を出す。その後で……」
(ヒリュウ改にアラート)
ユン「1時方向、海中に高熱源体!  急速浮上してきます!」
レフィーナ「!」
(南東端にインペトゥスが出現)
連邦軍兵「な、何だ、あいつは!?」
???(イグニス)「ハハハハッ! 死ねよ、人間!」
(インペトゥスが量産型ヒュッケバインMk-IIの方を向き砲撃。 量産型ヒュッケバインMk-IIのうち南側の3機が爆発)
連邦軍兵「パ、パブロ! ラモン! ルーマン!!」
???(イグニス)「クククッ、脆い、脆いな!」
連邦軍兵「き、貴様! よくも俺の部下を!!」
???(イグニス)「そうだ! この俺に怒りと憎しみを抱け!  そして、負の感情、その波動を我らに!」
(インペトゥスの周りに爆煙)
???(イグニス)「ぬっ!」
連邦軍兵「ヒリュウからの砲撃か!?」
レフィーナ「ルイーナは私達が引き受けます!  あなた達はすぐに離脱を!」
連邦軍兵「す、すまない!」
(量産型ヒュッケバインMk-IIが全機撤退)
???(イグニス)「ふん、邪魔が入ったか。 ならば、こちらも手勢を出そう」
(ルイーナ機が出現)
レフィーナ「各機、直ちに出撃を!」
(出撃準備)
???(イグニス)「クククッ、出て来たな」
リム(リアナ)「アニキ……!」
ジョッシュ「ああ、また声が聞こえる。 シュンパティアの調子もおかしい。 どうやら、メリオルエッセがいるようだな……!」
???(イグニス)「ノイズが走る……何だ、これは?」
ジョッシュ「あいつか……!?」
(インペトゥスに通信)
???(グラキエース)「……何をしている?  北の果てへ向かえと言われているはずだ」
???(イグニス)「面白い連中と接触した。 そう伝えろ、ラキ」
ジョッシュ(ラキ……? 北の果て?)
リム(リアナ)(北の果て……?)
???(グラキエース)「……わかった」
ジョッシュ(何だ? 誰と話していた?)
ヒューゴ「ジョッシュ、また声が聞こえるのか?」
ジョッシュ「ええ。 おそらく、あの機体に4人目のメリオルエッセが……」
(インペトゥスから通信)
ユン「ルイーナ機より入電!」
???(イグニス)「……そうか、アクイラを退けた連中とは貴様らか」
フィオナ「な、何なの、あいつ!?」
アイビス「あの皮膚の色、耳……地球人じゃないの!?」
ツグミ「でも、和服っぽいのを着てるみたいだけど……」
キョウスケ「……奴が4人目か」
カチーナ「ふざけた眉毛しやがって!  てめえの名は何だ!?」
イグニス「俺はイグニス……炎のメリオルエッセ。 恐怖と憎悪と共に、その名を記憶に刻め!」
カチーナ「ヘッ! 大口を叩くんじゃねえぜ、ゲジ眉野郎!」
イグニス「ハハハッ! いいぞ、そうだ、それでいい!  もっと怒れ! それが俺達の力となるのだからな!」
カチーナ「何だ、てめえ! イカれてんのか!?」
イグニス「この常夜の世界を破滅の炎で照らしてやるよ!  ハハハハハッ!!」
ゼンガー「常夜の世界……?  ならば、この現象を引き起こしたのは お前達か?」
イグニス「そうだ!  陽の光がなくなれば、人間共は恐怖し、 絶望するだろう!」
イグニス「そして、俺達ルイーナによって、 この世界に破滅がもたらされるのだ!」
エクセレン「とりあえずの目的がわかり易いってトコは、 こないだのマッチョマンと同じねぇ」
ラウル「陽の光がなくなるって…… ここだけそうしても、意味はないぞ!」
イグニス「ハハハッ! 貴様ら、まだ知らねえのか!  この星は全て闇に閉ざされてるんだよ!」
ラウル「何!?」
ユウキ「そのような非常識な話、信じられるか」
イグニス「なら、空を見ろ! 星が見えねえだろうが!  それが何よりの証拠だぜ!」
アイビス「……!!」
ジョッシュ「地球を闇で閉ざしただと……!?  ルイーナが!?」
リム(リアナ)「ほ、本当なの!?」
イグニス「別に信じなくてもいいぜ!  ここで死ねば、関係のねえ話だからな!  ハハハッ!」
カチーナ「てめえ、 冗談はその顔だけにしやがれってんだ!」
ユン「ドラゴン2より各機へ。 本艦はテスラ・ドライブ修理中のため、移動できず。 本艦へ接近する敵機を優先的に排除せよ」
カチーナ「野郎共、聞いての通りだ!  ヒリュウに敵を近づけさせるんじゃねえぞ!」
タスク「合点承知!」
(作戦目的表示)

〈3PP or 敵を10機以上撃墜 or インペトゥスのHP90%以下〉

ショーン「艦長、現戦域へ高速で接近してくる物体が」
レフィーナ「ルイーナですか?」
ショーン「識別は不明、サイズは極小のようでして。 ミサイルか、あるいは……」
(北側にファイター・ロアが出現)
コウタ「間違いねえ、ヒリュウ改だ!」
ロア「では、元の世界へ戻って来られたようだな」
コウタ「ああ!」
リム(クリス)(リアナ、あれ見て、あれ!  エアボードみたいな物に人が乗ってる!)
リム(リアナ)「誰なの……!?」
ミズホ「あれ……もしかして!」
ラウル「コウタ! コウタなのか!?」
コウタ「よう、ラウル! お前もいたのかよ?」
ラウル「いたのかって…… お前こそ、今までいったいどこに!?」
レーツェル「そうだ。 あの時、君はアクセル・アルマーや アルフィミィと共に……」
コウタ「まあ、色々あってな。 ただ、俺も何でこんな所に出て来ちまったか わからねえんだが……」
ロア「コウタ、詳しい話は後にしろ」
コウタ「ああ、そうだな。 ともかく、揉め事なら助太刀するぜ!」
アクア「あ、あの子、あれで戦闘するつもりなの!?」
フィオナ「大丈夫ですよ。 彼はファイター・ロア……あの鎧なら、 機動兵器とも戦えます」
コウタ「ああ! コンパチカイザーがなくったって、 やってやらあ!」
イグニス「ハッ! 何だ、あの小僧は!」
コウタ「てめえこそ、その格好は何だ!?  時代劇か!?」
イグニス「フン、俺は炎のメリオルエッセ、イグニスだ」
コウタ「あ? メリ、メル、何だ!?」
ロア「メリオルエッセ、だな」
コウタ「面倒くせえ、略してメッセだ!」
イグニス「ハッ、威勢のいいことだな!  だが、俺の炎によって、お前は滅するんだよ!」
コウタ「てやんでえ!  炎の扱いなら、こちとら負ける気はねえ!」

〈vs イグニス〉

[ジョッシュ]

ジョッシュ「この感じ……アクイラの時と同じか!」
イグニス「貴様か、ノイズの原因は! 目障りだな!」
ジョッシュ「答えろ! “破滅の王”とは何なんだ!?」
イグニス「それを知る必要はない!  貴様は怯え、苦しみ、絶望して死ぬんだよ!」

[リム]

リム(リアナ)「シュンパティアにノイズが……!」
リム(クリス)(この感じ、気持ち悪いよぉ!)
イグニス「何だ、こいつ……? 混じっているのか?」
イグニス「ハハハッ! 面白いな!」

[キョウスケ]

キョウスケ「“破滅の王”とは何だ?」
イグニス「その疑念が、さらなる恐怖を呼ぶ!  まだ教えられん……いや、知る必要はない!」
キョウスケ「なら、お前達を倒し、 “破滅の王”を引きずり出す」
イグニス「ハハハッ!  その時、貴様はこの上ない恐怖と共に 死ぬだろうよ!」

[コウタ]

コウタ「あっちの世界でも散々変な連中と戦ってきたが…… こっちはこっちで眉毛侍かよ!」
イグニス「ハハハッ! その顔、恐怖で歪めるがいい!!」

[HP20000以下 or インペトゥス以外の敵機全滅]

イグニス「ハッ、ハハハッ! やるな!  貴様らの怒りと憎悪、もうしばし 味わいたいところだが……」
イグニス「行かねばならぬ所があるのでな。 また会おう、人間共!」
(残っている敵機が撤退)
コウタ「あっ! てめえ、待ちやがれ!」
ロア「追うな、コウタ。 今の我々には情報が必要だ。 ヒリュウ改に行こう」
コウタ「あ、ああ……そうだな。 空は真っ暗になっちまってるし、 新顔の敵はいるし……」
ロア「先程から感じていたことだが…… どうやら、地球規模の異変が起きているようだ」
ロア「我々がこんな所へ出て来たのも、 それに関係があるのかも知れん」
コウタ「………」
レフィーナ「ユン、各機を帰艦させて下さい」
ユン「了解です」
レフィーナ「副長、テスラ・ドライブの応急修理は?」
ショーン「先程、終了したと報告がありました」
レフィーナ「では、各機帰艦後、潜行。 現戦域より離脱します」
(味方機が撤退。ヒリュウ改が着水し、ゆっくり南端へ移動してから撤退。 東側に量産型ヒュッケバインMk-IIが3機出現)
連邦軍兵「ヒリュウ改、潜行しました。 隊長、針路方向を報告しますか?」
連邦軍兵「……いや、いい。 目標を見失ったと伝えておけ」
連邦軍兵「よろしいのですか?」
連邦軍兵「あの時、鋼龍戦隊は俺達を放っておいて 逃げることも出来た……」
連邦軍兵「だが、連中はそうせず、俺達を逃がしてくれた。 その借りは返さんとな」
連邦軍兵「自分も……同意見であります」
連邦軍兵(本当に連中は反乱を起こし、 大統領を殺害したのか……?)
連邦軍兵(俺にはそう思えん……)

[ヒリュウ改 ブリーフィング・ルーム]

コウタ「……ラ・ギアス?  いや、俺達が行ってた世界は そんな名前じゃねえな」
キョウスケ「なら、また別の世界ということか……」
エクセレン「ねえ、アルフィミィちゃんやアクセルは?  一緒だったんでしょう?」
コウタ「ああ、こっち側へ戻って来る時もそうだったが…… あの二人は別の所へ出ちまったみてえだな」
エクセレン「じゃあ、この世界へ帰って来たのは確実なのね」
コウタ「そうだと思うぜ。 ……それよか、俺がいなくなってた間に 何が起きてたんだ?」
タスク「こっちも色々あったんだよ。 妖機人にゲスト、ルイーナが現れて……」
ブリット「そして……グライエン・グラスマン大統領が 亡くなられ、俺達に嫌疑が掛けられている」
コウタ「な、何だってぇ!? どうして、そんな!」
ブリット「おそらく、ガイアセイバーズの罠にはめられたんだ。 しかし、俺達がその片棒を担いでしまったのは、 事実だ……」
ラウル「それで、連邦軍からも 追われる身になってしまったんだ……」
コウタ「何てこった……」
(扉が開閉する)
ショーン「……主立ったメンバーは揃っておりますな。 では、着席を」
レフィーナ「現在の状況を説明します。 結論から言えば、イグニスの言葉は 正しかったようです」
ジョッシュ「!」
カーラ「じゃ、じゃあ、地球は……!」
レフィーナ「正体不明の障壁…… 私達は次元断層と仮定していますが、 それによって覆われてしまったようです」
レフィーナ「太陽や月、星が観測できず……サテライト・リンクも 断絶、各宇宙ステーションや月、コロニーとの通信も ままならないのは、それが原因だと推測されます」
ジョッシュ「なら、ルイーナが本当に太陽の光だけでなく、 地球と宇宙の間を遮ったと言うんですか?」
クリフォード「南極を不可視の障壁で覆ったぐらいだ…… 不可能な話ではあるまい」
ブリット「宇宙から見たら、地球はどうなっているんです?」
クリフォード「これは仮定に過ぎないが、目に見えない状態…… つまり、消えていると思われる」
アイビス「き、消えてるって……」
ツグミ「地球と宇宙の間が次元断層で遮断されたのなら、 私達は宇宙へ行くことが……出来ない……?」
クリフォード「実際に試してみなければ、確証は得られないが…… 断層にぶつかって粉々になるか、別の次元へ 飛ばされることになるだろうな」
クスハ「じゃ、じゃあ、ハガネは……!?」
クリフォード「南極から拡散したESウェーブは、 ハガネとヒリュウ改の間を通過した」
クリフォード「それに弾き飛ばされ、地球の外へ放り出されたか、 あるいは……」
クスハ「そ、そんな……」
ジョッシュ「次元断層ってのはいったい何なんだ、 クリフ……!?」
クリフォード「現状の地磁気シールドの形が判明すれば、 もう少し詳しいことがわかるだろうが…… 現時点では何とも言えん」
コウタ「なら、このまま地球が次元断層に覆われ続けたら、 どうなっちまうんだよ……!?」
クリフォード「遠からず大気の循環に影響が出る。 その次は海流だ。海洋が熱を蓄えているとは言え、 陸と海の寒暖差で海岸部では激しい嵐が起きる」
クリフォード「大雑把に言えば、地球へ入ってくるエネルギーは 可視光線、出て行くエネルギーは遠赤外線……」
クリフォード「その出入りが釣り合っているため、地球の気温は おおよそ保たれているのだが、そのバランスが 崩れれば……」
クリフォード「スノーボールアース…… すなわち、全地球凍結もあり得る」
カーラ「ええっ!?」
クリフォード「もっとも、今日明日の話ではないがね。 だが、それよりもっと早く問題となるのは、 パワーラインだ」
ラージ「そうですね…… 常夜となり、気温が下がれば、世界的規模で 一斉に照明や暖房が使用されるでしょう
ラージ「そうなれば、電力の需要過多で パワーラインがパンクしかねませんよ」
レーツェル「さらに……人間への心理的効果か。 陽の光を失えば、人心は乱れる。 そして、それは絶望へと変わる……」
クリフォード「不幸中の幸いは、 ゲストの襲撃を受けずに済むことだな」
ヒューゴ「その代わりにルイーナが出て来たんだ、 何の慰めにもならない」
ゼンガー「ともかく、早急に次元断層を破らねば、 ルイーナの思う壺になるな」
ジョッシュ「くっ、親父のせいで……こんな……!」
アクア「ジョッシュ……」
キョウスケ「起きてしまったことを悔やんでも仕方がない。 重要なのは、それをどうやって収拾するかだ」
ジョッシュ「………」
キョウスケ「次元断層の発生がルイーナの仕業なら、 その謎を解く鍵もまた、奴らにあるんじゃないのか」
レーツェル「キョウスケの言う通りだ。メリオルエッセとの会話で 何か手掛かりになるものはなかったか?」
リム(クリス)「あ……! お兄ちゃん、さっき……」
ジョッシュ「ああ。 確か、ラキ……北の果てと言っていたな」
キョウスケ「北の果て? 北極のことか?」
ジョッシュ「そこまでは……わかりません」
レーツェル「……レフィーナ大佐、態勢を立て直すためにも コモディン島へ急ぎましょう」
レーツェル「そこでギリアムと落ち合う予定です。 彼から情報が得られるでしょう」
レフィーナ「わかりました」
リム(クリス)(そ、それだと、お父さん達が……)
リム(リアナ)(父さん達のことは気になるけど、 次元断層を何とかしなきゃ、南極に戻ることだって 出来ないよ……)
リム(クリス)(う、うん……)
ジョッシュ(この事態…… どうやって収拾しろと言うんだ、親父……!)


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