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召喚 ヒリュウ改に立ち寄らない ~ 第2話 ~

〈ガーリオンのHP4500以下〉

オレグ「くっ、これ以上は! 後退する!」
(ガーリオンが撤退)

〈敵機全滅〉

マサキ「終わったか……!」
クロ「ニャ? マサキ、あそこを見て!」
マサキ「何だ……? 人がいるぞ」
シロ「さっきのゲートを通って来た 地上人じゃニャいか?」
マサキ「だとしたら、放っておくわけにはいかねえか」
(サイバスターが高速で北西端へ移動する)
マサキ「おい、しっかりしろ! 大丈夫か?」
ミオ「……ぐ~……」
マサキ「……何だ、こいつ?  気持ち良さそうに眠ってやがる」
トールス「マサキ殿、ひとまず我らの基地でご休息を」
マサキ「ああ、そうさせてもらうか」

《神聖ラングラン王国 ルザック州》

[ルザック州 州軍基地(個室)]

ミオ「う~ん……もう朝なのぉ?」
マサキ「お、気がついたな。 いや、目が覚めたって方が正しいか」
ミオ「……え? きゃあーっ!! な、何よ、何よっ!  あなた、誰っ!? 何であたしの部屋にっ!?」
マサキ「わっ!? こ、こら、落ち着けっ!  よく見ろ、ここがお前の部屋かよ!  いててっ! 引っ掻くな!」
エクセレン「うわ~、クロちゃんシロちゃんも 真っ青なキャットクローねぇ」
ミオ「あ、あなた達、誰!? あたしをこんなとこに 連れて来て、どうするつもり!?」
ミオ「言っとくけど、あたしん家は貧乏だからねっ!  誘拐してもお金なんてないわよっ!」
マサキ「あのなぁ…… お前、もしかして何も覚えてねえのか?」
ミオ「きゃあーっ! 誘拐犯! 近寄らないでっ!!」
マサキ「やかましいっ!  黙って俺の話を聞けっ! わかったなっ!!」
ミオ「……!」
マサキ「いいか、俺は誘拐犯じゃない。 ここはラ・ギアス……簡単に言えば、 地球内部の空洞に存在する世界だ」
マサキ「そして、お前は何故かここに召喚された」
ミオ「………」
マサキ「俺達は倒れて……いや、眠ってただけか。 まあ、そのお前を見つけて、こうやって 保護したわけだ。わかったか?」
ミオ「……それで?」
マサキ「それでって……」
ミオ「あなた、いったい何が目的なの?  ……そうか、わかったわ! あたしのビボーに 目がくらんで誘拐したんでしょ!」
ミオ「それで、結婚する気なんでしょ!  あなた、結構いい男だけど、強引なのは嫌いなの!  押し切られてゴールインなんて嫌だからね!」
エクセレン「いやいや、マーサにそんな甲斐性ないってば」
マサキ「だいたい、てめえみたいな小学生のガキに……」
ミオ「しょ、小学生ですってぇっ!?  あたしはもう15よ!」
マサキ「へっ!? 嘘だろ?」
トールス「……マサキ殿、後は私が説明します」
マサキ「……すまん、頼む。 こういうタイプは苦手なんだ…… リューネを思い出しちまう」
エクセレン「それ、あの子が聞いたら、大変なことになるわよん」
ゴルド「と言いますと?」
エクセレン「まあ、鉄拳の一つや二つ、唸っちゃうかもね」
ゴルド「災難ですなあ、マサキ殿」
マサキ「……るせえな。 ともかく、俺達は情報を整理しようぜ……」


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