(南東側にゼルヴォイドが出現する)
マサキ「!? 何だ!?」
????(エラン)「ふっふっふ……
やっと見つけたよ、マサキ・アンドー!」
マサキ「何っ!?
黒い……サイバスターだと!?」
????(エラン)「ああ、これかい? まあ、確かに
一見似ているかもしれないけど、
一緒にして欲しくないね」
エラン「これは、ゼルヴォイドって言うんだよ。
そして、僕はエラン・ゼノサキス」
マサキ「ゼノサキス……!?」
エラン「そう、ゼノサキス一族。
剣神ランドールの真の末裔さ。
そして、このゼルヴォイドこそが、
正真正銘、本物の魔装機神なんだよ!!」
マサキ「な……
バカか、お前は!!
ニセモンが何を騙ってやがる!!」
エラン「ふうん、ニセモン、ねぇ。
そこの姉さんは、そう思ってない
みたいだけどな」
ウェンディ「…………」
マサキ「ウェンディ!?
何か……知ってるのか?」
ウェンディ「そんな……まさか。
そんな事……あり得ない……はずよ」
マサキ「どうした? ウェンディ!」
ウェンディ「あ……ご、ごめんなさい、
マサキ……私、ちょっと気分が……」
エラン「ハハハハ!
気持ちはわかるよ。
何しろ自分が造ったサイバスターが、
人様のものをパクったんだって図星を
突かれちゃ、気分も悪くなるよな」
マサキ「てめぇ!」
エラン「言葉で言っても信じられないんなら、
証拠を見せてあげるよ。
この僕の、本当の力をね!」
マサキ「こ……これは……
まさか……
ポゼッション!?」
エラン「見ればわかるだろ?
君も、たった一度とはいえ
体験しているんだから」
ウェンディ「そんな……ポゼッションをいとも
簡単に……」
エラン「だから言っただろ?
君達は偽物なんだよ。
まがい物、コピー、出来損ない」
マサキ「てめぇ……いい加減に……」
ウェンディ「ダメ! マサキ!
相手はポゼッションを発動してるのよ!
普通に戦って勝てる相手じゃない!」
エラン「ふーん、少しはわかってるじゃないか。
それじゃあ、ハンデをあげようか。
僕は自分からは攻撃しない。
ただし、攻撃されたらもちろん反撃する。
20分だけ時間をあげるよ。
その間に僕のゼルヴォイドに
充分なダメージを与えられたら、
大人しく引き下がってやる」
マサキ「調子に乗りやがって……
吠え面かかせてやる!!」
デミン「ほほう、面白い事になってやすね。
こりゃ、あの黒い方のサイバスターには
手を出さねぇ方がいいみたいですな」
(東端にフリングホルニが出現する)
セニア「ウソッ!?
ホントにサイバスターそっくり……」
テュッティ「しかもポゼッションを
発動してるなんて……」
マサキ「厄介な相手だ!
無理はするなよ!」
ミオ「了解!」
(出撃準備)
ディーゴ「何だ? あんた、ラングランの
姫さんじゃねぇかよ」
セニア「だったら何よ?」
ディーゴ「ちょうどいいや。
前からあんたが気に食わなくてね!」
セニア「……あたしも今、あんたの事
嫌いになったわ!」
セニア「とにもかくにも、データ収集!
こんな珍しい機体、ほっとけないわ!」
エラン「やれやれ……
そんな貧弱な機体でどうしようって
言うんだい?」
エラン「ん? 君は……
ほう、なるほどねぇ」
プレシア「え? な、何よ?」
エラン「いやいや、なかなか面白い事に
なってるみたいだ」