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進水式

〈オンガレッド機撃墜〉

オンガレッド「むっ……やるな。 油断したとは思いたくないが…… ドレップ、後は頼む」
ドレップ「了解」
(オンガレッド機が爆発する)

〈ドレップ機撃墜〉

ドレップ「失敗か。撤退」
(ドレップ機が撤退し、敵機が残っていると撤退する。経験値入手)

<No.006:進水式

ブラッドロイ「まったく、とんだ進水式になったものだ」
シャリアン「皆さん、ありがとうございます」
マサキ「礼なんて要らねぇよ。 俺達は自分の家を護っただけなんだからよ」
シャリアン「え? 家?」
ミオ「だって、あたし達、これからここに 住むんでしょ?」
シャリアン「ああ、そういう事ですか。 家……そうですね、この艦は 私達の家……」
ブラッドロイ「ちぇっ、俺の艦なのに……
 あいてっ!!」
ミオ「えーと……さっきから気になって たんだけど、シャリアンさん、 何でいっつも艦長をつねるの?」
シャリアン「えっ? あ、その、これは…… 見てたんですか?」
ミオ「当然」
マサキ「そうなのか?  俺は全然気付かなかったけど……」
ミオ「唐変木は置いといて。 艦長と副長って夫婦?」
シャリアン「はあっ!? 私が? このおっさんと?」
ブラッドロイ「おっさんはひどいだろう、 実の父に向かって」
ミオ「あー、親子だったんだ」
シャリアン「……恥ずかしながら」
ブラッドロイ「俺は誇りに思ってるんだがなぁ」
マサキ「親子で艦長と副長って…… そういうもんなのか」
セニア「たまにあるわよ。戦士階級は 世襲が一番多いし」
ミオ「ところでシャリアンさんっていくつ?」
シャリアン「私? 22歳だ」
ミオ「うわっ! そんな若いんだ。 ウェンディさんと同い歳ぐらいだと 思ってた」
シャリアン「ウェンディさんって…… あの練金学士の?
 ちょっと待って、私が30代に 見えるってのか!?」
ウェンディ「あのう……私、30までには まだ少し猶予があるんですけど……」
シャリアン「えっ!? ひゃっ!?  う、ウェンディさん!?
 い、いいえ、今のはその、 計算ミスというか、つい口から 出ちゃったというか……」
マサキ「ウェンディ、そんなの気にすんなよ。 大体ウェンディは、年相応に見えねぇん だから」
リューネ「うんうん。若いよね。 見た目とか、色々」
ウェンディ「そ、そうかしら?  ありがとう」
シャリアン「あー、では少し艦内を案内しよう。 付いてきてくれ」

[フリングホルニ ブリッジ]

シャリアン「ここがフリングホルニのブリッジだ」
セニア「かなり自動化されてるみたいね」
シャリアン「最悪の場合、一人でもある程度は 操作可能だ。普段は6人ほどが 詰める形になる」

[フリングホルニ ブリーフィングルーム]

シャリアン「ここはブリーフィングルーム。 同じ施設は後2箇所あるが、 普段はここを使う」
ミオ「広いねー。50人は入れそう」
シャリアン「立ち見も入れれば、全クルーの 集合も可能だ」
ベッキー「クルーは何人いるんだい?」
シャリアン「今のところ、家族も含めて60名ほどだ」
ベッキー「家族?」
シャリアン「アンティラス隊は一つの国家と同じだ。 ならば、家族で乗艦するのは自然だろう」
ベッキー「ふうん、なるほどね」

[フリングホルニ 休憩室]

シャリアン「ここは休憩所。休憩室だ。 同様の施設は艦内に後三つある」
ミオ「へぇ、ゆったりできそう。 区画スペースもあるんだ。 マンガ喫茶みたい」
シャリアン「戦士にとって休息は重要だからな」
マサキ「おおっ、この椅子、ふかふかだぜ」
リューネ「あれって、ホロテレビだよね?  デカいなぁ」
ベッキー「おや、保存庫には酒も入ってるじゃ ないか。しかもバーボンまであるよ。 嬉しいねぇ」
シャリアン「気に入ってもらえた様で何よりだ」
ミオ「個室もあるんでしょ?」
シャリアン「もちろんだ。全員分を紹介している 時間はないが、2000名分の 個室は用意してある」
ベッキー「2000って……クルーは60人 なんだろ?」
シャリアン「避難民の収容など、非常事態に 備えての数だ。他にどこか見ておきたい 設備はあるか?」
セニア「あ、だったら電算室。 デュカキスは運び込んでるんでしょ?」
シャリアンデュカキス? ああ、あの コンピュータの名前ですか。 確かセニア様お手製の」
セニア「そ。接続とか、自分で確認したいし、 ちょっと調べる事もあるから」
シャリアン「では、案内しましょう。 こちらです」

[フリングホルニ 電算室]

シャリアン「ここが電算室になります」
セニア「あったー! デュカキス、 元気してた!?」
シャリアン「……ウェンディさん、セニア様は コンピュータと会話できるんですか?」
ウェンディ「ふふ、単なる愛情表現よ」
シャリアン「……変わり者だとは聞いていましたが、 ホントだったんですね」
セニア「ウェンディ! ちょっと来て。 さっきの魔装機のデータ、 チェックしたいの」
ウェンディ「あ、はい」
セニア「これなんだけどさ…… ほら、やっぱりエリアル王国じゃない?」
ウェンディ「ええ、間違いありませんね」
マサキ「何だ? さっきのテロリストが 使ってた魔装機か?」
セニア「うん、そう。 設計思想といい、仕上げの良さといい、 エリアル王国製に間違いないわ」
マサキエリアル王国……どこにあったっけ?」
ウェンディシュテドニアスバゴニアに挟まれた 島国よ」
マサキ「あー、うっすら記憶にある様な」
セニアシュテドニアスが使ってた ジンオウやダイオンは覚えてるでしょ?
 あれってエリアル王国が開発したもので、 シュテドニアスライセンス生産してたの」
マサキ「へぇ……あの2体は結構強かったぞ」
ウェンディエリアル王国は、武器の輸出で 財貨を稼いでいるの」
マサキ「……何だそりゃ。 死の商人かよ」
セニア「まあ、平たく言えばね。 でも、作ってる製品はなかなかの 優れものなのよ」
ウェンディ「機能美に満ちてますからね。 私も参考にする事があります」
セニア「部品の精度も高いしねー。 職人芸の極みって感じで」
ウェンディ「匠の国って異名は伊達じゃ ありませんねぇ」
マサキ「……変な話題で盛り上がるな、二人共」


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