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恐怖!日本制圧作戦!!-後編- スーパー系 ~ 第42話 ~

《ビッグファルコン・JAPANESE AREA》

[ビッグファルコン]

三輪「それで貴様らはおめおめと 後退してきたと言うのか!?」
大文字「………」
シナプス「………」
ブライト「しかし、三輪長官…」
三輪「言い訳は無用! 前々から 苦言を呈してきたが、今回は心底 あきれさせてもらったぞ!」
三輪「普段は大口を叩いておきながら 最近の貴様達は敗戦の連続ではないか!」
一矢「三輪長官…!」
三輪「フィフス・ルナ落下阻止失敗に続き、 この極東支部の盾となる科学要塞研究所を あっさりと明け渡すとは…」
三輪「地球圏最強の特殊部隊が 聞いてあきれるわ!  この役立たず共めが!」
甲児「………」
竜馬「………」
「へ…俺達が役立たずなら、 あんたは能無しだぜ…!」
三輪「何だと…貴様…!」
一矢「三輪長官! 撤退は あくまで弓教授と早乙女博士の 安全を優先したためです!」
甲児「二人は俺達の手で取り返す…。 あんたの力を借りる気はない…!」
三輪「フン…失敗続きの貴様達に 出来るものならな…!」
健一「…それが極東支部を 預かる人間の言う言葉なのか…!」
ブライト「三輪長官…先ほどからの言動、 指揮官のものとは思えません…」
三輪「黙れ、ブライト中佐!  戦いは結果が全てだ! いくら理想を 掲げようと敗れては全てが無意味だ!」
一矢「しかし…!」
京四郎「そこまでだ、一矢…。 今回は三輪の言うことにも一理ある」
万丈「残念なことだけどね…。 確かにこのまま敗北を続けては 取り返しがつかなくなる…」
三輪「フン…!  やっとワシの言葉を理解したか」
三輪「これからワシは対ミケーネの 作戦会議に入る。その間、貴様達は ビッグファルコンを防衛しろ」
竜馬「もし、また地獄大元帥が 博士達を盾にとったら…?」
三輪「その時は決断を下せ。 これは命令だ…!」
甲児「てめえ!  先生や早乙女博士を見捨てろって 言うのかよ!?」
三輪「…確かに二人の博士は 日本が誇る偉大な科学者だ…」
三輪「だが、この状況では 仕方のないことなのだ!」
三輪「戦いには非情な決断も必要だ!  貴様達もいい加減にそれを理解しろ!」
(足音・三輪が立ち去る)
ミチル「お父様…」
さやか「………」
美和「ミチルさん、さやかさん…、 今は悲しむことよりも、お二人の 救出策を考えましょう」
「鉄也…あのマジンカイザーと 真・ゲッターってのは、そんなにも 強力なロボットなのか?」
鉄也「ああ…。 単体でのポテンシャルはグレートや ドラゴンを凌駕する」
隼人「部分的に制御不能な技術を 使っているからな。リミッターが外れて 暴走状態となれば手がつけられん…」
「…いつも強気なあんた達が そこまで深刻になるとはな…。 余程の相手ってのは理解出来たぜ…」
万丈「相手が自動操縦とはいえ 中に乗っている人間を救出するのは かなり困難な作戦になるだろう」
サコン「あの2体に 何か弱点はないのか?」
ジュン「そうよ!  首の部分を狙えばカイザーは一瞬、 機能を停止するはずでは…!」
豹馬「そう言えば、未来世界では その方法でゴーゴンからカイザーを 奪い返したな…」
剣造「いや、その欠陥部分は 弓教授が改修を加えている…」
剣造「既にカイザーにも真・ゲッターにも 弱点らしい弱点は見当たらない」
「くそ…! それじゃあ どうする事も出来ないのかよ…!」
剣造「…そして、あの地獄大元帥は さらに卑劣な手を用意してくる 可能性も考えられる…」
弁慶「さらに卑怯な手…?」
剣造「遠隔操作による コックピットの爆破だ」
さやか「そんな…」
ミチル「それでは… 外部から救出しようとすれば…」
剣造「下手な動きを見せれば 爆破をちらつかせるだろう…」
ミチル「ああ…お父様…」
武蔵「ミチルさん… おいら、何て言ったらいいか わからねえけど…」
武蔵「早乙女博士はおいら達にとっても もう一人の父親みたいな人です。 だから、絶対に助け出してみせます!」
甲児「さやかさん… 俺も必ず先生を助け出して見せる…!  だから、あきらめないでくれ」
さやか「ありがとう、甲児君…」
万丈「…まずは正面から戦い 相手の動きを止めなきゃならないね」
鉄也「だが、それで あの2体が停止しなかったらどうする?」
竜馬「………」
甲児「………」
(サイレン)
ミドリ「ビッグファルコンに敵襲!  ミケーネ帝国です!」
大文字「来たか…」
ブライト「αナンバーズ、出撃準備!  接近する敵を迎撃するぞ!」
甲児「ブライトさん、 もし、カイザーと真・ゲッターが 敵の中にいたら…」
ブライト「その時はその時だ。 だが、最後まであきらめるなよ」
万丈「そうだ。 ギリギリまで希望を捨てちゃダメだ」
甲児「あ…ああ…!」
鉄也「…行くぞ、甲児君。 俺達の手で弓教授を救い、カイザーを 取り戻すんだ」
竜馬「そうだ…!  早乙女博士をむざむざ殺させて なるものか!」


第42話
恐怖!日本制圧作戦!!
-後編-

〔戦域:ビッグファルコン周辺〕

(母艦出撃選択、出撃準備、敵機が出現)
ヒイロ「マジンカイザーと真・ゲッターは いないようだ」
デュオ「とりあえず問題は先送りだな…」
バーダラー「αナンバーズ!  我が名は怪鳥将軍バーダラー、 暗黒大将軍の仇を討たせてもらうぞ!」
甲児「正面からの戦いなら負けるかよ!  返り討ちにしてやるぜ!」
アムロ「各機、攻撃開始だ!  敵をビッグファルコンに近づけるな!」
(作戦目的表示)

〈3PP or 敵機5小隊以下〉

(島の南東にマジンカイザー、真・ゲッター1、無敵要塞デモニカが出現)
甲児「地獄大元帥!」
地獄大元帥「フフフ…バーダラーの 攻撃で戦力を消耗させているな、 αナンバーズよ…」
竜馬「地獄大元帥…!  やはり早乙女博士達を人質にして 戦うつもりか!」
地獄大元帥「その通りだ。 だが、この程度の事は我が復讐の 初手に過ぎん」
甲児「ならば、先にお前を倒して カイザーを操るコントロール装置を 破壊してやる!」
地獄大元帥「フン…そのような 安直な方法にしてやられるほど、 ワシは甘くはないわ」
(無敵要塞デモニカが撤退)
竜馬「何…撤退だと!?」
地獄大元帥「フフフ… わざわざ危険を冒すつもりはない。 ワシは高みの見物をさせてもらう」
豹馬「ちきしょう!  ホントに汚ねえ野郎だぜ!」
ボス「この野郎!  戻ってきて俺達と戦え!」
地獄大元帥「フハハハハハ!  貴様達の怒りと無念の言葉は ワシにとっては最上の音楽よ!」
地獄大元帥「少しでもマジンカイザーと 真・ゲッターにおかしな動きを してみるがいい」
地獄大元帥「その時は 弓と早乙女もろとも2体を 自爆させるぞ」
弁慶「や…やっぱり、 自爆装置がセットされていたのか!」
隼人「ち…兜博士の嫌な予感が 当たっちまったようだぜ…!」
地獄大元帥「さあ殺し合え!  ワシの受けた痛みと屈辱の何分の一でも 味わうがよい!」
弓教授「さやか、甲児君…!」
早乙女「ゲッターチーム…!」
甲児「くっ、どうすりゃいいんだ!?」
万丈「とにかく2体の動きを 止めるしかない…!」
竜馬「出来るのか…!?  あの2体の魔神を相手に…!」
(作戦目的表示)

先に停止させたのは
マジンカイザー 真・ゲッター1


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