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金色の破壊神 ~ 第21話 ~

〈EI-20撃墜〉

(ガオガイガーがハンマーでEI-20を叩き、緑の光の柱が上がり、光の粒子が散る)
一矢「やったか!?」
火麻「見たか!  ゴルディオンハンマーの威力!!」
(EI-20に爆煙、他の敵機も含めて全ての敵機が爆発)
トビア「す、すごい…!」
ペンチノン「ウイィィィィ!  忌々しい奴らめぇぇぇ!」
ピッツァ「ガオガイガー… その名、覚えておこう…」
「あ、後は………うぐっ!!」
「! 凱!!」
牛山「は、博士!  凱のGストーンの機能が低下しています!」
麗雄「いかん! 限界か!?」
牛山「こ、このままでは凱の生命維持装置が 停止してしまいます!」
「!!」
「凱! 死なないでぇぇっ!!」
「ダメぇぇぇぇっ!」
(南端に緑の玉が出現し、ガオガイガーの南側に隣接)
ナンガ「! あの子供は…!?」
「………!」
「待っていてね…。 今、楽にしてあげるから………」
(Gストーンの共鳴、凱に『信頼』)
「あ…!」
「あれは…ゾンダーは僕に任せて…」
【プチデモ『浄解』】
牛山「浄解、確認されました」
麗雄「やはり…。 来てくれると思っておったよ…」
「…………」
「今日は…どこかへ行かないのかい…?」
「うん…。 僕、おじさん達のお手伝いを しなくちゃならない気がするから…」
「…………」
「それに…この力は世界中の人達を 助けるために、神様がくれたもの なんじゃないかって思うんだ」
(この子…俺と同じことを…)
「…………」
「ありがとう。君の名前は?」
「天海護…」
「俺は獅子王凱。それから…」
「おじさんはよしてくれ。 こう見えても、まだ二十歳なんだぜ?」
「うん…」

《Gアイランドシティ・JAPANESE AREA》

[メインオーダールーム]

大河「弓教授、早乙女博士…よくぞご無事で」
弓教授「大河長官、GGG機動部隊の 迅速な対処に感謝します」
早乙女「一時はどうなることかと 思いましたが、おかげで助かりました」
大河「いえ、 今回の勝利はαナンバーズとの 共同作戦の結果です」
麗雄「ところで…お二人はイゾルデ内で 4人の機械人間に会われましたか?」
早乙女「ええ。おかげで彼らの目的も おおよその見当がつきました」
大河「! それは本当ですか!?」
弓教授「はい。あの4人…『ゾンダリアン』の 目的は、高出力エネルギーの供給源を 確保することだと思われます」
麗雄「エネルギーの供給源…。もしや、 ゾンダーメタルを精製するために?」
早乙女「ええ。 ゾンダリアンはイゾルデをゾンダーメタルの プラントにするつもりだったようですな」
弓教授「また、彼らは私が研究している 光子力エネルギーにも 興味を持っていたようです」
麗雄「なるほど…。 では、ゲッター線にも?」
早乙女「いえ…。 司馬宙君が助けに来てくれなければ、 私は今頃殺されていたかも知れません」
麗雄「何ですと…!?」
早乙女「どうやら、彼らは ゲッター線を敵視しておるようなのです」
サコン「…ゲッター線は生物を 進化させるエネルギー…彼らにとっては、 忌むべき存在なのかも知れませんね」
早乙女「うむ…ワシもそう思う。 もしかすると、ここ数年のゲッター線 増加現象と何か関係があるのかも知れん」
麗雄「…いずれにせよ、高出力のエネルギーを 発生させておる施設は、ゾンダーに 狙われやすいと言うことか…」
麗雄「となると、 それらに迅速な対応をするには…」
大河「うむ。 GGG機動部隊をαナンバーズへ 預けた方がいいだろう」
麗雄「そうじゃな」
(じゃあ…凱と離ればなれに……)
大河「では…本日現時刻をもって、 GGG機動部隊をαナンバーズに 編入させる」
大河「獅子王博士、GSライドの管理者として 凱達と共に行ってもらえるか?」
麗雄「うむ。命君も一緒にな」
「え!?」
麗雄「ガオガイガーの運用には オペレーターが必要じゃし… 何より、凱のためにもなる」
麗雄「命君も あいつの傍におる方がいいじゃろ?」
「は、はい!」
麗雄「では、決まりだな。それから、長官…」
大河「わかっている。承認は通信で、 さらに24時間対応でやるつもりだ。 いつでも要請してきてくれたまえ」
麗雄「いや、僕が言いたかったのは…」
大河「それもわかっている。 緑の髪の少年…天海護君のことだな?」
麗雄「うむ…。 彼は僕達に協力を約束してくれたが、 まだ小学生じゃしのう…」
大河「…彼の件は私に任せてくれ。 責任をもって同行を要請しよう……」

[ビッグオーダールーム]

トビア「こ、ここが ビッグオーダールームか…!」
カツ「話は聞いてたけど、ロボット用の 椅子まで用意してあるとはね…」
氷竜「私達はロボットと言えど感情を持ち、 その行動は人間にほぼ準拠しています」
トビア「なるほど、それで…」
炎竜「人間だって、暗い部屋に 押し込められたら気が滅入るだろう?」
十三「ってことはやな、 大空魔竜の中にもこういうスペースが 必要やっちゅうことか?」
小介「サコンさんの話じゃ、 ブレンパワード用の格納庫を 改造するそうですよ」
十三「なるほど。 あいつらもたまに勝手に動きよるからな… あそこやったら何とかなるやろ」
ゴルディマーグ「頼むぜ。 俺としては、この自慢のボディを 常にベストにしておきたいからな」
豹馬「やれやれ、 自分の肉体にうるさいのは 火麻参謀にそっくりだせ…」
ケン太「だったら、ブレンと一緒に マッサージしてあげるよ」
クマゾー「あげるも!」
ゴルディマーグ「そいつはありがてえ。 ひとつよろしく頼むぜ」
ケン太「うん、友達だからね!」
氷竜「!  私達を友達と言ってくれるのですか?」
ケン太「…駄目かい?」
炎竜「とんでもない、すごく嬉しいよ」
トビア「メカは友達か…。 氷竜や炎竜達と話してると、 それが実感できるなあ」
ケン太「うん。 身体がメカかそうじゃないかの違いだけで、 他は僕達と同じだもんね」
豹馬「ま、 くれぐれもブレンとケンカすんなよ」
十三「まったくや。 そのサイズで殴り合いとかやられたら、 シャレにならへんからなあ」
氷竜「彼らもまた、 我々と志を同じくする仲間…… そんなことをするつもりはありません」
ゴルディマーグ「心配すんな、豹馬。 仲良くやってやるからよ」
豹馬「やれやれ…早速呼び捨てかよ。 そういう所も参謀そっくりだねえ…」

[メインオーダールーム]

「天海護、9歳!  所属と番号は………ありません!」
(扉が開閉する)
大河「おう、護君」
「こんにちは、長官!」
大河「元気かつ礼儀正しくてよろしい。 火麻君などには見習って欲しいものだ」
火麻「悪かったな!」
「それで…僕に用って何ですか?」
大河「うむ…。君がαナンバーズに 参加する件だが…ご両親にそのことを 説明しなければならないと思ってね」
「でも…」
大河「君が考えてることはわかっている。 浄解の力を秘密にしておきたいのだろう?」
「はい……。 そのことをお父さんとお母さんが知ったら、 きっと心配すると思うんです…」
「今までは… 何とかごまかせてきたけれど……」
大河「では、護君。 今回は大人の私が嘘つきになろう」
「え…!?」
大河「子供の君が嘘を つき続けるのは感心しないからね……。 私に任せてくれたまえ」

[リビング]

「ただいま…」
天海勇「おかえり、護」
「お、お父さん…! もう帰ってたの?」
天海勇「今日は特別なお客さんが 来るから、早引けしてきたんだ」
天海勇「それより、どこに行ってたんだ?」
「…う…宇宙開発公団の図書館に 行ってたんだよ…」
天海勇「…………」
天海勇「護…ここ最近、様子が変だぞ。 この間の北海道旅行でも迷子になったし…」
天海勇「あの時…ママが どれぐらい心配したか、わかるかい?」
「う、うん……」
天海勇「何かわけがあるなら、 お父さんに話しなさい。力になるよ」
「…な、何でもないんだ。ホントに…」
天海勇「……そうか…。 じゃあ、今度から遊びに行く時は ちゃんと行き先を言わなきゃダメだぞ」
(……ごめんなさい、お父さん……)
(木製の扉が開閉する)
天海愛「パパ…お客様がいらしたわよ」
天海勇「!  じゃ、じゃあ、こちらにお通しして」
(木製の扉が開閉する)
大河「お邪魔します」
「ちょ、長官!」
(まさか…長官が僕の家に来るなんて…)
大河「ほう…よく私のことを知っていたね。 でも、私は長官ではない。 宇宙開発公団の総裁だよ」
天海勇「い、いらっしゃいませ、総裁!  護、こちらはパパの仕事先で 一番偉い方なんだよ」
「は、はじめまして。天海護です」
大河「いい挨拶だ、護君」
天海護「そ、それで、総裁… 私達にお話とは?」
大河「天海君、それに奥さん、 既にお話した通り、宇宙開発公団では 少年少女のための宇宙体験教室を計画中だ」
大河「そこで… そのモニターとして、君達のご子息の 護君にも参加をお願いしたい」
天海勇「こ、光栄です!  もし、護さえよければ、是非とも ご協力させていただきます!」
天海愛「ええ…小さい内に広い世界を 見るのは素晴らしいことですから…」
大河「どうだね、護君?  ご両親の前で聞くよ…。 我々と一緒に来てくれるかい?」
「僕…行きます…行かせて下さい!」
大河「では、決まりだ。 出発は明日…Gアイランドシティで 君を待っているよ」
「はい!」
天海勇「護、お父さんは鼻が高いよ。 しっかり頑張るんだぞ」
天海愛「寂しくなっちゃうけど、 身体には気をつけてね…」
「……………」
(お父さん、お母さん、 それに華ちゃん、みんな…ごめんね…)
(僕、行ってくるよ…。 αナンバーズの人達と一緒に……)
(みんながいるこの世界を守るために…)

『プロペラントタンク』を入手した
『カートリッジ』を入手した
『リペアキット』を入手した


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