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G奪回作戦 クスハ ~ 第11話 ~

〈トールギスIII撃墜〉

ゼクス「フッ…さすがだと褒めておこう」
ゼクス「任務は終了した。撤退する」
(トールギスIIIに爆煙、撤退)
ヒイロ「…逃げたか、ゼクス」
ジュン「どうして、 あの人が裏切ったの……?」
カトル「…ただ裏切ったとは思えません。 何か理由があるのかも…」
ヒイロ「………」
竜馬(だが、結果的には ガンダムを取り戻すことが出来た…)
竜馬(情報を流したのは ゼクスだったのか? それとも……)

[大空魔竜・ブリーフィングルーム]

デュオ「おい、ヒイロ。 何で俺達のガンダムも持って帰って 来てくれなかったんだよ?」
ヒイロ「最も短時間で地球圏へ帰還するには、 ウイングゼロだけの方がいいと判断した」
デュオ「ちぇっ。おかげで 色々とえらい目に遭っちまったぜ」
トロワ「だが…合理的な判断だ」
デュオ「でもさ…少しぐらい気を利かせて くれたって、バチは当たらねえだろ?」
五飛「ヒイロに そういうことを期待するだけ無駄だ」
デュオ「…説得力ねえなぁ、おい」
ヒイロ「……お前達なら自力で 自分達のガンダムを取り戻すと思っていた」
デュオ「また他人事みたいに言いやがって…」
トロワ「それよりも、問題は ゼクスが再び俺達の敵に回ったことだ」
デュオ「ああ。 あいつ、いったい何考えてやがんだ?  今さらOZ時代に逆戻りかよ」
カトル(…ガンダムの情報を僕達に流したのは あの人に間違いない…)
カトル(けど、 僕はそれ以外の人間の意志も感じる…)
ヒイロ「…リリーナは このことを知っているのか?」
カトル「え? そ、それは…」
(扉が開閉する)
リリーナ「…こうなる予感はしていました」
ヒイロ「リリーナ…。奴はお前に何も?」
リリーナ「ええ」
ヒイロ「………」
リリーナ「何か考えがあってのことでしょう。 しかし、今の私には兄を気にかけている 時間はありません」
リリーナ「地球側の大使としての役目を 果たし、バーム星人との話し合いを 良い方向へ持っていかなければ……」
ヒイロ「ああ、俺も火星へ行く。 お前を守るためにな」
リリーナ「ありがとう、ヒイロ」
リリーナ「でも… もし、兄が私達の前に立ち塞がるなら…」
ヒイロ「わかっている。 その時は俺の手で……奴を倒す」

[大空魔竜・格納庫]

ボス「…いや~ 久々の宇宙で緊張しちまったわよん」
ヌケ「ね~、これからずっと宇宙服を 着てなきゃ駄目なんでしゅか?」
ムチャ「しょうがないだろ。 ボロットは気密性ゼロなんだから」
ボス「さやかよかマシだわさ。 ダイアナンのコックピットはバイクだしな」
さやか「ちょっとぉ!  それ、あたしのダイアナンが ボロット以下だって言いたいの!?」
ボス「まあまあ、 同じ宇宙服を着なきゃならない者同士… ケンカするのはやめようぜ。な?」
さやか「んもう、失礼しちゃうわ!」
「……」
(…俺は…宇宙服を着なくても平気だった)
(いくら鋼鉄ジーグに 変身しているとは言え…)
(俺は…他の連中とは違うのか?)
美和「どうしたの、宙さん?」
「いや…何でもねえよ」
ピート「博士、 惑星間航行の準備が整いました」
大文字「うむ。では、これより大空魔竜は 火星圏へ向けて発進する!」


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