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アイビス「………」
キンケドゥ「どうした?
自分で自分の生き方を決められないか?」
アイビス「………」
キンケドゥ「ならば、決まりだな。
2人には艦を降りてもらう」
ツグミ「…わかりました。
皆様のお心遣いに感謝します」
キンケドゥ「無理は言わないさ。
人にはそれぞれ事情がある」
ベラ「アルテリオンは
依頼料の一部としてお渡しします。
あなた方の自由にして下さい」
ツグミ「ありがとうございます」
アイビス「………」
キンケドゥ「ならば、早速で悪いが
ここでお別れだな」
キンケドゥ「アルテリオンなら単独で
地球圏まで飛べるはずだろう?」
アイビス「あ、ああ…。
しかし、どうしてそれを…」
キンケドゥ「ツグミから聞いた。そして、
君がかつてのDCで恒星間航行の
特殊訓練を受けていたこともね」
アイビス「………」
キンケドゥ「アイビス、
俺達は俺達自身の信念で戦う…」
キンケドゥ「お前が何かに迷っているのは
知っている。後は自分で答えを探すんだ」
アイビス「その言葉…覚えておくよ…」
ツグミ「では、ベラ艦長、皆様の
ご健闘をお祈りさせていただきます」
ベラ「そちらこそ、
地球まで無事の航海を……」
フォウ「お別れね…ツグミ、アイビス」
ツグミ「わざわざ見送りに来てくれたの?」
フォウ「短い期間だったけど
一緒に戦った仲間だから、当然よ」
アイビス「………」
ルー「…そう言えば、あんたと
ゆっくり話をしたことなかったわね」
アイビス「話すようなこと…ないから…」
ルー「じゃあ、最後に一つ言わせてもらうわ」
アイビス「う…うん…」
ルー「何をウジウジしているのか
知らないけど、いい加減にしなさいよね」
アイビス「え…」
フォウ「ルー…!」
ルー「過去に何があったかは知らないけど、
現実に今、あなたは生きている」
ルー「なのに、あんたと来たら
一人で不幸を背負い込んだ顔してさ…」
ルー「せっかくの若さがもったいないわよ」
アイビス「………」
ルー「ほら、たまには笑ってみたら?
でなきゃ、お別れなんて出来ないわよ」
アイビス「…あたしは…」
ルー「ま、いいわ。あんたの笑顔は
次に会う時までの宿題にしておくから。
その時には…約束よ」
アイビス「また…会えたらね…」
???(コロス)「………時は満ちました……」
???(コロス)「…これより、
新たな計画を始動させます……」
???(コロス)「……今度こそ……
成功させなければなりません………」
???(コロス)「そう、人類の未来のために……」
???(コロス)「そして、あなたの夢のために…」