ゼオラ「し、しまった！
このままじゃ…！！」
アラド「ゼオラッ！！」
（ヒイロ機が移動）
ヒイロ「戦力は確実に減らす…。
死にたくなければ、脱出しろ」
ゼオラ「ああっ！？」
アラド「ゼオラーッ！！」
（ヒュッケバインＭｋ－IIIが出撃）
ヒイロ「Ｍｋ－III…！」
アラド「ゼオラをやらせるかよっ！！」
【強制戦闘】
ヒイロ[ビーム・ランチャー]ｖｓゼオラ[反撃不可能](援護防御(アラド))
ヒイロ「アラド…！」
アラド「う…ぐあっ…！！」
ゼオラ「アラド！ アラド！！」
アラド「ぶ……無事か、ゼオラ…？」
ゼオラ「アラド…あなた…！
どうして、どうしてっ！？」
アラド「…い、言ったろ…？
約束は……守るってな………」
ゼオラ「だ、だからって……
だからって、そんなっ！！」
アラド「へ、へへ……。
やっぱ、おまえの言ったとおり……
おれじゃ……Ｍｋ－IIIは……」
ゼオラ「は、早く脱出してっ！！」
（ヒュッケバインＭｋ－IIIが爆発）
ゼオラ「アラドッ！！」
五飛「…あいつ…女をかばうために…！？」
ヒイロ「…………」
ヤザン（チッ…見込み違いだったか）
ヤザン「…ここまでだ。撤退するぞ」
ゼオラ「アラド…
アラドーーーーッ！！」
（ゼオラ機、ヤザン機が撤退）
『プロペラントタンク×２』を入手した
『カートリッジ×２』を入手した
『リペアキット×２』を入手した
ゼオラ「どうして…どうしてなんですか！？
何故、撤退命令を出したんですか！？」
ヤザン「…あれ以上、戦力を
消耗させるわけにはいかなかった。
この答えでは不服か？」
ゼオラ「で、でも…っ！
ロンド・ベルにアラドを
殺されてしまったんです！！」
ゼオラ「あそこで引き下がっては、
あの子があんまりにも……っ！！」
ヤザン「焦るな。奴らと戦う機会は、
この先いくらでもある」
ゼオラ「しかし！」
ヤザン「…腕を磨け、ゼオラ。
アラドの仇を討つにふさわしい場と
手段は、この俺が用意してやる」
ヤザン「いいな？」
ゼオラ「……は……はい…………」
（扉が開閉する・ゼオラが立ち去る）
ヤザン（…結果的にはいい方に傾くか。
アラドは……惜しかったがな）
ゼオラ「…………」
ゼオラ（……アラド……
いつも……いつも一緒だったのに……）
ゼオラ（…落ちこぼれで……
私がいなきゃ…頼りない子だったのに…）
ゼオラ（…私を守って………
死ぬなんて……）
ラムサス「…その様子じゃ、同僚を失うのは
初めてだったらしいな」
ゼオラ「はい…」
ラムサス「早く忘れろ。あんな事は戦場じゃ
日常茶飯事だからな。いちいち落ち込んで
いたら、自分が死ぬ羽目になる」
ゼオラ「……わかっています………」
ラムサス「なら、いい」
（扉が開閉する・ラムサスが立ち去る）
ゼオラ「…………」
ゼオラ「…何が私との約束を守る、よ……」
ゼオラ「…思いっきり破ってるじゃないの…
…バカ………」
ゼオラ「……アラドのバカ……」
ゼオラ「…うっ、ううう……。
うああ……あああ………」
ゼオラ「どうして……私を置いて
死んじゃったのよ……アラド…！」
ゼオラ「…アラド……！！」