back index next


龍虎覚醒 伊豆基地へ向かう ~ 第28話 ~

[???

???(アインストレジセイア)「……守護者のしもべ…… その目覚めが近い……」
???(アインストレジセイア)「かつて…… 我らと戦い……新しい主に欺かれ……」
???(アインストレジセイア)「互いに滅ぼし合い…… 唯一生き残ったもの……」
アルフィミィ「……」
???(アインストレジセイア)「目覚める前に…… 我の下へ……」
アルフィミィ「滅ぼさずとも… よろしいのですのね…?」
???(アインストレジセイア)「『扉』…… それを開く鍵……可能性……力……」
アルフィミィ「承知いたしました。 今度は私が…直接参りますの…」

《地球連邦軍極東方面軍伊豆基地(ヒリュウ改)》

[ヒリュウ改 格納庫]

リオ「リョウト君、 GラプターのT-LINKコネクターの チェックが終わったわよ」
リョウト「も、もう終わったの?  接続系の整備マニュアル、 さっき渡したばかりなのに……」
リオ「門前の小僧、習わぬ経を読むって奴よ」
リオ「リョウト君、二人でいる時も 仕事の話ばかりしてるでしょ」
リオ「だから、接続系のことも それである程度知ってたの」
リョウト「ご、ごめん……」
リオ「ううん。 私も色々と勉強になってるから、気にしないで」
リョウト「でも、今度は リオが興味を持ってる話をするよ」
リオ「じゃあ、空手の話がいいな」
リョウト(そ、そんなのでいいのかな)
タスク「あ~、ラブいな~、たまらんわ~」
エクセレン「参式の中の二人もね」
タスク「あ~、あっちは 男の方の押しが足りないッス」
(モニターオン)
ブリット「わ、悪かったな!」
タスク「あちゃ、聞いてたのかよ」
エクセレン「あ、よく考えてみたら……」
エクセレン「今、パイロットでシングルなのは タスク君とラミアちゃんぐらいじゃない?」
タスク「へ?」
エクセレン「ほら……私とキョウスケ、 マーサとリューネちゃん、 ブリット君とクスハちゃん……」
エクセレン「それから、リョウト君とリオちゃん、 ついでにカチーナ中尉とラッセル君」
タスク「最後の組み合わせに 超巨大な疑問が残るけど……そうッスね」
エクセレン「んふふ~、 これはラミアちゃんと仲良くなる チャンスなんじゃなぁい?」
タスク「確かに!」
タスク「……って、下手したら マジあいつに撃たれるッス!」
エクセレン「そうよね~。 レオナちゃん、怒ると怖いし」
タスク「でも、ラミアさん…… 最近アンジュルグの中に こもってることが多いけど……」
タスク「何やってんスかねえ?」
エクセレン「さあ……」
リョウト「……タスク、 Gバイソンのチェックは終わった?」
タスク「ああ、4番コネクターの調子が あんまり良くねえな」
リョウト「わかった。ありがとう」
エクセレン「も、もしかして、タスク君…… 仕事もちゃんとやってたの?」
タスク「姐さん、 俺が元整備員だったこと 忘れてるっしょ?」
エクセレン「ん~、他の人達もそうかも」
カーク「……4番コネクターはカット。 参式を組み上げるぞ」
リョウト「わかりました。 タスク、補助アームの方は?」
タスク「ああ、大丈夫だぜ」
リョウト「ブリット、クスハ、 準備はいいかい?」
(モニターオン)
ブリット「こちらGラプター、OK」
クスハ「GバイソンもOKです」
カーク「よし、組み上げろ」
(起動)
エクセレン「わお! 合身大成功!」
タスク「まあ、 両脚はバイソンのままッスけどね」
エクセレン「不要部分収納~… ってわけにはいかないのね」
エクセレン「ブリット君の戦闘機とクスハちゃんの 戦車が合体して、グルンガスト参式になるのね」
リョウト「ええ。 合体後はGラプターのパイロットが 操縦を担当します」
エクセレン「ふ~ん…… あらら? じゃ、ボスの参式には他に誰か 乗ってたってこと?」
カーク「いや、 2号機は単座に改修されている。 パイロットはゼンガー少佐一人だ」
(通信)
リオ「ハミル博士、 ブリッジから呼び出しが……。 私達全員で来て欲しいとのことです」
カーク「何の用だ?」
リオ「LTR機構のエリ・アンザイ博士から 通信が入っているとかで……」
カーク「……わかった。行こう」

[ヒリュウ改 ブリッジ]

クスハ「え? 私達が蚩尤塚へ?」
エリ「ええ。現在、こちらの発掘作業は、 超機人の頭部らしき物が 露出するまでに至っています」
エリ「そこで あなた達に蚩尤塚へ来ていただき、 調査に協力して欲しいのです」
ブリット「どうして自分達なんですか?」
エリ「前回お会いした時にも言いましたが…… やはり、超機人は自分の意志を 持っているようなのです」
ブリット「も、もしかして…… 超機人に選ばれる条件が 何なのか、わかったんですか?」
エリ「それは まだ推測の段階に過ぎませんが……」
リューネ「その超機人ってのは、 自分で乗る自分を選ぶの?」
エリ「はい。 古文書にはそう記されています」
マサキ「ふ~ん…… 自分の意志を持って、乗る奴を 選ぶって所は魔装機神と同じだな」
リューネ「で、 超機人に選ばれる条件って何なの?」
エリ「こちらの調査結果や古文書などのデータを テスラ研へ提出したところ……」
エリテレキネシスαパルスという 特殊な深層脳波が強い人間……」
エリ「つまり、 念動力者なのではないかという 答えが返って来ました」
クスハ「えっ……!?」
タスク「ね、念動力者だって!?」
エリ「……はい」
カーク「なるほど、 それでブリットやクスハ達を……」
エリ「ええ。ハガネやヒリュウ改には 念動力者の方々が何人か いらっしゃるとお聞きしましたので」
レフィーナ「それで、 博士は彼らに何の調査を させるおつもりなのです?」
カチーナ「もしかして、 あいつらを超機人に乗せて、 動かそうってのか?」
エリ「いえ、さすがにそこまでは。 今、超機人は石化しているに等しい状態ですし……」
エリ「エネルギー反応なども特に見られません。 現状の超機人が動くことはないと思います」
カチーナ「じゃ、何をやろうってんだ?」
エリT-LINKシステムを使った 超機人との意思疎通……つまり、念話です」
エリ「それによって、 彼らのことを調べたいのです」
エリ「もしかしたら、アインストについても 何か判明するかも知れませんし……」
キョウスケ「……博士、 あの時以降、奴ら…そのアインストが蚩尤塚に 現れたという記録はありますか?」
エリ「いえ……あれからは一度も」
キョウスケ「……」
エクセレン「変ねえ。 前回のが偶然だとは思えないけど」
キョウスケ「ああ」
エリ「……いかがでしょう、 レフィーナ・エンフィールド中佐。 ご協力いただけませんか?」
レフィーナ「わかりました。 こちらとしてもアインストの件が 気になることですし……」
レフィーナ「ブルックリン少尉以下4名を そちらへ向かわせます」
エリ「ありがとうございます。 では、蚩尤塚でお待ちしております」
(通信切れる)
レフィーナ「では、ブルックリン少尉、 クスハ少尉、リョウト少尉、リオ少尉は 蚩尤塚へ向かって下さい」
タスク「か、艦長! 俺は!?  俺だって、TPLテストで 当たりが出たんですけど……」
マサキ「TPLテスト?」
エクセレン「念動力者か、そうでないかを 調べるテストのことよん」
エクセレンL5戦役後、 ハガネとヒリュウに乗ってた人は 全員それを受けたってわけ」
マサキ「へ~え。 あんたの結果はどうだったんだ?」
エクセレン「ん~とね……。 はい、こっちに来て」
シロ「んニャ?」
クロ「……シロってことニャのね」
エクセレン「そそそ」
タスク「で、 どうして俺は居残りなんスか?」
レフィーナ「それは、 こちら側の戦力をあまり割くわけには いかないからです」
レフィーナ「オペレーション・プランタジネットの こともありますので」
エクセレン「つまり、タスク君は 頼りにされてるってことよん」
タスク「あ、な~るほど」
エクセレン(実はシングルだからだったりして)
カーク「リョウト、お前はリオと共に ヒュッケバインガンナーに乗れ」
リョウト「はい」
カーク「ブリットはクスハと共に グルンガスト参式で行け」
カークトロニウム・エンジンを搭載する前に、 機体のデータを取っておきたいのでな」
ブリット「了解です」
レフィーナ「前回の件もあり、 連邦軍部隊が蚩尤塚の防衛にあたっていますが……」
レフィーナ「万が一の事態が発生した場合は、 私達も針路を変更し、そちらへ向かいます」
リオ「わかりました」
レフィーナ「それでは、 気をつけて行ってきて下さい」
クスハ「はい」

《東シナ海域(移動中・ノイエDC戦艦)》

[ノイエDC戦艦 ブリッジ]

NDC艦長「アーチボルド少佐、 本艦は東シナ海域に入りました」
アーチボルド「結構。 直ちに機動部隊の出撃準備を」
NDC艦長「はっ」
ユウキ「……少佐、 本当に超機人を奪取するのですか?」
アーチボルド「もちろん。 リクセントでハガネから受けた 屈辱を晴らすには……」
アーチボルド「超機人の力が必要なんです」
ユウキ「しかし、バン大佐から そのような命令は出ていませんが?」
アーチボルド「いいんですよ。 これはローズからの依頼でもあります」
アーチボルド「バン大佐も スポンサーの意向を無視することは 出来ないでしょう」
ユウキ「……」
アーチボルド「僕達は超機人と…… その発掘や解析に携わっている エリ・アンザイ博士を手に入れます」
ユウキ「……」
アーチボルド「ユウキ君…… 君は黙って僕の命令に従っていればいいんですよ」
ユウキ「……了解」
アーチボルド(フフフ……超機人…… 今度こそこの手にしてみせますよ)


第28話
龍虎覚醒

〔戦域:蚩尤塚周辺〕

(タウゼントフェスラーと量産型ヒュッケバインMk-IIが4機いる)
連邦兵「アンザイ博士、 準備が完了しました!」
エリ「わかりました。 すぐに出発して下さい」
連邦兵「了解。 ……こちらT26、これより本機は 現空域から離脱する」
連邦兵PT隊は本機を援護せよ」
エリ(……このタイミングで ノイエDCが襲ってくるなんて……)
エリ(こちらの情報が向こうに 漏れていると言うの……?)
(タウゼントフェスラーにアラート)
連邦兵「ぼ、防衛線を突破された!?  敵がこっちへ来るだと!?」
エリ「!!」
(量産型ヒュッケバインMk-IIが全機爆発)
エリ「ああっ!?」
(ノイエDC軍が出現)
アーチボルド「ふふふ…… どうやらお目当ての人物は、 あの輸送機に乗っているようですね」
ユウキ(それを確認もせず、 攻撃を仕掛けるなど……)
アーチボルド「それじゃ、 ガーリオン隊は輸送機を確保して下さい」
(タウゼントフェスラーがガーリオンに囲まれる)
連邦兵「し、しまった!」
エリ「わ、私達を捕らえるつもり!?」
(タウゼントフェスラーに通信)
アーチボルド「大人しく僕達に従えば、 命までは取りませんよ、アンザイ博士」
エリ「!」
アーチボルド「僕の名前は アーチボルド・グリムズ。 以後、お見知り置きを」
エリ「あ、あなた達は いったい何が目的で……!」
アーチボルド「とぼけてもらっては 困りますねえ、博士」
アーチボルド「僕達は、あなた達が 超機人の発掘に成功したことを 知っているんですよ?」
エリ「やはり、前回と同じで あれを手に入れるためにここへ!?」
アーチボルド「本当は もっと紳士的な方法で そうするつもりだったんですが……」
アーチボルド「色々と事情がありましてね。 今すぐあれが必要なんです」
エリ「あなた達が超機人を手に入れても、 兵器として使えるかどうかは わからないのですよ!?」
アーチボルド「だから、試してみるんです。 あなたの手を借りてね」
エリ「……!!」
アーチボルド「さ、 僕の所へ来てもらいましょうか。 おいしい紅茶を用意しますよ」
カーラ「………」
ユウキ「どうした?」
カーラ「こないだ ここへ来た時に感じた気配が 強くなってる……」
ユウキ「何……?」
カーラ「もしかして、 超機人が目覚めるんじゃ……?」
ユウキ「……馬鹿な」
カーラ「ユウは何も感じないの?」
ユウキ「俺は……」
(ラーズアングリフにアラート)
ノイエDC兵「少佐、 こちらへ接近してくる機体を キャッチしました!」
アーチボルド「意外に早かったですね」
(グルンガスト参式とヒュッケバインガンナー・タイプLが出現)
リオ「ああっ、輸送機が!」
リョウト「アンザイ博士は あそこに……!?」
ブリット「くそっ、一足遅かった!  クスハ、ヒリュウへ連絡したか!?」
クスハ「え、ええ!」
(精神感応)
クスハ「あうっ!!」
リオ「クスハ!?」
クスハ「こ、これは……!?」
リオ「ど、どうしたの!?」
クスハ「何かが……呼んでる……!」
リオ「え!?」
リョウト「もしかして、 超機人が……!?」
クスハ「わ、わからない……!」
ブリット「とにかく、 あいつらにアンザイ博士と超機人を 渡すわけにはいかない!」
アーチボルド「おや、彼は……」
ユウキ「ブルックリン…… ブルックリン・ラックフィールドか」
ブリット「ユウキ・ジェグナン……!  お前はまだ!!」
アーチボルド「やれやれ、 相変わらず熱い…… いや、青い男ですねえ」
アーチボルド「でも、 お察しの通り、アンザイ博士は 僕達の手中にあります」
ブリット「くっ……!!」
アーチボルド「と言うわけで…… どうです? 僕と取り引きをしませんか?」
ブリット「取り引きだと!?」
アーチボルド「ええ。 アンザイ博士の命を保証する代わりに、 あなた達の機体をいただきましょう」
リョウト「な、何だって……!?」
ブリット「冗談じゃない!」
アーチボルド「おや?  博士の命が惜しくないんですか?」
ブリット「脅迫したって無駄だ!  お前にはアンザイ博士を 殺す気なんてないはずだろう!」
アーチボルド「ふふふ…… 君は僕のことを誤解してますよ」
(ミサイル発射、タウゼントフェスラーに爆煙)
エリ「きゃあああっ!!」
リョウト「な、何を!?」
アーチボルド「脅しじゃありませんよ。 別に博士がいなくても、超機人の 解析は可能ですからね……」
アーチボルド「どちらかと言えば、 彼女を犠牲にしてでも君達の機体が 欲しいところです」
リョウト「そ、そんな……!」
カーラ「少佐、本気なの!?」
アーチボルド「もちろん。 超機人だけでなく、連邦の新型機も 手に入れれば……」
アーチボルド「リクセント公国での 失態を取り返せますしね」
カーラ「で、でも、 博士は民間人なんだよ!」
アーチボルド「君もくどいですね。 綺麗事だけで勝てるほど 戦争は甘くありませんよ」
カーラ「くっ……!」
アーチボルド「まあ、 彼らが大人しく取り引きに応じれば、 博士を殺したりはしませんから」
アーチボルド「あ、そうそう。 ユウキ君、リクセント公国の時のような 真似をしたら……」
アーチボルド「殺しますよ?  アンザイ博士と一緒にね」
ユウキ(こいつ……!)
アーチボルド「さて、皆さん…… ご返答はいかに?」
ブリット「……」
ブリット「……わかった。 俺達の機体を渡す」
クスハ「ブ、ブリット君!?」
エリ「私のことは構わないで!  超機人を彼らに渡しては駄目よ!」
アーチボルド「と、 彼女はおっしゃってますが…… よろしいんですね?」
ブリット「ああ、今から武装を解除する。 機体を取りに来い」
アーチボルド「結構」
リオ「ブリット君!  どういうつもりなの!?」
ブリット「あの男のことだ……ここで 俺とリョウトを殺さず、ヒリュウ改との 戦闘で利用しようとするだろう」
ブリット「だが……もしかしたら、 あいつらは俺達の機体が二人乗りだと 言う事に気づいてないかも知れない」
ブリット「だから、リオとクスハが 機体に残り、チャンスを待って あいつらを混乱させるんだ」
ブリット「その間に 俺達は博士達を救出する」
リオ「無茶よ!  向こうに機体データが漏れてる 可能性だってあるのよ!?」
ブリット「わかってる。 キョウスケ中尉じゃないけど、 分の悪い賭けって奴さ」
リョウト「でも、今の状況じゃ それしか方法がないみたいだね……」
ブリット「ああ、ヒリュウが来るまでの 時間を稼ぐためにもな」
リオ「あ、あなた達はどうするのよ!?  機体から降ろされたら……!」
ブリット「俺達は俺達で何とかする。 だから、後は頼むぞ……クスハ、リオ」
クスハ「ブ、ブリット君……」
ブリット「確かに アーチボルドが言う通り、 俺は青いかも知れない……」
ブリット「けど、 このままあいつらのやり方に 屈したくはないんだ」
クスハ「わ、わかったわ……。 私、やってみる」
リオ「無茶はお互い様ってことね。 ……私も乗るわ、その話に」
ブリット「よし……!」
アーチボルド「……では、 君達の機体をいただきましょうか」
アーチボルド「ユウキ君、カーラ君。 彼らを拘束して下さい」
ユウキ「……了解」
(ユウキ機がグルンガスト参式に、カーラ機がヒュッケバインガンナー・タイプLに隣接、ランドリオン×3機がグルンガスト参式の近くまで移動)
ブリット「来たか……」
カーラ「悪いけど…… あんた達の機体をもらうよ」
ブリット「アンザイ博士の命は 保証してもらえるんだろうな?」
ユウキ「出来る限りのことはする」
ブリット「何……!?」
カーラ「ごめん。 こっちにも色々事情があるんだ」
カーラ「でも、あたし…… あんた達のこと見直したよ」
リョウト「え……?」
ユウキ「余計なことを言うな」
カーラ「ご、ごめん……」
リオ(あの二人は……?)
カーラ「ん? 人の気配が……」
ブリット「!」
カーラ「もしかして、 あんた達の機体は!?」
ユウキ「カーラ、 同じことを二度言わせるな」
カーラ「ユウ……!?」
ユウキ「……」
ブリット「お前……!」
ユウキ「お互い様と言うことだ。 ただし、事が始まったら容赦はせん」
ブリット「フェアでいこうってことか。 案外、お前も甘いんだな」
ユウキ「……」
ユウキ「……では、 機体から降りてもらおうか。 ブルックリン」
ブリット「……」
(グルンガスト参式にアラート)
ブリット「何だ!?」
リョウト「こ、これは転移反応!?」
ブリット「ま、まさか!?」
(アインストが出現)
カーラ「!!」
アーチボルド「やはり現れましたね……!」
リョウト「あ、あれがアインスト……!」
ブリット「だが、 あんなタイプは見たことがないぞ!」
(アーチボルド機、グルンガスト参式、ヒュッケバインガンナー・タイプLに爆煙)
リョウト「うあっ!!」
カーラ「あいつら、 こっちを攻撃してきたよ!」
ユウキ「奴らの狙いも超機人か!」
アーチボルド「各機はアインストの迎撃を。 超機人を彼らに渡してはなりません」
ユウキ「連邦の新型は どうするんです?」
アーチボルド「最優先すべきは 超機人の入手です。でなければ、 ここまで来た意味がありませんしね」
ユウキ「了解……!」
ブリット「みんな、今がチャンスだ!  博士を助けに行くぞ!」
リオ「ええ!」
ブリット「輸送機に取り付くんだ!  周りのガーリオンとアインスト以外は 相手にするな!」
リョウト「わかったよ!」
ブリット「よし……行くぞ、クスハ!」
クスハ「ええ!」
(作戦目的表示)

タウゼントフェスラーに接触したのは

ヒュッケバインガンナー・タイプL
グルンガスト参式


back index next