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衝撃のビクトリア アーク

〈砂漠の真ん中〉

リョウ「しかし、まいったな」
さやか「ええ……ほとんどの拠点はつぶされて しまったみたいね」
アンナ「こんなに一度にやられてしまった なんて……信じられないわ」
ルー「確かにちょっと変よね。あまりにも、 いきなりすぎたし」
アンナ「地球人が……レジスタンスの拠点 を通報したのかしら……」
デビッド「間違いない。帝国のイヌ野郎 どもが、もぐりこんでやがったのさ
 ロアンみたいな、な」
アーク「しかたないことかもしれない。 帝国につくか、何もしないか、
 帝国と戦うか。この3つしかないん だ。地球人のとるべき道は」
デビッド「まったく、イヤな時代になっちまった もんだぜ」

デュオ「よ、あんたら聞いたかい? なんでもいま 北米あたりじゃ今度のレジスタンス
 掃討作戦に反発して、 “クスコの聖女隊”ってのが
 不戦運動をしてるんだってさ。 よく殺されないもんだよな」
アンナ「すごいわ、噂は本当だったのね」
エマ「なんなの、その “クスコの聖女隊”って?」
アンナ「うちひしがれた人々から、聖女と 呼ばれて支持者を増やしている
 女の人がいるの。南米のクスコから 噂が広がったから
 そう呼ばれているらしいわ」
デュオ「ま、無抵抗主義者って奴だな 武器も持たずにグレスコの政策を
 批判しているって話だ。 俺みたいな奴には信じられないけどな」
アンナ「だから、すごいのよ。 帝国の兵士にだって
 共感する人たちが出てるらしいって」
エイジ「その人の名前は?」
デュオ「さぁ? 確か顔写真ならデータが 来てたと思ったけどね
 ちょっと待っててくれよ………… ほい、出たぜ」
エイジ「!! ……これは……」
アンナ「エイジ、どうしたの!?」
(速い足音)

銀鈴「艦長、レイズナーがカタパルトデッキに 出ていますが?」
ブライト「エイジ・アスカだろう?  私が許可した。行かせてやれ」
アムロ「どうしたんだ?」
ブライト「例の“聖女”がな、実の姉 かもしれんらしい。あのままでは戦力に
 ならんから、確認に行くのを 許可したんだ」
(アルビオンで中東まで移動、半島の真ん中)
シロー「…………アイナ……」
デビッド「お? めずらしい時計だな。ちょっと 見せてくれよ」
シロー「あっ、おい!」
デビッド「へぇ、おかしな形だな」
シロー「こら、返せ!!」
デビッド「うわっ!?」

デビッド「あ、壊れた……」
シロー「なに!?」
デビッド「あ、いや、開いただけだった。あ~、 びっくりしたぜ」
シロー「いいから、もう触るな!」
デビッド「なんだよ、そんなに怒ることはない だろうに」

シロー(ん……? 中に写真が入ってたのか 男と一緒の写真!?
 アイナ・サハリン……恋人がいたのか。 ……いたって……おかしくないよな)

〈砂漠の中〉

カトル「ラシード、みんな、元気そうでよかった」
ラシード「カトル様こそ、よくご無事で。皆さ んもどうぞ休んでください。戦艦の
 補修もきっちりやっておきます。ついで に機体の整備もしておきましょう」
カトル「いいですよね?」
ブライト「こちらに是非もない。 よろしく頼みます」
ラシード「まかせてください。あなた方の活躍は 我々にとっても希望なのです
 皆、協力できることを喜んで おりますよ
 お前たち、さっさと取りかかれよ!」
マグアナック兵「おおーっ!!」

ラシード「各地のレジスタンスをほぼ掃討した ことで帝国の動きが活発になって
 きています。今回の作戦での 貢献があったとして、スペシャルズは
 宇宙での活動権限を得ました」
シモーヌ「とんでもない連中。あたしたちは 連中の出世の道具ってわけね」
ラシード「それに関連して、現在アフリカの レイク・ビクトリア基地で
 宇宙戦用機体の打ち上げ 準備をしているとの情報もあります」
クワトロ「ふむ。可能なら叩いておきたいところ だが……どうする、艦長」
ブライト「今の状況では、うかつに動けない が、黙って見ているだけでは
 帝国がより支配力を 強めるだけか……」
リョウ「やりましょう、艦長。どのみち待って いれば我々に不利になるだけです
 それでは、いずれは逃げ切れなくなる」
弓教授「私もその方がいいと思う。 まだ我々は負けたわけではない
 カラバでも、おそらく逃げ延びた他の 研究者たちが新たな戦力を
 開発しているだろう。 時間が必要なのだ」
さやか「お父さま……」
甲児「いこうぜ艦長、奴らが好き勝手 やるのを放ってなんかおけるもんか」
ブライト「わかった。我々の次の目標は レイク・ビクトリア基地だ
 全員に通達しておいてくれ」
甲児「そうこなくっちゃ!」
ラシード「そういうことなら我々マグアナック隊 も行きましょう」

(ガンダムアラート)
ラシード「帝国軍か!? やはり発見されて いたか」
クワトロ「我々が入港したときだな」
ラシード「そうでしょう。しかしそれも承知の上 ですよ」
ブライト「すまない。アストナージ、艦の修理 は?」
アストナージ「終わっています。いつでも出れますよ」
甲児「よーし! いっちょ、ひと暴れして やるか!」
ラシード「いや、あなた方はこのまま レイク・ビクトリアへ向かってください」
アムロ「しかし、それでは……」
ラシード「ここは我々マグアナック隊が引き 受けます。あなた方が最大の
 希望です。それをお忘れなく。ともに 戦える日もいずれ来るでしょう
 この星の未来のために」
ブライト「わかりました。頼みます」
カトル「ラシード、無理はしないでください」
ラシード「カトル様も。それでは私は迎撃の 指揮をとります。ご武運を」
(速い足音・ラシードが走り去る)
ブライト「我々も出航するぞ!」

〈中東真ん中〉

(アルビオンでレイク・ビクトリア基地まで移動)


衝撃のビクトリア

五飛「弱いくせに、なぜついてくる」
サリィ「やらなくてはいけない戦いだからよ」
五飛「誰かに命令されたのか」
サリィ「いいえ、自分の意思でここにいるわ あなたも、あなたの正義があるから
 戦っているのでしょう?」
五飛「おかしな奴だ。ふん……好きにするがいい」

(基地のあちこちで爆発)
バスク「なにごとか!?」
ノイン「レジスタンスの破壊工作と 思われます!」
バスク「なんだと!? ならば貴様はこんな 所で何をしておる! さっさと行け!」
ノイン「はっ!」
(エアリーズが4機出撃)
ノイン「どこだ、敵は? あれか!」
五飛「発見されたな……お前は向こうへ 逃げろ」
サリィ「わかったわ!」
(速い足音、外周に沿って逃げる。ノインの傍に来たところで)
ノイン「とまれ! とまらねば撃つ!」
五飛「フン」
ノイン「……子供だと!?」
五飛「女か……だから甘い」
(ノインのエアリーズ被弾、行動済みに)
ノイン「くっ……しまった、コントロールがきかん!」
(カーソルが近くの森まで移動し、アルトロン出撃[中立]。エアリーズがアルトロンを取り囲む)
ノイン「あれは……ガンダム!? いかん!」
(アルトロンがエアリーズを3機撃墜)
バスク「ばかどもが。敵はたった1機ではない か! ノイン特尉、何をやっているか」
(エアリーズが3機出撃)
ノイン「ま、待て!」
五飛「女、聞こえるか。子供だと 思って、油断したお前が
 つまらぬ兵士だということだ。 弱い者と女を、俺は殺さない」
ノイン「くぅっ……」
(アルビオンが北に出現)
ベルトーチカ「艦長、戦闘中のようです。 敵基地が破壊されています」
ブライト「誰だかわからんが、ちょうどいい。 よし、出撃だ
 我々も敵基地を叩くぞ!」
(出撃選択)
五飛「レジスタンスか……あとはまかせるとしよう」
(アルトロンはマップ南から撤退)
バスク「ばかな! トレーズなどにまかせておくから こんなことになったのだ。迎撃せい!!」
(敵機が出現)
ノイン「くそっ、だめか。機体を放棄する しかない……」
(ノインが撤退)

〈敵8機に〉

(ゼクス隊出現、バスクは撃墜済み)
ゼクス「くっ……遅かったか」
ライラ「奴らの動きが早かったってことさ。 ライトニングバロンのお手並み
 見せてもらおう」
ゼクス「あの敵を相手に、そう簡単にいく とも思えんが……やってみるさ」
ジェリド「カミーユ、今度こそ仕留めてやる!」
カミーユ「この感じ…… ジェリド・メサ特尉か!」
エマ「あれはライラ特尉!? ジェリドに カクリコンも来たの!?」
ライラ「裏切り者のエマ・シーンがいるのか?  よくもぬけぬけと」

〈敵10機に〉

(アイナ隊が出現)
アイナ「これは……」
スペシャルズ「修理と補給をする予定の 基地が攻撃を受けているようです
 どうしますか?」
アイナ「このまま去るわけにはいかないでしょう。 レジスタンスの迎撃に加わります」
スペシャルズ「よろしいのですか? ミノフスキークラフト の不調は……」
アイナ「もうしばらくはもちます」
スペシャルズ「わかりました」
シロー「あ、あれは……アイナのアプサラス!?」

〈vs アイナ〉

[説得](シロー)

シロー「アイナ!!」
アイナ「シロー……シロー・アマダ!? 離れて ください!」
シロー「アイナ……好きだ!」
アイナ「えっ!?」
シロー「……俺は帝国とスペシャルズが憎い 奴らは絶対に許せない」
アイナ「シロー…………」
シロー「なのに、最初にあったときから、君の ことが忘れられないんだ。たとえ……
 君がスペシャルズで、たとえ…… 恋人がいたとしても」
アイナ「恋人? 恋人などいません。そして あなたが敵だとしても、私の答えは…」
(揺れる)
アイナ「うっ……!?  もう出力が落ちている!?」
シロー「アイナ、大丈夫か!? ここは 危険だ、すぐに退避してくれ!」
アイナ「だ、だめです。そんなわけには……」
シロー「頼む! 俺は君に死んでほしくない んだ! 俺は、俺は君と一緒に…」
アイナ「シロー……。わかりました。シロー・アマダ ……無事でいてください……」
(アイナが撤退)

〈敵機全滅〉

銀鈴「敵は沈黙したようです」
ブライト「よし、急いでここをはなれるぞ」
ベルトーチカ「待って下さい、艦長!  敵部隊が接近中……百鬼と
 思われます!」
(鉄甲鬼隊が出現)
リョウ「お前はあの時の……百鬼一族の 鉄甲鬼か!」
鉄甲鬼「ひさしぶりだな! あの時の戦いでは 邪魔が入ったが、今度こそ
 正々堂々と戦える! さあ、 人間ども! 俺と勝負だ!」

〈vs 鉄甲鬼〉

鉄甲鬼「いくぞゲッターロボ! 勝負だ!」
リョウ「望むところだ! いくぞぉっ!!」

鉄甲鬼「ゲッターロボなど、この俺の メカ鉄甲鬼で!」
ハヤト「強がりはよすんだな! さっさと帰った ほうがいいぜ!」

鉄甲鬼「それでこのメカ鉄甲鬼に勝てるつも りでいるのか!」
ムサシ「おおっ!」

[撃墜]

鉄甲鬼「うおぉぉぉぉっ!?  お、俺の負けだぁ!!」

〈敵機全滅〉

ブライト「終わったか……よし、離脱するぞ」

〈レイク・ビクトリア基地近辺〉

サリィ「もと地球連邦軍少佐、 サリィ・ポォです。ひろっていただいて
 感謝します」
クワトロ「構わんよ。君たちの工作のおかげで ずいぶんやりやすくなった」
カトル「あの、彼はどこへ行ったんですか?」
サリィ「彼? ああ、五飛のことね。 さぁ、わからないわ。あの子とあったのも
 偶然だっただけだし……」
カトル「そう……ですか」
サリィ「役に立てなくて悪いわね」
ルー「あらあら。カトルくんは、まだ残り 3人も仲間にしたいようね?」
カトル「ちゃかさないでください。でも……彼らは 過激だけど、いい人たちなんだ」
沙羅「あたしの知ってる過激な連中は、 とてもじゃないけど、いい人なんて
 いえないけどね」
「おい、いわれてるぞ忍」
さやか「あら、甲児くんのことじゃないの?」
「ちっ、つきあってらんねぇぜ。 メシ食いに行こうぜ、甲児」
甲児「そうするか」
(足音、扉が開閉する)

雅人「あんまり、いじめちゃだめだよ。 それなりに少しは気にしてるんだから」
「あくまでそれなりに、だがな」

〈ニューヨーク〉

エイジ「やはり姉さんだったのか…… 生きていたんだね」
ジュリア「エイジ……」
エイジ「……姉さん……なぜ姉さんが……」
ジュリア「エイジ……すべては過ぎたこと。私には やらなくてはならないことがあるのです
 人々がそれを望んでいる限り」
エイジ「姉さん……」
ジュリア「エイジ……私のこと、ずいぶん変わった と思っているんでしょう?
 どうしてなのか、いずれあなたにもわかるわ もう、お行きなさい。あなたにはあなたの
 するべきことがあるはずです。 それが正しいかどうかは別としても」
エイジ「…………」
ジュリア「私は大丈夫です。 さぁ、お行きなさい、エイジ」
リリーナ「ジュリア様は、わたくしたちが お守りします
 完全平和は武器を持っては 成し得ないものです
 これが、わたくしたちの戦い方なのです から」
エイジ「君は?」
リリーナ「リリーナ・ドーリアンと申します。 ジュリア様のお考えに賛同し、
 ともに活動させていただいている 者です。お見知りおきくださいな」
エイジ「そうか……姉さんを頼む」
リリーナ「ええ。さぁ、まいりましょう、ジュリア様 グレスコ総督にお会いして
 いただかなくては」
ジュリア「ええ、リリーナ」
リリーナ(ヒイロ……あなたは今もきっと 戦っているのでしょう
 わたくしも、自分の戦場で 戦ってみせます)

ル・カイン「私も聞いている。 “クスコの聖女”と
 その信奉者たちのことはな。 それがこの地へ来るというのか?
 なんのためだ?」
ギウラ「は、おそらくグレスコ閣下に直訴 するためと思われます」
ル・カイン「地球人と我々は共存 しなければならん
 そんなたわごとを、いうためにか!?」
ギウラ「は、はぁ……そのようで……」
ル・カイン「ばか者!! 人心をたぶらかす、 その聖女とやらを
 なぜ今まで放っておいたのだ!  すぐに捕らえてこい!」
ギウラ「は、はい!」
(扉が開閉する)
ル・カイン「ロアン・デミトリッヒ」
ロアン「ここにおります」
ル・カイン「先のレジスタンス掃討作戦の際 もれるはずのない極秘情報が
 奴らに入手された。そのためレジスタ ンスどもの重要人物を捕らえる
 ことができなかった上に、奴らの中で もっとも戦闘力の高い部隊を
 撃破することもできなかった。 これはどういうことだ?」
ロアン「おそらく内部に敵のスパイがいるので はないかと思われます」
ル・カイン「スパイ……スパイか。貴様は確か 3年前にはエイジとともに
 我が帝国に敵対していたな?」
ロアン「私をお疑いでしたら、この場で 処刑していただいても構いません」
ル・カイン「…………」
(銃声)
ロアン「…………」
ル・カイン「フ……身動きひとつもせんか。貴様 がスパイなら、恐ろしい存在だな
 もうよい、さがれ」
ロアン「はい。失礼いたします」

〈レイク・ビクトリア基地近辺〉

(アルビオンでサハラ砂漠の西まで移動)
ルー「あら? ……ねえ、あそこ、 何か見えない?」
デビッド「あん? どこだって?」
ルー「あそこよ。あの山の影の中」
デュオ「あれか。なんかが落ちたみたいだな。 墜落か不時着かってとこだろ」
カトル「あれは…… さっきのザク頭じゃないですか?」
デビッド「ああ、ホントだ。確かにあんときの奴だ な。結局落ちちまったのか」
シロー「なんだって!? どこだ!?」
ルー「だから、あそこだってば。ほら」
シロー「間違いない、アプサラスだ。艦長、 艦を降ろしてください! 艦長!
 くそっ、アイナ……無事でいてくれ……」

シロー「アイナ!! アイナ、無事か!?」
アイナ「あ……シロー……」
シロー「アイナ……良かった……本当に……」
アイナ「シロー!」

アイナ「助けていただいて、感謝します」
クワトロ「いや……礼ならばアマダ少尉にいって くれ。彼の強い要望がなければ
 我々はそのまま通りすぎていた。それ に、問題もある。君はスペシャルズの
 パイロットだからな。我々としては
 君とあのマシーンを敵に返すことに、 抵抗がある」
シロー「クワトロ大尉!?」
アイナ「いいのです、シロー。大尉のおっしゃる ことは、もっともです」
クワトロ「一応、君の希望は考慮するが ……」
アイナ「……私はあなた方と戦うことをせず、 退避しました。恐らく、脱走兵
 として処罰されることになるでしょう」
シロー「そんなバカな!」
アイナ「それは、いいのです。でも……このところの スペシャルズや財団の動きには
 疑問を感じてもいます」
ブライト「ニューエドワーズの件からか……」
アイナ「はい。噂は私も聞いていますので」
クワトロ「いまの話を聞く限りでは、君は他 にいくあてがあれば、スペシャルズには
 戻りたくないと受け取れるが……」
アイナ「私は……信じられるものを探したい。 最近ずっと、そう思っていました」
シロー「なら、ここにいればいい。俺たちと 一緒にいこう、アイナ」
アイナ「シロー……」
アイナ「あなたといると、不思議です、シロー 張り詰めていたものが、まるですっかり
 消えてしまったみたい。私は、ここにい させていただいてもよろしいのでしょうか?」
ブライト「かまわんよ。君がそうしたいと望むのな ら。この集団は、そうしてできたような
 ものだからな」
クワトロ「そういうことだ。アマダ少尉、彼女 を部屋へ案内してやってくれ」
シロー「はい、大尉!」

(扉が開閉する)
シロー「アイナ……その、恋人はいないって…… いってたけど……」
アイナ「ええ。シロー……どうして、私に恋人 がいると、思ったのですか?」
シロー「いや……あの時計に入っている 写真に、君と一緒に写っている
 男性は……」
アイナ「ああ、あれですか。あれは……兄です」
シロー「兄?……兄さん!?  そうだったのかぁ!」

ハヤト「ナスカ? そんなところに、いったい何が あると?」
ブライト「知らないのも無理はない。 連邦が極秘に建設していた
 地価備蓄基地だ。終戦前 に破壊されたことになっているが
 建設途中で放棄しただけでな」
アムロ「それを解放戦線が密かに建設 を続行したってわけか」
リョウ「では、そこはまだ無事なんですね?」
クワトロ「確証はない。だが、カラバの 万丈くんの情報では、南米で
 武装市民による反帝国 運動が再び起こりつつあるらしい
 武器の供給がなされなければ、 ありえない話だ」
アポリー「では我々の次の目的地は 南米ですか」
ブライト「そういうことだ。今のうちによく休んで おけ」


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