back 零児達がいる 零児達がいない index next
デビルカズヤ「お遊びはここまでか…ククク」
フェリシア「余裕ぶっちゃって!」
フェリシア「効いてるのはわかってるんだからね!」
キング『心配の種は、ここで少しでも
減らしておかねばな』
仁「ここが…血の池の底がおまえの墓場だ!」
仁「ふさわしい場所に葬ってやる…!」
デビルカズヤ「ここがふさわしい?」
デビルカズヤ「違うな、風間仁。
…ふさわしいのは“新たな力”だ」
レイレイ「ハッタリもはなはだしいアルな!」
鳳鈴「…この悪魔が本当に三島一八なら…
ハッタリじゃないかもしれないわ」
仁「新たな力とは何の事だ! 三島一八ッ!」
デミトリ「貴様を追ってきた、
ドルアーガの兵どもの事か?」
デビルカズヤ「じきにわかる。そう、じきにな」
ベラボーマン「待ってください! まだ聞きたい事が!」
ワンダーモモ「ドルアーガの事…教えてください!」
(デビルカズヤと増援のドルアーガ軍が撤退)
仁「今度こそ逃さん!」
トロン「待って! どうやって追うんですの!?」
トロン「ここは地の底ですのよ!」
バルコン・ゲレード号
コブン17号「バルコン・ゲレードに戻らないと
無理ですぅ!」
仁「ぐっ…! 一八め…!」
リュウ「うっ…!? 殺気…だと?」
デミトリ「…ほう、ここまで純粋な殺意のみを
放てるとは…何者だ?」
コブン28号「あ、あのぉ~、どうかしたんですか?」
リュウ「このむき出しの殺意…まさか…!」
KOS-MOS「熱源体、接近。…人間と思われます」
(西側に豪鬼が出現)
豪鬼「………」
たろすけ「に、人間…?」
たろすけ「っつーか、こ、怖ェー!
こりゃ景清兄ちゃんに負けてないよ」
景清「………」
景清(生者とも死者ともつかぬ、この“気”…
何者か、この男)
響子「この男性は…確か…」
英雄「豪鬼君…でしたな」
英雄「どうやって、こんな水の底まで!?」
ケン「へっ、素潜りでやって来たってか?」
ケン「ご苦労なこったな、ゴウキのおっさん」
リュウ「豪鬼…ッ! 何をしに来た!」
仁「拳を極めし“天”の男…!」
仁「ちっ、こんな時に現れるとは…!」
豪鬼「………」
ひろみ「トカゲ男なんかメじゃないのが出て
きちゃいましたけど!」
ひろみ「ラ、ライオン男?」
マスヨ「見た目より、知り合いがいる事の方が
気になるわね」
マスヨ(…あの服…リュウやケンと似てる…?)
フェリシア「ト、トリハダ立ってきたよ…。
あたし、猫なのに」
モリガン「うふふ…
危険な感じがする男って魅力的だけど…」
モリガン「この男は少し危険すぎるみたいね」
キング『この男がゴウキ…
『苦行の道』に現れたという格闘家か』
M.O.M.O.「シ、シオンさん…また、あの怖い人です」
シオン「子供が泣いちゃうから出てこないで!」
シオン「もしくはもっと優しい顔で…」
豪鬼「…姿かたちに意味などはない」
豪鬼「あるのは我(われ)がここにいる…
その意味よ」
リュウ「意味だと…?
どういう事だ! 答えろ、豪鬼!」
豪鬼「うぬらが水底(みなぞこ)でうつつを
抜かす間…現世(うつしよ)と異界を結ぶ
門が開かれた」
零児「現世と異界…?」
零児「さらに巨大な“ゆらぎ”が起きたとでも
言うのか!」
ブルース「俺達の世界は一体どうなってるんだ?」
ベラボーマン「これ以上混乱が広がったら…
もう我々の力が及ぶところではなくなって
しまいますよ!」
ワンダーモモ「もしかしたら…私達みたいな事に
なってる人達が、他にもいるんですか?」
レジーナ「…早いところ戻りたいわね」
レジーナ「この調子じゃ、すぐに…とはいかない
ようだけど」
トロン「“ゆらぎ”って…私達がこの世界に来る
原因になった、次元の歪みの事ですの!?」
豪鬼「その通り。
人外の力を借りずとも、異界への狭き門が
開けるようになった」
豪鬼「“人の世が得た力”だけで、な」
ガンツ「イキナリ出てきてナニ言ってやがる!」
ガンツ「わかるように言いやがれ!」
クロノア「言い回しもヘンに難しいし!」
クリノ「よくわからないけど、次元の壁が
また崩れた…って事は確かみたいだ」
サビーヌ「もういい加減にしてほしいな」
リュウ「まさか…“殺意の波動”か!」
仁「殺意の…波動?」
さくら「な、何の事!?
リュウさんは…知ってるの!?」
かりん(…聞いた事がありますわ。
しかし…さくらさんが憧れるこの男に…?)
ケン「………ちっ」
豪鬼「…それだけではない」
豪鬼「“さいこ某”などという、悪しき
“心の力”でも、だ」
春麗(サイコパワーの事を言っているの!?)
春麗(再び動き出したシャドルー…ベガが!?)
零児「サイコ…なんだと?」
零児「俺達にもわかるように説明して
もらいたいものだな」
豪鬼「ならば、今知るがよい」
豪鬼「我が名は豪鬼…拳を極めし者なり」
小牟「…意外とマイペースな男じゃのう」
小牟「全然説明になっとらんやんけ」
レイレイ「とりあえず、あの台詞を言っとけばいいと
思ってないアルか?」
鳳鈴「今は相手の能力だけを考えて、レイレイ」
鳳鈴「…この男、底が知れないわ」
リュウ(俺に情報を与え、拳を交える…。
その狙い…俺の中にある…あれなのか)
ケン「リュウ、惑わされるんじゃねえ」
ケン「…おっさん、いい加減に黙ってもらうぜ!」
(次元転移によりゴブリンが出現)
豪鬼「ぬう…?」
ゴブリン「………」
シオン「…ああっ!」
景清「何奴…? 妖気を持たぬ異形の者とは…」
たろすけ「乙姫様…招待客は選ぼうよ~」
コブン17号「…ど、同感ですぅ」
零児「こいつらは…渋谷に現れた連中か!」
春麗「シャドルーの工作員達と一緒に…
確かにいたわね」
シオン「グノーシス…!」
トロン「そ、そんな!」
マスヨ「オクティ達だけじゃなく…
“巡礼船団”まで!?」
ベラボーマン「彼女達が驚いているという事は…
この怪物は宇宙からやって来たと…!?」
ゴブリン「………」
ワンダーモモ「たしかに…ちょっと宇宙っぽいかも…」
かりん「敵意どころか、気の流れさえ感じない…。
出自はともあれ、やりにくい相手ですわ」
小牟「え、ええ~と…なになに?」
小牟「『オレサマ オマエ マルカジリ』」
さくら「う、うそ! 小牟ちゃん、わかるの!?」
零児「適当な翻訳はいい!」
零児「“ゆらぎ”か…!
今、世界はどうなっているんだ!?」
M.O.M.O.「あッ…! ま、また空間歪曲です!」
M.O.M.O.「今度は…かなり大きいです! 来ます!」
(次元転移により、シルフィーとシルフィーの店が出現)
コブン1号「な、なんか出てきましたぁー!」
ひろみ「け、建造物!?
な、なんなんですかぁ、コレ!」
景清「………」
景清「…義経めらが成していた事と同じか」
仁「あの時の要石や鳥居…!」
仁「この龍宮城そのものも、同じ経緯で
この世界に来た…」
デミトリ「ふん…この程度の小屋が転移するなど、
別に不思議でもないという事か」
アースランド城
モリガン「いやあねえ…そのうち、私のお城も
どこかに行きかねないじゃない」
ゲゼルシャフト号
トロン「ゲゼルシャフト号もそうやってこちらに
来たんでしたわね」
トロン「でも…『SHOP』?
どこかで見たような記憶が…」
クロノア「ショップって…え? お店!?」
ガンツ「けっ、厄介ゴトなら買わねェぜ!
間に合ってるってンだよ!」
マスヨ「…『SHOP』…ッ! まさか…!」
(店の前にシルフィーが出現)
???(シルフィー)「あらあら…ここはどこでしょう…」
零児「な、なんだ? 女…!?」
ブルース「ひゅう! こりゃ驚いたぜ」
レジーナ「…人間?」
リュウ「君は…何者だ?」
???(シルフィー)「え、私ですか?」
シルフィー「私はシルフィー、この店の主人です」
M.O.M.O.「え、えっと…お、お店…ですか?」
たろすけ「わ、わお!」
たろすけ「いいじゃんいいじゃん!
やっと龍宮城らしくなったじゃん」
豪鬼「………」
ケン「へっ、地獄の悪魔に、鬼みてえな
おっさんと来て…ようやく華やかなのが
来たな」
サビーヌ「喜んでる場合かよ。
この女も敵なのか? それとも…」
マスヨ「………」
マスヨ「…久しぶりね、シルフィー」
コブン28号「え!? 知ってるんですかぁ?」
クリノ「味方と見て…いいのかな?」
シルフィー「まあまあ!
これは辺境警備隊のトビ・マスヨ様!」
シルフィー「まさかご存命とは存じませんでした」
バラデューク
シルフィー「あの恐ろしい地下要塞にたったお一人で」
マスヨ「…おかげさまでね」
シオン「恐ろしい地下要塞…!? それって…!」
ひろみ「もしかして…先輩!?」
マスヨ「彼女は武器商人…シルフィー」
マスヨ「『バラデューク奇襲作戦』…
記録には残ってないけど、影の功労者よ」
シルフィー「とんでもございません!」
シルフィー「私もあのような場所で、あのような旧式の
波動銃をお買い上げくださる方がいるとは
思っておりませんでした」
マスヨ「…まだ使ってるわよ。
旧式を選んだのは私の趣味。悪かったわね」
豪鬼「こやつも異界より参ったか」
豪鬼「さらに増えようぞ、招かれざる者どもが」
リュウ「くっ…!」
リュウ「その原因と…解決する術を、おまえは
知っているのか?」
豪鬼「………」
豪鬼「少なくとも、今はない。…今はな」
響子「思わせぶりな態度はやめていただけ
ないかしら?」
英雄「言いたい事があればきちんと
伝えるべきです!」
リュウ「豪鬼…俺は“殺意の波動”などに
身をゆだねない…!」
リュウ「人のままで…闘い抜いてみせる!」
シルフィー「…何と言いましょうか、お呼びでない…
という雰囲気ですね」
シルフィー「お取り込みの所、誠に失礼いたしました。
ご来店はまたの機会に。ごきげんよう」
コブン1号「あ、はい。さ、さよなら~」
トロン「ちょ、ちょっと待ちなさい!」
トロン「グノーシスはアンタが連れて来たんで
しょうが! 責任持ちなさい!」
シルフィー「そう言われましても…
私は“ある方々”を捜して、空間転移を
繰り返していただけですので…」
小牟「ある方々?」
ゴブリン「………」
シオン「話は後にしてください!」
シオン「ヒルベルト発動! 急いで!」
KOS-MOS「了解しました」
M.O.M.O.「モモがやります!」
(M.O.M.O.がヒルベルトエフェクトを展開)
仁「う!? な、なんだ…ッ!?」
仁「一体なんの光だ!?」
零児「こちらに害はない、落ち着け」
零児「こいつらは霊体のような存在だ。
それを殴れるようにする仕掛けらしい」
フェリシア「モモちゃん、そんなコトできたんだ!」
フェリシア「すごいよ! 舞台で照明いらずだね!」
キング『すごい所が違うような気がするが…』
キング『とりあえず、これで投げる事も
できるというわけか?』
シルフィー「こ、これは…!」
シルフィー(ミズラヒ研の百式観測用レアリエン、
ヒルベルト実装型…!?)
シルフィー(なんという…レア物…)
マスヨ「ん? ちょっと、シルフィー。
何か企まなかった? 今」
シルフィー「め、滅相もございません!」
シルフィー「グノーシスの出現は、不可抗力とはいえ
私の責任…!」
シルフィー「微力ながらこのシルフィー、
ご協力させていただきます!」
鳳鈴「…さっきと言ってる事がまったく
変わったわね」
小牟「…こやつ、なんかクセモノっぽいのう…」
レイレイ「無闇に嫌な予感がするアル…」
ひろみ「…先輩の知り合いって、こういう人
多いですよね」
マスヨ「どういう意味かしら? ひろみちゃん」
豪鬼「これでうぬにも見えたであろう」
豪鬼「この乱世の行く末が」
リュウ「な、なに?」
ケン「行く末…だと?」
豪鬼「地獄の悪魔、異界より遣われし者ども、
人の世を乱す力と、人の世が得た力…」
豪鬼「うぬを取り巻く幾多のものよ」
さくら「ちょっとおじさんっ!」
さくら「さっきからワケのわからない事言って、
リュウさんを困らせないでよね!」
リュウ「豪鬼よ。
おまえと禅問答などするつもりはない…!」
リュウ「俺に何をさせたいのか、はっきりと
言ったらどうだ!」
豪鬼「幾度同じ事を語らせるつもりだ」
豪鬼「…考えるがいい、そして感じ取るがいい、
リュウよ」
春麗「逃げる…!?」
春麗「待って!
サイコパワーって…ベガの事なの!?」
(豪鬼が西へ移動し撤退)
モリガン「つれない男ねえ。言いたい事だけ言って、
さっさと消えちゃうなんて」
かりん「何もかも知っているという顔をして…
気に入りませんわね」
リュウ(豪鬼…
おまえが何を考えているかは知らない)
リュウ(だが、俺はおまえの思い通りには
ならない…!)
景清「…悪しき“気”はすべて潰えたか」
たろすけ「よっしゃ!
全部追っ払ったみたいじゃん!」
KOS-MOS「はい。周囲に敵影、及び空間の歪曲などは
検知できません」
英雄「やれやれ、やっとですか…」
英雄「おとぎ話のようにはいきませんなあ」
響子「亀を助けていませんものね」
(たろすけが龍宮城のほうを向く)
たろすけ「乙姫様ぁ~! お~い!」
リュウ「やっと目的の相手と対面できそうだな」
リュウ「しかし…」
零児「ああ、思った以上に時間はないらしい。
豪鬼という男…奴の言葉も気になる」
黄金の種
零児「早いところ『黄金の種』を受け取って、
戻らなければ…」
ブルース「もてなし…って言葉に少し期待してたが、
それどころじゃないな」
レジーナ「正直、もう満腹よ」
仁「………」
クロノア「ジンさん?」
クロノア「大丈夫だって!
料理食べる時間くらいはあるって!」
ガンツ「コイツが悩んでンのはそこじゃ
ねェだろ」
小牟「仁、何を気にしておるのかの?」
仁「三島一八…奴の引き際の台詞さ」
仁「…奴は“新しい力”と言った。
“天”の男とは別の…
そう、別の何かをやろうとしている…」
シルフィー「あらあら、お客様。
お悩みの時は、気持ちを落ち着かせる
スペースアロマはいかがでしょう?」
シルフィー「100ゼニーとなっておりますが」
マスヨ「…状況がわかってないくせに
商売するんじゃないわよ」
クリノ「な、なんだかたくましい人だね…」
サビーヌ「…ズールにライバル登場だな」
back 零児達がいる 零児達がいない index next