back index next


源平討魔伝 零児達がいる ~ 第11話 ~

《魍魎界 上ノ伊城・桜台門》

(上ノ伊城を調べに来た面々が出現)
シオン「モモちゃん、ここがそのエネルギー反応が あったところなのね?」
M.O.M.O.「はい。解析はやっぱりできませんけど、 付近一帯から、次元転移の際に生じたと 思われるエネルギー反応が感知できます」
さくら「うわぁ~、でもキレイな所だねえ」
さくら「お花見したくなってきたよ」
 ソウルエッジ  黄金の種
「目的を忘れるなよ。手分けして探そう」
「『黄金の種』と…『ソウルエッジ』だな」
かりん「手分けすると言っても…」
フェリシア「よぉ~し、探すぞぉ!」
フェリシア「くんくん…」
キング『ん? フェリシア…?』
フェリシア「あ~、もう!  クロノアちゃんやガンツちゃんもこっちに 連れてくれば良かった!」
フェリシア「ほら、なにやってんの、キングさん!  匂いかいで! 匂い!」
キング『これはマスクだ』
零児「…小牟」
小牟「わ、わしもせんぞ!」
レイレイ「ラクしようとしちゃダメアルよ。 捜査の基本は足なワケ」
鳳鈴「ちょっと待って」
鳳鈴「“転移の際に生じたエネルギー”って… 目標はもう転移してしまった、という意味 じゃないの?」
M.O.M.O.「そうです… ここには『黄金の種』や『ソウルエッジ』 という物体そのものはないみたいです」
デミトリ「ふん、そんな事は魔力を感じない時点で わかり切っている事だ」
デミトリ「貴様もダークストーカーの誇りを持て」
フェリシア「えへへ、そりゃそうだね」
サビーヌ「誇りで見つかれば苦労しないって。 どうすんのさ、これから」
春麗「レイレイの“捜査の基本は足”というのは あながち的外れじゃないわ」
春麗「とりあえず何か手がかりになる物を 見つけましょう」
リュウ「見る限り何もないようだが… あの門の奥は?」
(皆で門を見る)
M.O.M.O.「え……!!」
M.O.M.O.「じ、次元転移…! 来ますっ!」
クリノ「転移だって!? 何が!?」
(次元転移により、鳥居と要石が出現)
キング『な、なんだ!? 何か現れたぞ!?』
フェリシア「え、ええっと…どれが『黄金の種』?」
フェリシア「あっちが『ソウルエッジ』かな?」
さくら「いや、この中にはないでしょ」
さくら「これって…」
かりん「要石…? それに鳥居…ですの!?」
クリノ「カナメイシにトリイ…?  一体なんだい?」
「日本の霊的な力の象徴さ」
「要石は地震や土地に起こる不幸を防ぎ、 鳥居は確か…人の世と霊界を仕切る門だと 聞いた事がある」
小牟「ふむ、英雄の奴めがおれば、もっと色々 うんちくを聞けたやも知れぬのう」
零児「言葉の意味より、こんな物がなぜ急に 現れたのか…その意味の方が問題だな」
(北東にガマカエルが出現)
シオン「カ、カカ、カエル…!」
シオン「またカエルが…」
M.O.M.O.「や、山盛りですね…」
サビーヌ「オレ達と同じく、魔界から来たみたいだ」
サビーヌ「…次元の壁、もうダメっぽいな」
春麗「鳥居が人の世界と霊界…他の世界を 仕切るとはよく言ったものね」
「本当にそうだったとは思わなかったがな」
「…状況はわからないままだが、敵を 片付けるのが先決だ」
デミトリ「そこの尖り頭の言う通りだ」
デミトリ「下級妖魔ごときに騒ぐな。さっさと…」
(南東にブルー・スナイパーが出現)
レイレイ「いやいや、まだまだ来るアルね」
レイレイ「…ん? あら?」
鳳鈴「どうしたの? レイレイ」
レイレイ「…魔力を感じないアルよ?」
小牟「ん…確かにそうじゃの」
小牟「しかし、完全に妖気を消せるほどの 手練にも見えんが?」
零児「姿を見る限り、人間が何か着ているように 見えるが…どうなんだ?」
リュウ「いや、人の“気”も感じない…。 なんだ? ロボット…?」
デミトリ「見慣れん姿をしおって…何者だ?」
シオン「宇宙服に…空間騎兵用のライフル…!?」
シオン「そんな…ぐ、偶然よね?」
M.O.M.O.「………」
M.O.M.O.「シオンさん、 エネルギー反応が…オクティと同じです」
シオン「……ッ!」
 バラデューク
シオン「そんな!  過去、人型のオクティが確認されたのは、 “あそこ”だけなはずよ!? なんで…!」
デミトリ「ふん、相手の出自などに興味はない」
デミトリ「少しは楽しませてくれるのだろうな」
春麗「ウヅキさん、知ってるの?  あとで話を聞かせて!」
シオン「………」
シオン(オクティがパケット星侵略のために 造り上げた地下要塞…)
シオン(人型が確認されたのは、 記録によればあそこだけだったはず)
シオン(信じられないけど… この世界に転移して来ているのは…!)

〈敵味方合わせて22回行動終了〉

(源義経などが出現)
義経「ひょひょひょ…うまくいったものよ。 見よ、鬼若。この光景を」
弁慶「やはりこの光景を見なくては、 戻って来た実感が湧きませぬ、牛若様」
鳳鈴「ここに来て…真打ち登場というわけね」
零児「ああ、それに口振りからすると、 この要石や鳥居をバラまいたのは、 こいつららしいな」
さくら「あの鎧に、刀持ったガイコツ… って事はやっぱり?」
 苦行の道
リュウ「『苦行の道』で闘った木曽義仲の 仲間に間違いないだろう」
義経「左様。ぬしらか?  駒王丸めと戦り合うたという、異界よりの 来訪者とは」
キング『コマオーマル?  誰の事を言っているんだ?』
かりん「駒王丸… たしか木曽次郎義仲の幼名ですわ」
かりん「その呼び名、そしてその風体… あなた達、源九郎義経、そして武蔵坊弁慶… ですわね?」
「なんてこった…。 木曽義仲に出会った時から、もしかしたら とは思っていたが…」
「フッ、 歴史上の有名人と殴り合えるとは光栄だな」
小牟「サインの一つでももらっとくかのう。 元の世界に戻ったら、驚きの鑑定結果が 出かねん」
義経「ひょひょひょ、苦しゅうない。 褒美に、せめて苦しませずに殺して 進ぜよう」
零児「そいつは重畳。武士の情けか?」
零児「だが…ただで首はやれない」
フェリシア「こっちだって反撃するんだからね!」
デミトリ「くだらんやり取りはいい」
 ソウルエッジ  黄金の種
デミトリ「『黄金の種』『ソウルエッジ』の事、 何か知っているならば話してもらおう」
義経「『黄金の種』? 知らぬな」
義経「だが『そうるえっじ』…うぬらもか」
弁慶「『そうるえっじ』…なるほど、ますます 我が物にしたくなってきおったぞ」
クリノ「…という事は、 まだ誰も見つけていない…と?」
レイレイ「あ、なるほど! そういう事アルな」
義経「左様。 だが此度(こたび)の“実験”は成功した」
義経「『そうるえっじ』もじきよ」
零児(実験…? “実験”だと?)
弁慶「…牛若様」
義経「来たか…」
(平景清&たろすけが出現)
景清「………」
サビーヌ「誰? あいつらの仲間?」
小牟「ちゅうか、怖っ!」
義経「ひょひょひょ…やはり来たか、景清」
弁慶「…待ちかねたぞ、小僧…」
リュウ「あれが平景清…!」
シオン「カゲキヨ…さん!?  じゃあ、その隣の子が…」
たろすけ「安駄婆のばあちゃんから聞いてるよ」
たろすけ「オイラにど~んと任せとけって!」
景清「………」
デミトリ(タイラノカゲキヨ…?  この邪悪な波動…魔界にもそうはおるまい。 アンダバめ…こんな手駒を持っていたか)
春麗「役者が揃った…ってとこね」
春麗「じゃあ捜査を開始しましょう」
M.O.M.O.「え? 捜査…ですか?」
春麗「蹴り倒して話を聞く…って事よ」
春麗「“捜査の基本は足”よ」
レイレイ「…あえて突っ込まないアル」
レイレイ「んじゃ、たろすけ、よろしくね!」
たろすけ「う~い、よろしくされるよ!」
弁慶「景清よ、時は満ちた」
弁慶「世は混沌に包まれ、我らもまた… 新たな力を得た」
景清「…笑止」
景清「地獄の鬼どもと、異界の妖魔どもを従えた 程度で我(われ)を討ち果たせるとでも 思うたか」
義経「まだすべてを見せてはおらん。 ひょひょひょ…」
キング『まだ何かあるというのか?  この者達…侮れんな』
景清「…問答には飽いた」
景清「いざ」
たろすけ「お、いよいよだね!  じゃ、景清兄ちゃん、頼むよ!」
景清「………」
景清「すべて…斬る…!」
たろすけ「だから駄ぁ~目だっつの!  あっちはオイラ達の味方だって!」
たろすけ「ちゃんと聞いとけよ!」
景清「………」
たろすけ「あ、あの…だから悪い奴らだけで お願いします、ホント」
景清「…承知」
たろすけ(もうやだよ、この人…)


第11話
源平討魔伝

〈敵の残数を6体以下にする、または源義経か武蔵坊弁慶のHP50%以下〉

義経「ほほう、やりおる。 駒王丸めが退くもむべなるかな」
弁慶「ほんに。あの御剣とかいう武者といい、 楽しませてくれる」
たろすけ「へへ~んだ!」
たろすけ「すごいじゃん、兄ちゃん達!  頼りになるぅ~!」
デミトリ「当然だ。私を誰だと思っているのかね」
シオン「…す、すごい偉そうですね」
小牟「ピチピチのくせに」
春麗「いいんじゃない? 敵だったら腹立つけど」
たろすけ「ほら、景清兄ちゃんも誉めて誉めて!」
景清「…我(われ)一人でも事足りる」
たろすけ「そういう事言うな!」
たろすけ「おだてて、その気になってくれりゃ、 ラクじゃんよ!」
サビーヌ「…おだてかよ」
小牟「どっちもそういう事言うな、馬鹿者」
クリノ「だけど気になるな、ゲンジ側の余裕が」
義経「そこな男… 見た目とは裏腹に、なかなか鋭いの」
弁慶「そろそろで。牛若様」
零児「うっ…!?」
M.O.M.O.「あ…! 空間に歪曲が発生しました!」
(次元転移により逢魔軍が出現)
小牟「…こやつら…!」
鳳鈴「やっぱりまだ戦力を残していたのね」
鳳鈴「『逢魔』…だったわよね?」
リュウ「ああ。 だが、鎌鼬は今まで闘った事があるが… 先頭の奴は初めて見るな」
(悪天狗を見る)
リュウ「天狗…?」
かりん「正確には鴉(からす)天狗のようですわ」
かりん「義経伝説に天狗は付き物。 納得のいく相手ではありますわね」
「問題は… 源氏の連中がこいつらを呼び出した事だ」
キング『答えは明白か。…ゲンジと『オーマ』に 関わりがあるとすれば』
零児「………」
たろすけ「や、ヤバくなってきたかも…」
弁慶「その通りよ。時は満ちたと言ったはずだ。 景清よ、今の我らはあの時とは違うぞ」
景清「…変わらぬ」
景清「最後には、すべて我(われ)が 斬り捨てる…ただそれだけのこと」
レイレイ「それにこっちにはアタシ達もいるワケ」
レイレイ「違うのはそっちだけじゃないアルよ!」
義経「ひょひょひょ…確かに」
義経「どの者も、相当な手練よの」
さくら「今更帰りたいなんて言わせないよ!  色々聞きたい事もあるし!」
たろすけ「か…」
さくら「…え?」
たろすけ「…帰りてェー!」
フェリシア「こっちが言っちゃったよ!」
フェリシア「もう! ここまで首突っ込んだからには、 あたし達に付き合ってもらうからね!」
弁慶「役者は揃った…いざ」
零児「…まだだ」
零児「まだ出待ちをしてる奴がいる」
義経「なに?」
リュウ「なんだって? また敵が?」
小牟「…『逢魔』と言えば決まっておるか」
零児「豊作という意味がこれか」
零児「…沙夜!」
(沙夜、毒牛頭、毒馬頭が出現)
沙夜「その通り、よくできました」
沙夜「ご褒美は何がいいかしら? 坊や」
零児「…おまえの命だ」
春麗「また面倒なのが出て来たわね」
たろすけ「た…」
さくら「…え?」
たろすけ「たまんねェー!」
フェリシア「うるさいよ! このエロ坊主!」
デミトリ「真打ちは最後に登場する、か」
デミトリ「ふん、主役にでもなったつもりかね?」
沙夜「どうかしら?  少なくとも、チョイ役ではないつもりよ?」
零児「…斬られ役くらいになら使ってやる」
沙夜「あん、キャスティングはこれからよ」
沙夜「ここは地元だもの。 勝手知ったる…という意味では、私達の方が 有利なわけだし」
沙夜「ねえ、ツネちゃん?」
義経(この女か… 信用はできぬが、この場は致し方あるまい)
義経「鎌倉殿の命だ」
義経「“実験”の成果も上がっておる… 後は邪魔なこやつらを斬り伏せるまでよ」
沙夜「成果は上がってる?  …まだまだ先は長いけど、ね」
小牟「“実験”…こやつら、やはりグルか」
零児「地元と言ったな。 ならば丁度いい、この世界の事… 聞かせてもらうぞ」
弁慶「ククク…互いに見知った仲か」
弁慶「…面白くなってきおった。のう、景清よ」
景清「関係なき事」
景清「我が成すべき事は唯一つ故に」
義経「うぬは変わらぬな」
義経「だが、時代は動いておるのだ。 …あの時とは、何もかもが違うておる」
景清「………」
義経「ひょひょひょ、ぬしらの首… まとめて鎌倉殿に献上してくれよう」
景清「否。まとめて並ぶのは、おぬしらの方なり」
景清「…頼朝も含めてだ」

〈敵の残数を8体以下にする〉

M.O.M.O.「え…? あれ!?」
レイレイ「どうしたアルか?」
M.O.M.O.「複数の熱源が急速接近中です!」
さくら「ええ~、まだ出てくるの!?」
クリノ「敵の援軍…だろうね」
かりん「でも接近してくる…?」
かりん「いきなり現れるわけではない… という事は、また別の勢力ですの?」
零児「ちっ、キリがない…!」
デミトリ「ふん、小出しにしおって…うっとおしい」
(ホロッコが出現)
小牟「な、なんじゃ?  えらくこまいのが来おったぞ?」
沙夜「あらやだ、カワイイじゃない?」
鳳鈴「これはなに!? ロボット…?」
「平安時代の侍に妖怪と来て、 今度はロボットか」
シオン「あら? どこかで見たような…」
義経「ひょひょひょ、これはいい。 “血の池”に放しておいた者どもか」
M.O.M.O.「シオンさん! リーバードです!」
M.O.M.O.「データ照合の結果、間違いありません!」
キング『…リーバード?』
キング『シオン君、心当たりがあるのか?』
シオン「オクティと同じ… 私達がやって来た世界の機械生命体…!」
フェリシア「き、機械生命体? なにそれ?」
シオン「完全なロボットとも、未知の生命体とも 言われてるんです」
シオン「…機械生命体、という言い方も 正しいかどうか…」
春麗「そんな非現実的な…」
春麗「…なんて、今の私達には言えないわよね」
リュウ「まったくだ。 だが、今までとずいぶん毛色が 違うのは確かだな」
リュウ「…どう出てくる?」
景清「面妖な者どもよ。 これもきゃつらの手駒だというのか」
弁慶「“血の池”に配しておっただけだが… これも一興か」
たろすけ「なんでもいいじゃん」
たろすけ「とりあえずやっつけようよ」
サビーヌ「それ賛成」
シオン(遺跡の番人…リーバード…)
シオン(…という事は、この世界には、どこかの 星の遺跡が丸ごと転移して来ている…!?)

〈vs ブルー・スナイパー〉

[シオン&M.O.M.O.]

シオン「古い型の波動銃に、戦闘用の宇宙服…」
M.O.M.O.「形状が変化しているので よくわかりませんけど…」
M.O.M.O.「過去、辺境警備隊に支給されていたものに 酷似してます」
シオン「おそらくは本物よ、モモちゃん。 信じたくはないけど…」

[キング&フェリシア]

キング『宇宙服にビームガン…まるで映画だな』
フェリシア「次のミュージカルのネタ思いついた!」
フェリシア「猫耳スペースハンターが大活躍するって いうのはどうかな?」
キング『どうも何も、まずは生きて帰らねばな』
キング『いくぞ、フェリシア』

[レイレイ&鳳鈴]

レイレイ「急にSFチックな敵アルな」
鳳鈴「宇宙服…? どう見てもそうよね」
レイレイ「ま、何でもかまわないケド」
レイレイ「暗器砲に使えそうな珍しいモノを 持ってるかもしれないアル」

〈vs 源義経 or 武蔵坊弁慶〉

[リュウ]

リュウ「木曽義仲の後は源義経に武蔵坊弁慶か。 この分だと、織田信長や武田信玄とも 手合わせできそうだな」
弁慶「なかなか良い目をしておる。 武器は持っておらぬようだが、この男… 武士(もののふ)か」
義経「ひょひょひょ。 実力の程、見せてもらうとしようぞ」

[春日野さくら&神月かりん]

弁慶「女子(おなご)とはいえ、 この武蔵坊弁慶…手は抜かん!」
さくら「ここでも歴史上の有名人と対決なんて…」
かりん「光栄の至りですわね」
さくら「えっと…忠臣蔵の人達だっけ?」
かりん「…参りますわ」
義経「ひょひょひょ、参るぞ…小娘」

[有栖零児&小牟]

零児「『逢魔』との関わり…聞かせてもらう」
弁慶「む? こやつ…他の者達とは違う…?  …面白い。だが、ただでは教えてやれんな」
義経「ひょひょひょ…そこな小僧と小娘。 聞きたければ我(われ)を討ち取って からにするがよい」
小牟「ムカつく連中じゃ!」
小牟「ミンチにしてくれるわッ!」
零児「それじゃ聞けなくなる。ほどほどにしろ」

〈vs 武蔵坊弁慶〉

[平景清&たろすけ]

景清「弁慶よ、きゃつの力…戻っておるのか?」
たろすけ「きゃつ? 誰?」
弁慶「…ククク、わしが語る事など何もない」
景清「承知」
景清「…参る」

[KO]

弁慶「景清…うぬも幸運なる男よ。 我らが新たなる力を得たように、うぬも…」
景清「我(われ)が望んだ事ではない」
景清「どちらにせよ、おぬしらの辿る道は 決まっている」
弁慶「それはうぬとて同じ事よ、景清」
弁慶「どちらにせよ…どちらにせよ、な」
たろすけ「え? このおっさん、何言ってんの?」
弁慶「………」
(武蔵坊弁慶が撤退)
たろすけ「なんかワケわかんない事言って 逃げちゃったケド…いいの?」
景清「…構わぬ」
景清「望む望まぬに関わらず、きゃつとは 再びまみえる事となる」
景清「どちらにせよ…どちらにせよ、だ」

〈vs 源義経〉

[平景清&たろすけ]

義経「ひょひょひょ。 うぬが徒党を組むとは、変わったものよ」
景清「…我(われ)は群れるつもりなどない」
たろすけ「まあまあ、いいじゃんか」
たろすけ「一人で戦うよりはラクだし、得したと 思えばさ」

[HP30%以下]

義経「ぬぬう…一度ならず二度までも!」
義経「だが景清よ、戦(いくさ)はまだ 始まったばかり」
義経「鎌倉殿…いや、兄者も以前の兄者には非ず」
義経「そこな童(わらし)も含め、次に黄泉へ 旅立つのはうぬらの方よ」
たろすけ「おいらも数に入ってんの!?」
景清「…我(われ)の成すべき事は変わらぬ」
景清「何度でも斬り伏せるだけだ」
義経「ひょひょひょ…時代が変わり、我らを 取り巻く状況も変わった」
義経「変わらぬうぬが、如何に戦うのか、 見極めるとしようぞ」
(源義経が撤退)
たろすけ「あちゃあ~、 オイラも黄泉送り決定かよ~」
景清「………」
景清(世の流れ、人の流れ…何もかもが変わった としても、人の恨みだけは変わらぬ… そして消えはせぬ…)

〈vs『逢魔』〉

[風間仁]

「鎌鼬に天狗か」
「鬼とは戦った事があるし、次はなんだ?」
沙夜「狐をお忘れなきように、ね」

[デミトリ=マキシモフ]

沙夜「タマネギ男爵もこんな所までご苦労ねえ」
デミトリ「ふん、魍魎界の妖魔風情が、好き勝手を してくれる」
デミトリ「罰を与える必要がいるようだな」

[春麗]

春麗「『逢魔』…ね。 だんだんと敵の質も上がってきてる…」
沙夜「まだまだ、秘密はあるのよね」
沙夜「うふふ…」

[有栖零児&小牟]

零児「…天狗まで引っ張り出してきたか」
零児「着実に何かに向かっているらしいな」
沙夜「いろいろと情報を手に入れたみたい じゃない? 坊や」
沙夜「うふふ…どれが真実かしら、ね」
小牟(今回の“実験”とやら… どこまで核心に迫れるかのう…)

〈沙夜のHP50%以下〉

沙夜「なんか、逢うたびに人数が増えて いってない?」
小牟「人の事が言えるか」
小牟「…何を企んどるんじゃ!」
零児「…さっき源氏の武者は“実験”という 言葉を使った」
零児「おまえの“実験”…それと同じものか?」
沙夜「さあ、ね。考えてごらんなさいな、坊や」
小牟「まったく、いつもいつも 思わせぶりな事ばかり言いおって!」
沙夜「あん、女のコの『技』よ、『技』」
小牟「…ま、まあ、そりゃそうじゃが…」
零児「納得するな」
零児「沙夜、逃がしはしないぞ!」
沙夜「じゃ、これ以上珠のお肌を傷つけられても 嫌だし、おいとまするわ」
沙夜「…“実験”結果も上々だったし、ね」
沙夜「うふふ」
(沙夜が撤退)
零児「…ちっ…奴め!」
小牟「零児、やはり…」
零児「ああ、奴はこの件にかなり深く噛んでる」
零児「…そして、それを小出しにするのも、 何かしらの目的があっての事だろうな」

〈vs ホロッコ〉

[シオン&M.O.M.O.]

M.O.M.O.「データによると、ホロッコという タイプみたいです」
M.O.M.O.「リーバードの中では、低ランクに 位置付けされてます」
シオン「問題はランクとかじゃないわ。 …なぜここにいるのか、という事よ」

[クリノ・サンドラ&サビーヌ]

サビーヌ「なんだこいつ?」
クリノ「機械のような、生物のような…」
サビーヌ「ゾウナの奴に、こんな手下いなかった?」
クリノ「魔力を感じない時点で違うけど… とにかく戦ってみよう。力量も知りたい」

〈敵全滅〉

シオン「今ので最後?」
M.O.M.O.「付近に反応ありません」
M.O.M.O.「…たぶん」
春麗「たぶん? ちょっと、はっきりして」
M.O.M.O.「あ、あの…ごめんなさい」
M.O.M.O.「カナメイシなどが転移してきてから、 ノイズがひどいんです…」
小牟「電波少女も大変じゃのう」
零児「語弊がある言い方はよせ」
かりん「肝心の『黄金の種』、『ソウルエッジ』の 行方はわからず、厄介事が増えるばかり…」
かりん「頭が痛いですわね」
さくら「でも仲間も増えたし、悪い事ばかりでも ないんじゃ…」
景清「………」
さくら「こ、怖…!」
さくら「あの…この人はやっつけなくていいの?」
クリノ「今仲間って言ったばかりじゃないか。 アンダバさんの言うとおり、彼らは味方さ」
たろすけ「そうだよ。 景清兄ちゃんはちょっと見た目は怖いけど、 これでも根はイイ奴なんだぜ?」
景清「………」
たろすけ「え、あの…たぶん」
サビーヌ「…な、なんかダメそう…」
レイレイ「いやいや、この親近感… 間違いなくイイ奴アル」
レイレイ「ねー?」
景清「………」
鳳鈴(…亡者同士というわけかしら)
デミトリ「馴れ合いはいい」
デミトリ「『ソウルエッジ』がない事が明白な今、 こうしているのは時間の無駄だ」
「おい、そんな言い方はないだろう。 一緒に闘っていく仲間なんだぞ?」
デミトリ「ハッ、それがくだらんと言っているのだ」
小牟「そこの尖った二人、ケンカはよさんか」
たろすけ「景清兄ちゃん、怒っちゃ…」
景清「そこな男の申す通り、もう用はない」
景清「義経…きゃつらを追うのが先だ」
キング『やっとしゃべったと思ったら、 デミトリ君と同じ意見か』
フェリシア「…性格も同じだったら、相当ワルだよ… この人」
零児「やれやれ…」
零児「だが、ここから動く事には賛成だ」
リュウ「とにかくケン達と合流しよう」
リュウ「リーバードとかいう敵は向こうから 来たらしいし、心配だ」
シオン「オクティがどこから来たのかも…」
小牟「それに沙夜…あの女も絡んでおるでな」
小牟「またゴタゴタしそうじゃの」
零児「………」
たろすけ「おろ?  …そういえば、御剣の兄ちゃん達って どこ行った?」
「ミツルギ…?」
景清「…知らぬ」
たろすけ「『でぃふれくたあ』の方か」
たろすけ「いつの間に行ったんだろ?」


back index next