(ゲシュペンスト・タイプRが出現)
エクセレン「あら?
あのゲシュペンスト、
他のと色が違うわねえ」
ガルイン「……!」
ジャーダ「形式番号は…!
PTX-001!? お、おいおい!
PTの元祖だぜ、あれ!!」
エクセレン「わお!
んじゃ、超レア物じゃなぁい!?」
イルム「懐かしいな。俺も一時期は
あいつの世話になったもんだ」
リョウト「PTの第1号機が
現役で使われてるなんて…」
イルム「戦力増強のために
駆り出されたんだろうが…」
イルム「元祖とは言っても、
チューンと乗る奴次第じゃ
現役機より強いかも知れないぜ」
リョウト「それ、本当なんですか?」
イルム「ああ。3機のMk-Iは
試作機とは言え、予算度外視で
作られた特別な機体だ」
イルム「内1機は幻のMk-IIIの
基本体になったぐらいだからな」
リョウト「幻のMk-IIIって…
ああ、アルトアイゼンのことですね」
ギリアム「こちらは
ギリアム・イェーガーだ。
これよりそちらの援護に回る」
エクセレン「あらん、
お久しぶりです、少佐!
随分と遅いご到着で」
ギリアム「フッ…そう言うな。
遅延分は働かせてもらう」
キョウスケ「ご協力感謝します」
イルム「おまけにパイロットは
元教導隊のギリアム少佐か。
こいつは心強い助っ人だぜ」
ガーネット「誰なの、あの人?
ちょっとカッコいいじゃない?」
ラッセル「元教導隊のメンバーで…
今は情報部に所属している方です」
ラッセル「DC戦争中は
ヒリュウ改に乗って自分達と
行動を共にしておられました」
ガーネット「ふ~ん…」
マサキ「…ええっと、
ギリアム・イェーガー少佐だっけ?」
ギリアム「! 君は……
報告書にあった魔装機神の…」
マサキ「…マサキ・アンドーだ。
あんた、どっかで俺と会ったこと
ねえか?」
ギリアム「………初見だと思うが?」
マサキ「そっか…。
やっぱり、気のせいか……」
ギリアム(………………)
マサキ「すまなかったな。
突然変なことを言ってよ」
ギリアム「…気にする必要はないさ」
ギリアム(…それよりも……)
ギリアム(…やはり、人型の機体は
今のところハガネとヒリュウ改に
対してのみ送り込まれているようだ)
ギリアム(イングラム少佐のことを
踏まえても、エアロゲイターは彼らを
特別視していると見て間違いない…)
ギリアム(それが俺の予想の
裏付けとなればいいのだが…)
(作戦目的表示)