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冷たい世界(後篇) ~ 第45話 ~

〈ズィー=ガディン撃墜〉

ジョッシュ「これで終わりだ!」
グ=ランドン「こ、このような結末……っ!!」
(ズィー=ガディンが揺れ、内部から光を発する。グランティード・ドラゴウス、ベルゼルート・ブリガンディ、 ラフトクランズ・アウルンがズィー=ガディンの方を向く)
グ=ランドン「ぬおおおぉおおお!!」
(ズィー=ガディンが主動力部隔壁まで高速で移動。 グランティード・ドラコデウスがズィー=ガディンの方を向く)
カティア「ズィー=ガディンの オルゴン・エクストラクターが暴走しているわ!」
トーヤ「!!」
カルヴィナ「あいつ、自爆する気!?」
シャナ=ミア「ここでそんなことをすれば、ガウ=ラそのものが!  やめなさい、グ=ランドン!」
グ=ランドン「貴様らの行動が招いたことだ!  死の深淵へ、もろともに落ちよぉぉぉ!!」
シャナ=ミア「何の権利があって、そのようなことを!」
トーヤ「シャナ=ミア、ラースエイレムを使うぞ!  グ=ランドンを止める方法は、それしかない!!」
シャナ=ミア「わかりました。私の手で終止符を打ちます。 コントロールをこちらに!」
トーヤ「いや、グランティードの操縦は俺の役目だ!  父さんがそうだったように!」
シャナ=ミア「トウ=ヤ……」
トーヤ「カティア、 オルゴン・エクストラクター、出力最大!」
カティア「わかったわ!」
グ=ランドン「ラースエイレムを使う気かぁ!」
トーヤ「そうだ!!」
(グランティード・ドラコデウスがラースエイレムを使う、閃光)

<主動力部隔壁前にいるズィー=ガディン>

(ズィー=ガディンは首部分辺りに小さくプラズマを放っている)
グ=ランドン「無駄だ!  こちらにもラースエイレムがある!!」
(グランティード・ドラコデウスが高速でズィー=ガディンに向かって移動)
トーヤ「それが狙いだ! ラースエイレムの使用には、 大量のオルゴン・エナジーが必要だからな!」
グ=ランドン「それで抑えられぬぞ! 止められぬぞ!!」
トーヤ「やってみせるさ!」
グ=ランドン「させぬ! ヴォーダの闇に還る邪魔はぁぁ!!」
トーヤ「お前の旅を……数千年続いた悪夢を 今こそ終わらせてやる!!」
(閃光)
【強制戦闘】
トーヤ[インフィニティ・キャリバー]vsグ=ランドン[---]
トーヤ『父さんに代わり、俺が引導を渡す!』
(ズィー=ガディンに向かって飛行しながら、バシレウスが分離する)
トーヤ『行け、バシレウス!』
(バシレウスがズィー=ガディンに体当たりし、グランティードの所へ戻る)
トーヤ『ドラコデウス・ドッキング・シーケンス!』
(戻ってきたバシレウスとグランティードが合体する)
トーヤ『完了!』
トーヤ『ドラコ! ナックルッ!!』
(グランティード・ドラコデウスの腕が飛んでいき、攻撃する)
トーヤ『フィンガー・クラッシャー!!』
(グランティード・ドラコデウスも追っていく)
トーヤ『ドラコ・スレイブ! くらえぇぇっ!!』
(攻撃後、剣の柄が出現する)
シャナ=ミア『トウ=ヤ、今こそこの戦いに終止符を』
トーヤ『ああ!』
カティア「オルゴン・マテリアライゼーション!』
(剣が結晶化する)
トーヤ『グ=ランドン! 覚悟ぉっ!』
(剣を構えて突進する)
トーヤ『おおおおおおおおお!!』
(ズィー=ガディンに切り掛かる)
トーヤ『ヴォーダの闇に! 沈めぇぇぇぇぇぇ!!』
(ズィー=ガディンの周りに結晶化後、爆発)
シャナ=ミア『グ=ランドン…… あなたの戦争は……終わったのです』
グ=ランドン『ヴォ、ヴォーダァァァァ!!』

〔戦域:ガウ=ラ・フューリア主動力部隔壁前〕

(グランティード・ドラコデウスがズィー=ガディンに隣接している)
グ=ランドン「こ、これが……真の……死……!」
アル=ヴァン「運命を受け入れよ、グ=ランドン」
アル=ヴァン「千億の素粒子となって、宇宙へ還れ…… そこで同胞達と相見えるがいい」
グ=ランドン「……闇が……!」
グ=ランドン「ヴォーダの……深……淵が…………!!」
(ズィー=ガディンが爆発)
シャナ=ミア「グ=ランドン……!」
カルヴィナ「………」
トーヤ(……終わった……)
トーヤ(終わったよ……父さん……!)
(閃光)

[ガウ=ラ・フューリア 内部(転送室)]

カルヴィナ「……アリー……」
アル=ヴァン「私をまたそう呼んでくれるのか」
カルヴィナ「ええ……真実を知ったから。 あなたは、アシュアリー・クロイツェルの 仲間達を助けるために、あの場に赴いたんでしょう」
アル=ヴァン「その通りだが……間に合わなかった」
カルヴィナ「それはあたしも同じ……そして、復讐は終わった」
アル=ヴァン「カリン……」
カルヴィナ「今、目の前にいるのは、あたしの世界一大切な人。 世界で一番、守りたい人……」
カルヴィナ「……愛しているわ、アリー」
アル=ヴァン「カリン……君は私を許すと?  フューリーの騎士として、君達と戦った私を」
カルヴィナ「あたしは……あたしだけは許すわ。 そして、あなたが罪を償うと言うなら、 あたしも同じ道を歩む」
カルヴィナ「アリー、あたしはあなたと共に生きるわ」

[ガウ=ラ・フューリア 内部(玉座の間の下)]

シャナ=ミア「刻旅の杜に支障はありません。 内部の民達も無事でした」
カティア「良かった……」
トーヤ「……ジュア=ムの両親達は?」
シャナ=ミア「刻旅の杜の中で眠りについています」
トーヤ「そうか……」
テニア「……気にしてるんだ?」
トーヤ「ああ、俺達と逆になってしまった。 こっちは両親が、向こうは子供が……」
カティア「……そうね」
トーヤ「戦わずに済む方法はあったと思う。 でも、それを選ぶことは出来なかった。 俺は責められ続けるだろう」
シャナ=ミア「それは私も同じです。 大きな……大きな罪を背負うことになりました」
テニア「シャナ=ミア、これからどうするの?  フューリーは? ガウ=ラは?」
シャナ=ミア「それを決める前に、 私達でやらねばならぬことがあります」
メルア「クロスゲートの封印、ですね」
シャナ=ミア「ええ……トウ=ヤ、今度こそ グランティード・ドラコデウスで ヴォーダの門を封じましょう」
トーヤ「わかってる」
テニア「出来るのかな、本当に……」
トーヤ「今の俺達なら…… ヘルルーガとの決戦で、ジョッシュさんが 言ってくれたようにやれば……」
カティア「グランティード・ドラコデウスを…… みんなの力を……そして、私達自身の力を 信じましょう」
トーヤ「ああ……」
トーヤ(クロスゲートの封印……その本当の意味…… 俺にはわかるような気がする)
トーヤ(だけど、それが正しいかどうか…… そして、成し遂げられるかどうか……)
トーヤ(その答えは……フューレイムが知っている……)

《月軌道外宙域》

[ダークアイアン・キャッスル 内部]

スカルナイト「……邪魔者は、粗方片付いたみたいやな」
クリスタルドラグーン「アア」
デブデダビデ「俺様達が準備を整えている間に 上手く事が運んだぁ~」
クリスタルドラグーン「鋼龍戦隊ハ 連戦デ 疲弊シテイル。 時空門モ 手薄ダ」
スカルナイト「しかも、反応が強まっとる。頃合いや。 儀式を始めるで、クリ公、デブ公」
クリスタルドラグーン「了解シタ」
デブデダビデ「ぶふふぅ! 最後の最後で笑うのは 俺様達だぁぁ~!」

REPORT
強化パーツ『鋼の魂』を入手しました。

REPORT
換装武器『エナジードレイン+』を入手しました。
換装武器『スピリットドレイン』を入手しました。


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