オレグ「ええい、これ以上の損失は！
各機、戦域から離脱しろ！」
（ガーリオン以外の敵機が撤退）
オレグ「シラカワ博士、俺は諦めんぞ！ また会おう！」
（ガーリオンが撤退）
アルバーダ「……場所が変わっても、志は変わらずってか。
シュウをＤＣの総帥にしようっていう発想は
意外だったけどよ」
セレーナ「本人にその気がないなら、画に描いた餅でしょ」
アルバーダ「まあな」
アルバーダ（それにしても、シュウから仲間なんていう言葉が
出てくるとは……それが一番意外だったぜ）
シュウ「……おそらく、カークス軍の別部隊が
近くにいると思われます。迂回して、
クサカ市を目指しましょう」
ガエン「ああ、わかった」
シュウ「サフィーネ、セレーナ……
あなた達二人は先行し、クサカ市で
テリウスに関する情報を集めて下さい」
シュウ「彼の居場所が特定できれば、ベストです」
サフィーネ「承知致しましたわ。
セレーナ、今度はあなたが色仕掛けをやってみる？」
セレーナ「悪いけど、辞退させてもらうわ。
……というわけで、エルマ、よろしくね」
エルマ「ええっ！？ ボ、ボクがですか！？
無理無理、無理ですよ！」
セレーナ「メカフェチの兵士がいれば、意外にいけるかもよ？」
モニカ「そうですね……お姉様みたいな人なら」
チカ「あ～、セニア王女なら、あり得るかも」
ヨン「どういうことなんです？」
モニカ「私の双子の姉は無類の機械好きで、
魔装機やコンピュータの設計も手掛けているのです」
ヨン「なるほど……。
お会いする機会があったら、話が合いそう……」
サフィーネ「ヨン相手でも、
エルマの色仕掛けが通用するんじゃない？」
ヨン「え、ええ……マニピュレーター・システムや
内部構造を見せてもらえれば……」
エルマ「ヨ、ヨンさんまで……！」
チカ「ま、精々頑張るんですね。
メカフェチの兵士がいたらの話ですけど」
エルマ「もう！ 他人事だと思って！」
サフィーネ「じゃ、行きましょうか、セレーナ」
セレーナ「わかったわ」