（出撃準備）
キョウスケ「…今ので何枚目だ？」
エクセレン「ん～、わかんないわ。
それにしても、あとどれぐらいの
隔壁があるのかしらねえ」
キョウスケ「知らん。
全て打ち破るまでだ…！」
カチーナ「そんなことをを
言ってる場合じゃねえぞ！
何なんだ、ここは！？」
ラッセル「まるで、スペースコロニーの
中みたいですね…」
ラトゥーニ「重力や空気もある…」
ジャーダ「何で異星人の要塞の中に
こんな空間があるんだ…？」
ブリット「ここ、エアロゲイターの
居住区なんだろうか…？」
レオナ「その割には建物がないし、
人が住んでいる気配もないわね」
クスハ「でも、不思議…。
ホワイトスターの中に
こんな場所があるなんて…」
リオ「まるで牧場みたいね」
ヴィレッタ（……そう…ここは…。
そして、飼われているのは…）
（敵機が出現）
ヴィレッタ（ここで飼われるのは
彼らのような存在…）
ガルイン「…敵機…確認…」
ガルイン「…迎…撃…セヨ……」
ゼンガー「あれは…！」
ギリアム「ＰＴＳ－００２…
ゲシュペンスト・タイプＳ…！」
カイ「カーウァイ大佐の機体か！
それに…」
リューネ「ヴァルシオン改…！」
マサキ「データさえあれば、
何体でも造れるって道理かよ…！」
リューネ「くっ…！」
マサキ「リューネ、
熱くなるんじゃねえぞ！」
リューネ「わかってるよ！」
リューネ「量産型の…
しかも、偽物のヴァルシオンで
あたし達は倒せやしない！」
リューネ「それをイングラム達に
教えてやるよ！！」
ギリアム「みんな、油断するな。
あのゲシュペンストはＥＯＴで
強化されていると見て間違いない」
ゼンガー「だが…
我らの行く手を阻む者は
何人たりとも打ち倒すのみ！」
ゼンガー「それが
かつての上官であってもだ…！」
ガルイン「………」
マサキ「あいつら、
何で仕掛けてこねえんだ？」
エクセレン「さあ…。
待ち伏せでもしてるんじゃない？
それとも、隠し球があるとか」
ギリアム（もしくは、動けないのか…）
ギリアム（いや、動かずに
いてくれているのかも知れん。
…かろうじてな）
ガルイン「…ク……ウ…ウウ…」
ガルイン「…来…イ……
…早…ク…ク…」
ガルイン「…アノ男…ガ…ガ…
来…ル……」
ゼンガー「大佐…
その運命…呪縛…俺が断ち切る！
お覚悟を！！」
ガルイン「………」
エルザム「…大儀のために
犠牲を払わねばならんとは…
これも我が運命なのか…！？」
ガルイン「………」
ギリアム「…あなたを救う方法は
一つしかない…！」
ギリアム「呪縛を解くには、
あなたを倒すしか…！」
ガルイン「………」
カイ「くっ…！ 恩を仇で
返さねばならんとは！！」
ガルイン「………」
ヴィレッタ「その枷を解くには、
あなたを倒すしかない…！」
ヴィレッタ「あの人同様に…！」
ガルイン「………」
ガルイン「……損傷…タ…イ…破…
脱出…不可…能……」
ガルイン「……機能……
テ…イ…シ………」
ガルイン「………………」
ガルイン「…礼…ヲ…言…ウ…」
ガルイン「…コレ…デ…
私…ハ………」
ギリアム「大佐！ 意識を…！？」
（ガルイン機爆発）
ゼンガー「！！」
カイ「カ、カーウァイ大佐！！」
ゼンガー「く…う…うう…！」
ゼンガー「うおおおおおっ！！」
ギリアム「やはり…
この方法しかなかった…
なかったが…！」
ギリアム「…エアロゲイターめ…
よくも…！！」
エルザム「…大儀のための犠牲…」
エルザム「受け入れるしかないと
いうのか…！ 我が妻の時と
同じように……！！」
（Ｒ－ＧＵＮリヴァーレが出現）
イングラム「…ジュデッカの
枷から開放されたか、
ガルイン・メハベル…」
イングラム「いや…教導隊隊長、
カーウァイ・ラウ大佐…。
安らかに眠るがいい」
ゼンガー「貴様っ！！」
キョウスケ「見間違うものか…
あの機体…！」
エクセレン「意外に
早い再登場ね。ひょっとして…
ゴールは近いのかしら？」
イングラム「甘く見られたものだ。
この自動惑星…そう簡単に
止められるものではない」
リュウセイ「うるせえ！
てめえを倒し、ホワイトスターを
破壊してやるっ！！」
イングラム「その必要はない」
イングラム「何故なら、お前達には
このネビーイームで新たな使命が
与えられるからだ」
マサキ「ああ、そうかい！
だがよ、何でもてめえの
思いどおりになると思うな！」
マサキ「俺達はてめえのサンプルや
兵器なんかじゃねえんだっ！！」
エクセレン「そうね。
私達が感情を持った人間だってこと…
イングラム少佐に教えてやりましょ」
アヤ「ええ、わかってるわ…！」
エクセレン「あと、
私を捕まえておいて、何もせずに
返すなんて…許せないしねえ」
イングラム「フッ…お前には、
俺が手を加える必要など…ない」
イングラム「すでに
何者かの手によって、調整が
済んでいるようだからな…」
エクセレン「？」
キョウスケ「…アサルト１より各機へ。
Ｒ－ＧＵＮリヴァーレを倒し、
要塞中枢部の破壊を行う…！」
ブリット「了解です、中尉！」
ヴィレッタ（…イングラム…
あなたの枷は、私達の手で
解き放つ…）
イングラム「もはやお前達に
逃げ場はない。全力で来い…！」
マサキ「それはこっちの台詞だ、
イングラム・プリスケン！」
マサキ「ここでキッチリと落とし前を
つけさせてもらうぜっ！！」
ゼンガー「そうだ。
散っていった多くの魂のために…」
ゼンガー「我らが使命、
我らが意地、我らが力…！」
ゼンガー「今こそ刃と成して
奴を斬れッ！！」
アヤ「そうよ…。
心に念じる見えない刃…
それが私達の武器…！」
アヤ「イングラム少佐！
私は…私達はあなたを倒します！！」
キョウスケ「リヴァーレを落とせば、
中枢部までの大きな障害が消える…！
それだけ勝ちに近づける…！」
イングラム「来るがいい、
我らによって選ばれし者共よ！
お前達の力を俺に示せ！」
状況選択
イングラムを撃墜したのは
キョウスケ
リュウセイ
マサキ
アヤ
ヴィレッタ
上記以外の者