(戦艦選択[ヒリュウ改]・出撃準備)
カチーナ「今回は人型がいねえな。
単なる偵察部隊だってのか?」
キョウスケ「あるいは陽動部隊か…」
アヤ(…胸が苦しい…。
すごく強い圧迫感を感じるわ…)
リュウセイ(何なんだ、これ…!?)
ブリット「………」
エクセレン「どうしちゃったの、
ブリット君。愛しのクスハちゃんの
ことでも考えてたの?」
ブリット「…そうです」
エクセレン「あらら…マジなのね」
キョウスケ「ブリット…
戦闘に余計な感情を持ち込むな」
ブリット「いえ、あの子は…
クスハは必ず助け出します。
これだけは…譲れません」
エクセレン「んふふ~、
お姉さんは応援するわよ」
キョウスケ「…個人の感情だけで
戦えると思うな」
ブリット「う……」
キョウスケ「だが、ブリット。
言ったからには…やってみせろ」
ブリット「! は、はい!」
キョウスケ「アサルト1より各機へ。
攻撃開始だ。油断はするなよ」
アヤ「! く、来る…!!」
マサキ「来るって、何が!?」
アヤ「ま、間違いない。
あの人が…来る…!」
ユン「艦長! この空域の東側に
強力な重力震を感知しました!!」
レフィーナ「!」
ユン「何者かが転移出現してくる
ものと思われます!」
レフィーナ「総員、警戒を!!」
(敵機増援が出現)
クスハ「………」
ブリット「グルンガスト弐式!
クスハかっ!?」
キョウスケ「ならば…少佐もここに?」
(R-GUNが出現)
カチーナ「R-GUN!?
馬鹿な…何故、あいつらが
あれを持っていやがるんだ!?」
ラトゥーニ「あの機体は
イングラム少佐が開発したもの…」
ラトゥーニ「エアロゲイターの技術なら
複製するのは容易なのかも…」
リュウセイ「イングラム、貴様ッ!!」
イングラム「久しぶりだな…
まだ生きていたか」
リュウセイ「!!」
イングラム「お前達のおかげで
いいサンプルデータを入手することが
出来た……」
イングラム「少なくとも、
お前達には感謝という感情を
持てるようになったよ」
リュウセイ「な、何だと!?
俺達を裏切っておいて、よくも!!」
アヤ「少佐! あなたは…」
イングラム「………」
アヤ「あなたは、本当に…本当に
エアロゲイターの人間なんですか!?
私達の敵なんですか!?」
イングラム「そうだ」
アヤ「……!」
イングラム「アヤ…その様子では未だに
T-LINKシステムをフルドライブ
させることが出来ていないようだな」
アヤ「私が…念動力者として
欠陥品だと言うのなら、どうして
あの時私を殺さなかったんです!?」
イングラム「…お前に新たな
利用価値を見出だしたからだ。しかし、
チャンスは二度までしか与えんぞ」
アヤ「やはり、
あなたは私達のことを…!」
イングラム「そう…
お前はSRXの単なる念動力
供給システムにしか過ぎず…」
イングラム「リュウセイ・ダテという
戦闘制御装置の補助でしかない」
イングラム「ブルックリン・
ラックフィールドにとって…クスハ・
ミズハがそうであるようにな」
ブリット「な、何ッ!?」
アヤ「あ、あなたと言う人は…!」
マサキ「…これ以上は問答無用だな。
奴は本気だぜ!」
イングラム「そうだ。お前達が
俺のことをどう思おうが勝手だが…」
イングラム「ここで死にたくなくば、
全力でかかって来るがいい」
リュウセイ「ほざきやがったな!!」
ブリット「くそっ、よくも!!」
キョウスケ「二人共、熱くなるな。
奴はおれ達をあおっている…」
リュウセイ「あ、ああ…。
わかってるぜ、キョウスケ」
ブリット「自分を見失えば…
負けですよね、中尉」
イングラム(フフ…
よく自制が効くようになったな)
イングラム(やはり、
キョウスケ・ナンブを引き入れたのは
正解だったようだ)
イングラム(だが…これならどうだ?)
クスハ「…リュウセイ君、ブリット君…」
リュウセイ「! クスハッ!!」
ブリット「やっぱり、イングラム少佐に
操られているのか!?」
クスハ「…あなた達、
私を助け出したいんでしょ…?」
ブリット「!?
正気を取り戻しつつあるのか!?」
クスハ「…でも、無駄よ。だって…
私はイングラム少佐のものだもの…」
ブリット「! ク、クスハ…!!」
リュウセイ「お、お前…!」
エクセレン(わお、
えげつない手を使ってくるわね…。
いくら操られているとは言え…)
クスハ「…ねえ、ブリット君。
あなた、私のこと好きなんでしょ?」
ブリット「う…!」
クスハ「でもね、私が好きなのは…。
ううん、好きだったのは…」
ブリット「や、やめろ!
それ以上言うな!!」
ブリット「俺はそんなことなんて
どうでもいいんだ! 俺はただ、
お前を助けたいだけなんだ!!」
リオ「ブリット君…!!」
クスハ「ね…ブリット君、あなたが
イングラム少佐を倒せたら…」
クスハ「あなたのものになって
あげてもいいわ…」
ブリット「!」
クスハ「だって、
リュウセイ君は私のこと…
何とも思ってないんだもの」
クスハ「だから、私もあんな人…
もう何とも思ってないわ」
ブリット「や、やめろ!
やめるんだ!!」
リュウセイ「………」
リュウセイ「…ブリット…。
イングラムの相手は俺達がやる。
お前はクスハを助けるんだ」
ブリット「!?
じゃあ、お前は…!?」
リュウセイ「細かい話は後だ!
今はお互い、やるべきことを
やろうぜ!!」
ブリット「………!」
ブリット「……ああ、わかった!」
キョウスケ「ブリット…お前が弐式を
行動不能にし、T-LINKシステム
を破壊してクスハを救出しろ」
ブリット「え!?」
キョウスケ「ラーダさんから、
それが最も成功確率の高い
方法だと聞いた」
ブリット「!!」
ラーダ「…前回の戦闘で、クスハは
あなたに対して最も強い念……
いえ、反応を示していた…」
ラーダ「だから…
あなたなら、あの子の心を
引き寄せることが出来る」
ブリット「ほ、本当ですか!?」
キョウスケ「賭けてもいい。
あとはお前次第だ」
ブリット「…なら、
分は悪いってことですね。
だけど、必ず助けてみせます!」
キョウスケ「いい返事だ」
キョウスケ「よし…アサルト1より
各機へ。ブリットを援護しつつ、
弐式を行動不能にし…」
キョウスケ「残りの敵をせん滅しろ」
イングラム「さあ、来るがいい。
俺が選び出したサンプル達よ…」
リュウセイ「頼むぞ、ブリット!!」
ブリット「ああ、任せろっ!!」
クスハ「ね、ブリット君…。
私を倒しても、あなたのものには
ならないよ…?」
クスハ「それとも、私の手にかかって
死にたいの…?」
ブリット「俺はもう迷わない!
必ず、お前を助けだして見せる!!」
クスハ「ううっ…。
む、無駄よ…ブリット…君…」
ブリット「! 弐式がひるんだ…?」
クスハ「…せめて、
私の手で殺してあげる…」
ブリット「斬られる前に斬れ…
リシュウ先生とゼンガー隊長の
教えには背くことになるけど…」
ブリット「…やってやる!
来い、グルンガスト弐式ッ!!」
【強制戦闘】
ブリットvsクスハ
ブリット『狙いは一つ弐式の
T-LINKシステム』
(ブリット機に爆煙)
エクセレン「ブ、ブリット君!!」
キョウスケ「いける…!」
ブリット「このまま弐式を
行動不能にするっ!!」
(弐式に爆煙)
クスハ「ああっ! きゃあああっ!!」
ブリット「クスハ!
お前の苦しみ、そして悲しみは…」
ブリット「この俺が
取り除いてやるっっ!!」
(弐式が爆発)
リオ「クスハ! ブリット君!!」
キョウスケ「…あえて敵の攻撃を受け、
Mk-IIの腕を一の太刀としたか」
リオ「え!?」
ブリット「…ふうう…」
クスハ「…う、うう……」
ブリット「…キョウスケ中尉、
任務…完了しました」
キョウスケ「よくやった、ブリット」
エクセレン「わお!
やるじゃなぁい、ブリット君!」
ブリット「ええ……何とか」
リュウセイ「よし…次は俺の番だ!
あいつを…イングラムを倒す!!」
イングラム「フフフ…。
サンプルを取り戻したか……」
キョウスケ「…勝負はここからだ。
……行くぞ…!」
リュウセイ「イングラム! てめえが
何を考えてるか知らねえが…」
リュウセイ「俺はこれ以上、
てめえの思い通りにはならねえ!!」
イングラム「フッ…
その様子ではどうやら母親の秘密を
知ったらしいな」
リュウセイ「! うるせえ!!
てめえみてえに人のことを何とも
思ってねえ奴を許しておけるか!!」
イングラム「力の差を
見せつけられても向かってくるとは…
お前らしくないな、ライディース」
ライ「ああ、まったくだ」
ライ「だが、俺は…リュウセイや
マサキ、キョウスケ達と出会って…」
ライ「戦いの何たるかを
改めて学んだような気がする」
イングラム「フッ…」
ライ「お前はいずれ越えなければ
ならない壁だった…」
ライ「俺はこうなることを、心の
どこかで望んでいたのかも知れない」
イングラム「ならば、
命を賭けてこの俺を越えてみろ」
ライ「ああ、そうさせてもらう!」
キョウスケ「思ったより細かい仕掛けが
多いようだな。ご苦労なことだ」
イングラム「お前のように
力押しだけでは能がないのでな」
キョウスケ「言ってくれる。
だが…少なくとも、今は力押しが
必要な時だ」
マサキ「どの面下げて現れやがった、
イングラム!?」
イングラム「こちらにも都合がある。
サンプルの成長具合を確かめねば
ならんのでな」
マサキ「てめえはそうやって、こっちを
はぐらかしているんだろうが…
俺はだまされねえぜ!」
イングラム「利用されているわけでは
ない、と言うのか?」
マサキ「利用だと?
その基準は何なんだ?てめえが
勝手に決めてるだけじゃねえのか!」
イングラム「………」
マサキ「てめえが何を企んでいようが、
俺には関係ねえ!」
マサキ「俺の邪魔をするってんなら、
ブッ倒すまでだ!!」
ギリアム「お前が
イングラム・プリスケン少佐か…」
イングラム「む…? この男は…」
ギリアム「…………」
イングラム「何者だ、貴様…!?」
ギリアム「…お前と同じような
宿命………」
ギリアム「…並行する世界を
さまよう宿命を背負った者…とだけ
言っておこう」
イングラム「…何だと…!?」
ギリアム「…だが、互いの進む道は
違ったものになるだろう…」
ギリアム「俺には…それがわかる」
イングラム「…………」
イングラム「…お前の目的は何だ?」
ギリアム「とある者達の
追跡調査……だった」
イングラム「だった?」
ギリアム「…ああ。今はお前達と
戦うことが最優先の任務なのでね」
イングラム「フッ…。
とんだイレギュラーが紛れ込んで
いたようだな」
リュウセイ「! やったか!?」
キョウスケ「待て、奴の様子が…」
イングラム「フ、フフフ…。
素晴らしい。素晴らしい力だ…」
イングラム「どうやら、お前達は
俺の予想を超えつつあるようだな…」
リュウセイ「負け惜しみを
言うんじゃねえ!!」
イングラム「よかろう。
ならば、お前達に見せてやる。
…このR-GUNの真の姿をな」
(R-GUNが爆発後、R-GUNリヴァーレが出現)
タスク「! ば、化けやがった!?」
マサキ「何だ、ありゃあ!?」
ライ「…R-GUNの強化改造型?
いや、サイズがPTとは違う…!」
マサキ「って言うより、
デカくなりやがったぞ!!」
イングラム「フフフ…。
これがお前達のデータを基にし、
造り上げた…」
イングラム「R-GUNリヴァーレだ」
リュウセイ「! リヴァーレ…」
レオナ「好敵手ですって?
人を馬鹿にしたような名前ね…!」
イングラム「遊びはここまでだ。
成長不良なサンプルは、
消去しなければならんのでな」
マサキ「あの野郎…!
どこまでも人をナメた真似を!」
キョウスケ「みんな、攻撃を
イングラム少佐に集中させるんだ。
あの機体…侮れんぞ」
イングラム「では…本気でやらせて
もらう。遠慮は不要だぞ」
イングラム「フフフ…遠慮は、な」
ギリアム(…もしや、
彼の目的は…?)
イングラム「いい攻撃だ。
だが、まだ足りん…」
イングラム「もう一押しだ!」
(R-GUNリヴァーレがリュウセイの側へ動く)
リュウセイ「!!」
キョウスケ「R-1に狙いを定めた…!?
いかん…!」
イングラム「リュウセイ、
お前の動きは見切っている。
何故なら…」
イングラム「PT操縦技術を
教えたのは、この俺だからな!」
【強制戦闘】
イングラムvsリュウセイ
(R-1のHP10%に)
リュウセイ「う…ぐ…!」
アヤ「リ、リュウ!!」
ラトゥーニ「リュウセイ!!」
キョウスケ「…損傷率80%以上…!
第1次装甲のほとんどを
持っていかれた…!?」
エクセレン「ちょ、ちょっと!
マジでヤバいんじゃない!?」
リュウセイ「う、うう…ぐ…。
ち、ちきしょ…お…!」
イングラム「非力だな、
リュウセイ・ダテ…」
リュウセイ「…て…てめ…え…っ!」
イングラム「その程度では、
俺やエアロゲイターを
倒すことなど出来んぞ!」
リュウセイ「く、くそっ…!
こ、このまま…利用されるだけで…
終わってたまるか…!」
リュウセイ「このまま…あいつに
負けてたまるかよぉっ!!」
(閃光)
リュウセイ「!!」
???「READS TO THE
ENEMYレベル、一定値を
オーバー…」
???「パイロット及ビ機体ノ
安全ヲ優先シ…」
???「T-LINKシステムカラ
ウラヌス・システムヘ移行」
リュウセイ「な、何だ…!?」
イングラム(ようやく作動したか)
ラーダ(リミッターを強制解除!?
そんな…R-1のT-LINK
システムは試作型なのに…!)
リュウセイ「R-1…!
お、お前、まだやれるのか…!?」
???「現在ノ戦況ヲ
打開スルタメ…」
???「パターン『ONLY
ONE CRASH』ノ
解除ヲ要請スル」
リュウセイ「! そ、それは…」
ライ「こ、この数値は…!
こちらのエンジン出力も
安定している…!?」
アヤ「ライ……!」
ライ「賭けてみるか…。
このチャンスに……!」
アヤ「!?」
ライ「こちらR-2。
レフィーナ艦長へ…パターンOOCの
解除を要請します」
レフィーナ「!」
アヤ「ライ!!」
ライ「…越権行為は承知しています。
しかし…いつまでも足踏みを
しているわけにはいきません」
アヤ「……!」
ショーン「…これは思い切った賭けに
出ましたな、少尉。Rシリーズの
合体許可を出せと?」
ライ「ええ…!
イングラムの狙いはそれです」
ライ「そして、
今の状況を打開するには……」
ライ「あえて奴の思惑に
乗ってみることも必要かと」
ショーン「ふむ…。
イングラム少佐の隙を誘うと
いうわけですな」
ライ「それに、何よりも……
ここまでの仕打ちを受けて、
黙っているわけには……!」
レフィーナ「わかりました!
パターンOOCの解除を
許可します!」
ショーン「よろしいのですか、艦長?」
レフィーナ「ええ…!
時には賭けに乗ることも
必要なのでしょう、副長?」
ショーン「ま、時と場合によりますが。
では…艦長のおっしゃるとおりに」
エクセレン「あちゃ~…
キョウスケの病気が移ってない?
スッたら大損じゃ済まないわよ」
キョウスケ「…茶化すな、
エクセレン」
キョウスケ「…やるからには
結果を出してもらうぞ、
ライディース少尉」
ライ「…了解した。
アヤ大尉、よろしいですね?」
アヤ「わ、わかったわ…!」
ライ「リュウセイ…少しでも様子が
おかしい時は、フォーメーションを
解除する。いいな?」
リュウセイ「ああ…!
イングラムの野郎に
俺の意地を見せてやる…!」
リュウセイ「行くぜ、
ライ、アヤ! ヴァリアブル・
フォーメーションだ!!」
(Rシリーズ3機が北へ移動)
アヤ「念動フィールド、ON!
トロニウムエンジン、フルドライブ!
各機、変形開始!!」
ライ「了解、変形を開始します!
プラスパーツ、パージ!」
リュウセイ「今度こそ決めてやる!
ヴァリアブル・フォーメーション!」
(合体)
リュウセイ「天下無敵の
スーパーロボットォォォォッ!!
ここに! 見参!!」
エクセレン「わお!
ドッキング大成功!!」
イングラム「ようやく合体に
成功したか、リュウセイ……」
リョウト「あ、あれがSRX…!
SUPER ROBOT
X-TYPE…!」
リョウト「Rシリーズの本当の姿…!」
タスク「う~むむむ…。
とりあえず、見た目のインパクトは
あるな。特に眼なんか」
エクセレン「そうねえ。
何かどっかで見たことがあるような、
ないような…」
リュウセイ「アヤ、大丈夫か!?」
アヤ「ええ、保たせてみせるわ。
私のことは気にしないで」
リュウセイ「…俺はSRXで
イングラムと戦う。いいんだな?」
アヤ「あの人が私達の…
地球の敵に回るというのなら、
私もみんなと一緒に戦うわ!」
アヤ「それが…
私がここにいる理由だから…!」
リュウセイ「よし…。
ライ、機体の方はどうだ?」
ライ「…各部装甲とモーターが
保ちそうにない。この状態で
戦えるのはせいぜい3分間だ」
リュウセイ「さ、3分…!?」
ライ「いいな?
3分後に合体を強制解除する。
それまでに…」
リュウセイ「わかってる!
お前の賭け…無駄にはしねえ!」
イングラム「…来い…リュウセイ!」
(SRXが合体前にリュウセイが居た位置へ移動)
ライ「リュウセイ、
SRXの合体解除まで後2分だ!」
リュウセイ「了解!」
イングラム「さあ、来い…。SRXの
実戦テストの相手になってやる」
リュウセイ「そうやって、
余裕をブチかましていられんのも
今の内だ、イングラム!!」
アヤ「イングラム少佐…
あなたが私達の敵に回るのなら…」
アヤ「私はあなたと戦います!」
イングラム「そうだ…それでいい」
リュウセイ「行くぞ、SRX!
お前の力を見せてみろっ!!」
イングラム「フ…。
今回の目的は達成した…」
イングラム「では、
また会おう…サンプル達よ」
(R-GUNリヴァーレ他が撤退)
ユン「敵機の反応、消えました」
レフィーナ「クスハ曹長は?」
ユン「弐式と共に回収済みです。
生命に別状はないようです」
レフィーナ「そう…。彼女を
助けられただけでも良かった…」
リュウセイ「………」
リュウセイ(くそっ…
まるでイングラムのおかげで合体に
成功したみたいじゃねえか…!)
リュウセイ(それに、
クスハを助けられたのも……)
リュウセイ(あいつは
一体何を考えているんだ…?)
ブリット「クスハの容態はっ!?」
ガーネット「ブリット、
ここは医務室よ。静かにね」
ブリット「す、すみません…。
それで、クスハは?」
リュウセイ「気を失っているけど、
ラーダさんが言うには
とりあえず大丈夫だってよ」
ブリット「リ、リュウセイ…
どうしてここに?」
リュウセイ「SRXの合体解除後、
アヤがブッ倒れちまってな…」
ブリット「そ、そうなのか…。
すまない…クスハのことばかりで…」
リュウセイ「あ、いや…」
ガーネット「ほらほら、
お互い変な気を遣わない。あんた達、
ただでさえ不器用なんだからさ」
リュウセイ「ぶ、不器用で悪かったな」
ガーネット「とりあえず、
クスハとアヤが無事だったことを
喜ぼうよ。ね?」
ブリット「で、アヤ大尉は…?」
ラーダ「心配はいらないわ。
過労で倒れただけ。少し休めば
すぐに良くなるわよ」
ラーダ「それにクスハもね」
ブリット「あの子、イングラム少佐に
何かをされてたんじゃ…?」
ラーダ「大丈夫よ。インプラント手術の
跡も見られないし…強力な暗示を
かけられてただけみたいね」
ラーダ「それに多分…あの暗示の
かけ方だと、操られていた時の
記憶もないと思うわ」
ブリット「そうですか…。
なら、良かった…」
リュウセイ(…やっぱり、そうか…。
さっき、イングラムが俺達を
襲ってきた理由は…)
ラーダ「念動感応を誘発して、
弐式のT-LINKシステムを
破壊したのは正解だったわ」
ラーダ「彼女を助けられたのは
あなたのおかげよ、ブリット」
ブリット「い、いえ…みんなが
助けてくれたおかげです…」
リュウセイ「………」
リュウセイ「じゃ、
後は頼むぜ…ブリット」
ブリット「リュウセイ…。
そ、その…すまなかったな…」
リュウセイ「気にすんなって。
それに、謝らなきゃならねえのは
俺の方だ…」
リュウセイ「だから、後は頼むぜ。
クスハに…ついていてやってくれ」
ブリット「ああ…」
ジャーダ「リュウセイ」
リュウセイ「な、何だ…ジャーダと
ガーネットか。どうしたんだよ?」
ガーネット「…クスハのこと、
あれで良かったの?」
リュウセイ「…ああ。結局、
俺はあいつを悲しませることしか
出来ねえみたいだからな…」
ジャーダ「ヘッ…女一人を守れねえ奴に
地球を救うことなんて出来ねえよ」
リュウセイ「!」
ジャーダ「お前…それを承知で、
イングラム少佐と刺し違える
つもりじゃねえだろうな?」
リュウセイ「………」
ガーネット「ひょっとして、図星?
でも…それじゃダメよ」
ガーネット「死ぬつもりで
戦ったってね、ホントに死んだら
何にもならないわ」
ガーネット「好きな人…ううん、
あんたを待っている人達の所へ
帰って来なきゃ、意味ないわよ」
ジャーダ「だいたいな、
てめえもブリットも、柄にもなく
一人で背負い込んで…」
ジャーダ「てめえらだけで
何とかしようなんて思ってるフシが
あるからな」
リュウセイ「お、俺は別に…!」
ジャーダ「一つだけ言っておくぜ。
てめえは一人で戦ってんじゃねえ」
ジャーダ「周りには俺達も
いるってこと…忘れんなよ?」
リュウセイ「………」
ライ「リュウセイ、ここにいたのか」
リュウセイ「どうしたんだ?
ライ、リョウト…深刻な顔して」
リョウト「SRXのことなんだけど…
重大な問題が発生したんだ」
リュウセイ「問題って、
二度と合体出来ないとか?」
ライ「それに近い」
リュウセイ「なっ…!
どういうことだよ!?」
リョウト「SRXの念動フィールドと
エンジンの出力、各部関節への
負荷の問題から…」
リョウト「予想より遥かにパーツの
損傷率が高くなっているんだ」
リュウセイ「そ、そういうのって、
予め計算されてるもんじゃ
ねえのかよ?」
リョウト「…SRXは
EOTや色々な技術が組み込まれた
急ごしらえの試作機……」
リョウト「限られた時間じゃ、
ギリギリの調整しか出来なかった
のかも知れないね…」
リュウセイ「3分間でも
動いただけマシだったってことか。
でも、その制限時間内なら…」
ライ「それは先程の戦闘だけだ
現状で、次はない」
リュウセイ「…なら、しょうがねえな」
リョウト「!?
SRXに合体できなくてもいいの?」
リュウセイ「…アレが
ヤバいマシンだってのは、
さっきの戦闘で何となくわかった」
リュウセイ「それに、俺は一人で
戦ってるんじゃねえ。マサキや
キョウスケ達がいる…」
リュウセイ「本当の切り札は
俺達全員なんだ。そうだろ?」
ライ「ああ」
リュウセイ「それからさ、ライ…
アヤの横についていてやってくれよ。
もうすぐ目を覚ますと思うし」
ライ「何故、俺にそんなことを?」
リュウセイ「…今は、ちょっと
あいつと顔が合わせづらくてよ」
リュウセイ「それとさ、
俺は気にしてねえって…
言っといてくれないか?」
ライ「? わかった…」
ダイテツ「…南極の
コーツランド基地に向かえと?」
レイカー「そうだ。
詳しい情報は入って来ていないが…
何らかの動きがあるのは確実だ」
レフィーナ「しかし、
あの基地はグランゾンによって
破壊されたのでは?」
ダイテツ「うむ。ワシとテツヤ大尉が
乗っておった…スペースノア級壱番艦
シロガネと共にな」
ショーン「コーツランド基地は連邦軍が
管轄しているのではないのですか?」
レイカー「いや…
南極事件以後、放棄されたままだ」
レイカー「無論、現在南極方面へ
派遣している部隊もいない」
レフィーナ「もしや、DCの残党…
いや、エアロゲイターが?」
レイカー「すまんが、それを
お前達で確かめて来てもらいたい」
ダイテツ「了解した。
では…我々はこれより南極へ向かう」
(『勇者の印』を入手・ダイテツのレベルが35熟練度が27以上ある)