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獣戦機基地 総攻撃 アーク

〈宇宙〉

ワール「戦況は順調なようだな」
ジャネラ「当然じゃ。我らに比しては 地球側の勢力などとるに足りぬ
 愚かなことにそれらがさらに分裂して いるのじゃからな
 して、これからどうするのじゃ」
ワール「ガイヤーの反陽子爆弾で地球 を破壊できない以上は、地球を
 制圧するほか、なかろう。 降下部隊を用意させる。それに
 陛下のおっしゃられたこともある」
ジャネラ「しかしなワール司令。4万年も 昔ものこと、地球人どもは
 誰1人知る者はおるまいに。 皇帝陛下もずいぶんと
 慎重なことじゃ」
ワール「念のためだ。陛下の御前でたかが 地球ごときを相手に万が一にも
 負けることは許されぬ。すでに地上 では協力を申し入れてきた奴らに
 探させている」
ジャネラ「ホホホ、まこと地球人は愚かよな」

〈サイド2〉

ブライト「状況はどうだ?」
カミーユ「やはり抑えられませんでしたね。 銀河帝国軍は地球に
 降下しているようです」
ジュドー「くそっ、奴ら何だって地球に 降りやがったんだ!?」
エル「そんなこといったって、しょうがないでしょ」
「どうするんだよ、ここで手をこまねいて 見てるってのか?」
ブライト「しかしな……敵の数が多すぎる。 どう戦えばいいのか、わからんのだ」
甲児「オレたちも地球へ降りようぜ。 とにかく少しでも敵を叩くんだ
 地上にゃ助けなきゃならない人 だって多いんだ」
アラン「確かにな。どのみち動かないままで いるわけにはいかん」
(通信)
ブライト「ブライトだ」
バニー「艦長、地上の葉月博士から 緊急通信です」
ブライト「まわしてくれ」

葉月博士「ブライト艦長、何者かが 獣戦機基地を探っていることが
 わかった。今ここを攻撃されては まずい。すぐ来てもらいたい」
ブライト「獣戦機基地に!?」
「博士、ろくに機能してない 獣戦機基地なんて、どうだって
 いいじゃねぇか。だいたい今はかなりの 数の敵が地上に降りてるんだ
 それどころじゃねぇだろう。とっとと 逃げて他の連中と
 合流しといてくれよ」
葉月博士「そういうわけにはいかん。我々は 今、ここを離れるわけにはいかんのだ」
「なんでだよ。あんたら、いったい何を やってるんだ!?」
葉月博士「藤原、お前と問答している 時間はない。艦長、頼む
 ことは急を要するのだ」
アラン「……獣戦機基地に向かおう、 ブライト艦長。どっちにしろ
 地球には降下した方が よかったのだ」
ブライト「そうだな……わかりました、 葉月博士。我々はこれより
 地球へ降下し、旧獣戦機 基地に向かいます」
葉月博士「すまない、頼む」

ブライト「聞いての通りだ。我々はこれより 地球へ降りる」
カミーユ「なら、急ぎましょう。時間がたてば 銀河帝国軍と接触する
 可能性が高くなります」
(ネェルアーガマで衛星軌道上まで移動)

ベルトーチカ「大気圏突入準備終了。 付近に敵部隊ありません」
ブライト「よし、全員所定の位置に 待機して衝撃にそなえろ
 バリュートを展開し、大気圏へ 突入する」


獣戦機基地 総攻撃

(北東にイワンのウラエヌスとアルベルトが出現)
イワン「アルベルト様、ここが候補地の 1つというわけでございますか」
アルベルト「そうだ。一見何の役にも、たたん 半壊した基地のようだが
 実際にはかなり多くの人間がおる 地下に何かあるのは間違いない」
イワン「なるほど……しかし、この程度ならば 我々だけでも十分ではありませんか」
アルベルト「ワシもそう思うがな。孔明のやつが 新たにやってきた異星人に
 協力しろとぬかしおった。例のものを 探すというのも、そのためなのだとな」
イワン「異星人? しかし噂では 今度の連中は地球を
 滅ぼそうとしていると……」
アルベルト「なぁイワン、少し変だとは思わぬか なぜ我々のボス、ビッグファイアーは
 異星人に協力などするのか。 これは我々BF団にとっても
 危険なことではないのか?」
イワン「アルベルト様、十傑集ともあろう お方が何ということを! そのような
 お考えはボスへの反逆に……」
アルベルト「ムッ!?」
イワン「失礼いたしました。私ごときが 意見するなど……」
アルベルト「いや……邪魔が入ったようだな」
(ザクとジェガンが出現し、アルベルトたちに接近)
ゲリラ(ザク)「動くな、怪しい奴らめ!」
ゲリラ(ジェガン)「基地を探っているのはお前たちだな おとなしく一緒に来てもらおう!」
アルベルト「バカ共が。貴様らごときに、 この衝撃のアルベルトがやれるとでも
 思っているのか?」
イワン「アルベルト様、ここは私に」
アルベルト「下がっておれ、イワン」
ゲリラ(ザク)「こ、こいつ、MS相手に生身で どうするつもりだ!? バカは貴様だ!」
アルベルト「ふん……どうやら先に死にたいらしいな」
ゲリラ(ザク)「なんだと!?」
ゲリラ(ジェガン)「あっ!?」
(アルベルトがザクに隣接)
【強制戦闘】
アルベルト(キック)vsザクII(ヒートホーク)
(ザクはシールド防御するが撃墜)
ゲリラ(ジェガン)「そ、そんな……バカな!?」
アルベルト「相手が悪かったな」
(アルベルトがジェガンに隣接)
ゲリラ「き、聞いたことがある。素手で MSを破壊する奴がいると……」
アルベルト「ふん、貴様らごときでもわしの名を しっておるか。それに免じて楽に
 死なせてやろう」
ゲリラ「確か……あのドモン・カッシュの師匠 ……東方不敗、マスター・アジア!」
アルベルト「なんだとぉっ!? 貴様、楽には 死なさんぞ!!」
ゲリラ「き、緊急連絡! イゴール将軍 に敵が来たと……くっ!」
【強制戦闘】
アルベルト(衝撃波)vsジェガン(ゲリラ)(ビームライフル)
(ジェガンはシールド防御するが破壊される)
アルベルト「ふん、バカにしおって」
イワン「さすがはアルベルト様。あいかわらず、 お見事ですな」
アルベルト「この程度、準備運動にも ならぬわ。……ム? 来たようだな」
(Qボスたちが出現)
Qボス「アルベルト様、例の者たちを連れて 参りました!」
アルベルト「うむ」
(敵機が出現)
ワルキメデス「ふむ、まずはここからというわけか。では さっそく例のものを確認するとしよう」
アルベルト「ふん……では見物させてもらうとするか」
(アルベルトが撤退)
葉月博士「基地が囲まれましたな」
イゴール「マーチウィンドは間にあわなかった のか……もはや、やむをえん」
葉月博士「将軍、まさか!?」
イゴール「湖の底深く眠る竜も、時が くれば雲を呼び天に昇るという
 今がその時なのかもしれん」
葉月博士「しかし……」
イゴール「彼らならば、この竜とともに、きっと 地球の未来を守れるはずだ
 葉月博士、竜を!」
葉月博士「将軍、今の状態では竜の命が 短いのは、ご存知ですね?」
イゴール「竜は、彼らの手に渡さねばならん」
葉月博士「……キーワード、ロック解除。 ナンバーTHX1139」
コンピュータ「キーワードをインプットしてください」
葉月博士「飛・竜・昇・雲」
コンピュータ「キーワード了解。 THX1139発動」
(エンジンのうなり)
イゴール「……いよいよか……」
コンピュータ「炉心稼動開始。 プラズマ発生
 臨界プラズマ温度の5%」
(ダンクーガとブラックウイングが出現)
「ちっ、敵がウジャウジャいやがるぜ」
アラン「先に出てきて、正解だったようだな」
「ああ。タケルとマリアの予知能力は たいしたものだ」
雅人「くそーっ! でもこんなんじゃ、長くは もたないよ!」
「あせるなよ雅人、あせるな」
アラン「そうだ。すぐにあとの連中もくる」
葉月博士「将軍! ダンクーガです。 それとあれは……」
イゴール「ああ……彼らは私など、とうの昔に 超えてしまっていたのかもしれんな……」
葉月博士「聞こえるか、藤原。もうしばらく の間、基地に敵を近づけるな」
「わかったよ、博士! だが、あとで きっちり理由を説明してもらうぜ!」
葉月博士「好きにしろ。とにかく、頼む」
「よーし、やってやるぜッ!!」

〈3PP〉

コンピュータ「臨界プラズマ温度の35%」
「くそっ、援軍はまだかよ!?」
沙羅「……ようやくおいでだよ、忍!」
(戦艦選択)
ブライト「どうやら間にあったようだな」
銀鈴「あれはまさか……BF団!?  いったいどうして……」
ブライト「なんだと!? いや、詮索はあとだ。 パイロット各員は発進急げ!」
(出撃選択)
ワルキメデス「地球人の増援か!? しかたない 予備兵力を投入しろ!」
(敵機増援が出現)
ワルキメデス「ゴーマン大尉、基地を占拠する のだ。地下を調べるのは
 そのあとでよい」
ゴーマン「了解した。親衛隊をあなどって もらってはこまる」
葉月博士「艦長、もうしばらく、もうしばらくだけ 敵を近づけないでもらいたい」
ブライト「保証はできませんよ」

〈6PP〉

コンピュータ「臨界プラズマ温度の65%」
葉月博士「もう少しだ……もう少し……」

〈8PP〉

コンピュータ「臨界プラズマ温度の85%」
ブライト「博士、まだですか!?」
葉月博士「もうまもなくだ。もう少しだけ もたせてくれ!」

敵を全滅させたのは
8PP 10PP


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