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さらば戦士よ アーク

〈大西洋の真ん中〉

(アルビオンでハワイまで移動)
アムロ「ブライト、このあたりでいいんじゃないか?」
ブライト「そうだな。よし、着陸するぞ」

雅人「やれやれ、ひさしぶりにひと息つけるね」
さやか「ええ、そうね。これからのことばかり考え ていると暗い気持ちになっちゃうもの
 たまにはパーッとやりたいわ」
ボス「パーッともいいけどよぉ、たまにはごちそう が食べたいと思わねぇか?」
サリィ「無茶いわないの。ぜいたくがしたいんな ら、ロームフェラにでも行きなさい」
デビッド「まったくよ、連中はいいもん食ってん だろうなぁ」
甲児「ちぇっ、やっぱりOZについた方が よかったかな」
さやか「ちょっと、甲児くん! なにいってる のよ!」
甲児「じょ、冗談だよ、さやかさん。そんなに 怒ることはないだろう?」
シモーヌ「あんたのは冗談に聞こえないのよ。 まったくみんな、いやしいんだから」
サイ・サイシー「でもさ、アムロのあんちゃんたちや 獣戦機隊みたいな軍人出は
 慣れてるからいいだろうけど、オイラたち はこれじゃ、いざってときに力がでないぜ」
ボス「そうそう、そうなのよ」
サイ・サイシー「時間もあることだしオイラちょっと聞 いてくるよ。材料が少なくったって
 オイラの腕があればすっげー料理を つくってみせるぜ」
チボデー「お、ひさしぶりじゃねぇか。お前ら、 こいつのメシはマジでうめぇぜ?」
ジャネット「そうそう」
甲児「ホントかよ!? よっしゃ、オレたちも 頼みに行こうぜ!!」
サリィ「ちょっと、あなたたち……」
雅人「まぁまぁ、たまにはいいじゃないの。 これから大変なんだしさ」

カトル「でも本当に似てますよね」
レイン「ええ。設計思想の問題ね。こう いう方向性でつくった場合には
 結局この形にいきつくのかしらね」
アストナージ「この忙しいのになにやってんだ?  お前たち」
カトル「五飛のシェンロンガンダムと、 サイ・サイシーのドラゴンガンダムですよ」
アストナージ「ああ。……でもな、中身はまったく別 ものだよ、あれは。似てるのは形だけさ
 しかし、あんまりその話はするなよ」
レイン「あら、どうしてです?」
アストナージ「バカ、あの2人ただでさえ気にしてる んだ。よけいなこといって、ドモンみたいに
 『ならば俺と勝負しろ』なんて ことになったら大変じゃないか」
「面白れぇ。 やらしてみりゃいいじゃないか」
アストナージ「勘弁してくれ。誰が修理すると 思ってんだよ。今だって俺は
 休めてないってのに」
「ちぇっ、つまんねぇな」
アストナージ「こっちはつまってんだよ、仕事が!!」

アポリー「アストナージ、レラも少し休ませて やったらどうだ?」
アストナージ「だめだめ。やることは山ほどあるんだ。 今のうちに、できるだけやっとかなくちゃ
 ならないんだよ」
レラ「いいよアポリー、気にしてくれなくても。 今はこれが、
 アタシの戦いのうちなんだから」
アーク「アストナージさん、俺が手伝います から、レラの奴ちょっと休ませて
 やってください」
レラ「ちょっと、よけいなことしないでよ」
アーク「お前な、たまには素直にいうこと 聞けよ」
アストナージ「そうだな、アークが手伝うってん ならいいぜ。レラ、少しのんびりしてきな」
レラ「で、でもさ……」
アーク「いいから、ほら、行けよ。あとは 俺がやるからさ」
レラ「……わかった。あ、ありがと、アーク」

アポリー「あいつ、ずいぶん変わったんじゃないか?」
アストナージ「ああ、前は張りつめっぱなしで、 あぶなっかしかったけどな。このところ
 ずいぶんましになってきた」
アーク「いいことじゃないですか」
アポリー「そうだな」

デルマイユ「今この地球圏に、そして人類に 必要なのは管理する体制
 なのではないのか? そしてそれは、 支配するという形で実現される
 これでこそ平和をとりもどし、それを 維持できるのである」
デルマイユ「かつての連邦には、支配する 器量がなかった。支配には
 多大な責任が要求される。彼 らは、その責任を逃れようとしたのだ
 ムゲゾルバドス帝国に至っては 論外であろう」
デルマイユ「そして我がロームフェラ財団の 皆さまは、時代を支配できる
 伝統をお持ちだ。かつて世界は、 平等・自由などの不完全な
 思想で堕落し、異星人の 支配を受け入れざるをえない
 状態にまで、追い込まれた。 今こそ再び、我々が乗り出さ
 なくてはならない。時が来たのである」
デルマイユ「ではここで、OZを率いて帝国軍の 排除のため、そして世界に
 平和をもたらすために勇敢に戦う 我々の騎士を、ご紹介しよう
 財団の幹部にしてOZの 指揮官、トレーズ・クシュリナーダ」
(足音)
トレーズ「OZは旧連邦やムゲ帝国にかわり 軍事力で過剰な支配を
 行うのかと、考えられるかもしれません 支配という言葉は
 抑圧する姿勢、おごりである行動 に思えます。しかしこれは世界に
 秩序をもたらすための、統治と 考えます。戦争が絶えず
 宇宙に未知の脅威が数多に 存在するこの世界は
 神の想像を越えていたのです。 いま人類に必要とされているのは
 絶対の秩序をたもつための、そして 未知の脅威に対抗するための
 高度な支配体制なのです……」

ブライト「ロームフェラめ……」
クワトロ「だがさすがに連中は動きが早いな。 地上のパワーバランスはもはやOZに
 大きく傾くのは間違いないだろう」
アムロ「ああ、これが連中がこれまでしてきた ことの成果ってわけだな
 効果的であったことだけは 認めなくてはならないな」
ブライト「アムロ、感心している場合か。 万丈の情報では、OZはすでに
 宇宙へも進出して帝国の コロニー駐留部隊とも
 交戦しているという話だぞ」
アムロ「わかっているさ。エイジ、みんなの様子 はどうだい?」
エイジ「問題ないでしょう。士気はさがって いないようですし。ただ、やはり今後
 どのように動くのかを気にはしている ようですね」
ブライト「だろうな。OZにつかずに戦っていくと 決めたとはいえ、現在の情勢を
 考えれば、当然だ。我々も いつまでもこのままでいるわけには
 いかないのだからな」
クワトロ「ここに身を隠してからすでに1週 間か……そろそろ動いた方がよいかな」
シーラ「それがよいでしょう。我がほうには 果たさねばならぬ大義があります
 このまま座して待つわけにはないりませ ん。それにあまり緊張をときすぎるのも
 悪影響がありましょう」
(ガンダムアラート)
ブライト「ブライトだ。どうした!?」
ベルトーチカ「艦長、帝国軍の艦隊が 接近しています!」
ブライト「なんだと!? すぐ行く」


さらば戦士よ

(ドレイク軍が出現)
ドレイク「このような状態となっては帝国側 についたことが間違いであったと
 いうことか……シャピロめ。これではいかに ウィル・ウィプスでも、厳しい戦いを
 強いられることになるな……」
黒騎士「む……あれは……。陛下、あれを」
ドレイク「む……オーラシップか。このようなところで 遭遇しようとはな。ヘルマットに
 連絡しろ。ウィル・ウィプスのオーラ レーダーですらこの程度の反応では
 あやつらは気づいてもおらぬだろう」
黒騎士「では……」
ドレイク「地上人の軍よりも、シーラやエレの ほうが脅威であろう。先に叩いて
 おけるのならば、それはよいことだ。 黒騎士、貴様の素性を
 問いもせず使ってやっているのだ。 貴様にもでてもらうぞ」
黒騎士「むろんです、陛下」
黒騎士(今日こそ、今日こそショウ・ザマ。 屈辱をはらさせてもらうぞ!!)
(黒騎士が出撃)
ヘルマット「なに、敵だと!? おのれ、このような 所で……戦闘準備だ。一気に
 叩きつぶしてしまえ!!」
銀鈴「帝国軍と……ドレイク・ルフトの ウィル・ウィプスです!!」
ブライト「見つかったのか!?  総員、第一戦闘配置!」
(戦艦選択・出撃選択)

状況選択

ダンクーガが出撃していて
  ジェリルを撃墜した
  ヘルマットのHPを50%以下にした
ダンクーガが出撃していなくて
  ジェリルを撃墜した
  ヘルマットのHPを50%以下にした


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