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暗殺者

〈ウーフ機のHP50%以下〉

ウーフ「少々予定とは変わったが…… まあ、この辺りで下がっておくか」
(ヂーヱンが2機とも撤退し、南の階段下に死霊装兵が2体出現する)

〈敵機全滅〉

(経験値入手)

[フリングホルニ ブリッジ]

ブラッドロイ「捜索の結果は?」
コレット「……残念ながら」
ウェンディ「回収できたのは……ディンフォースの 脚部、その一部だけ……」
マサキ「…………」
ワグネル「残念です……」
ミオ「待ってよ!  まだ決まったワケじゃないでしょ!!  もっとよく探さないと!!」
ベッキー「ミオ……気持ちはわかるけど…… あんたも、見たよね……」
ミオ「あ、あんなの、光っただけじゃないっ!  どこかに……どこかにいるのよ!  待ってるんだよ! あたし達を!!」
ゴクー「お師匠さん! 落ち着け!」
ハッカイ「取り乱しちゃダメですよ~」
ゴジョー「おっしょさん……」
ミオ「でも……でも……」
マサキ「……手は尽くした。 だが……跡形もなくなっちまってる」
ウェンディ「正確に言うと、魔法陣にかすかに 精霊の痕跡があるけど……」
セニア精霊の痕跡……というと……」
ウェンディ「……電光の精霊、ディンハイム…… 間違いありません」
アハマド「……盟友、ティアンプラサートに 平穏があらん事を」
テュッティ「……とにかく、一度善後策を 練らないと」
ゲンナジー「そうだな……ティアンが命を懸けて 行った事……その意味を正しく 把握せねば……」
ワグネル「ミオ、あなたには少し休養が必要です。 診察も兼ねて、ソラティス神殿へ 行ってください」
ミオ「イブンお婆さんの所に?」
ワグネル「ええ、イブン様なら、きっと 力になってくれるはずです」
ミオ「……わかった。そうする」

[フリングホルニ ブリーフィングルーム]

セニア「それで、ベッキー。 カテキスがラスフィトートって 言ったのは確実なの?」
ベッキー「戦闘記録を調べてもらってもいいよ。 ……あたしは、見たくないけど」
セニア「……ごめん。 でも、そこって結構重要だから」
マサキ「何だよ、そのラスフィトートって?」
ウェンディ「古代神話にある神の名前よ。 ……あのヴォルクルスと同じ」
マサキヴォルクルスだと!?  あの化け物と同じヤツだってのか?」
ウェンディ「違うのは、ヴォルクルスは確実に 存在しているけど、ラスフィトートは その存在を確認された事例がない事」
セニア「伝説上の存在だと思われてたのよ」
ウェンディ「それに、破壊神ヴォルクルスとは違い、 ラスフィトートは調和神……」
セニア「そう、そこなのよね。 別に、人に害を為す存在だって 言われてるワケでもなし」
アハマド「だが、ティアンは命を賭して、 その復活を阻止した」
ウェンディ「ええ……しかもポゼッションまで 起こして……」
ゲンナジー「……それもわからん。 ポゼッション魔装機神でなければ できないのではなかったか?」
ウェンディ「理論上、そこまで精霊と一体化 できるのは魔装機神だけなんだけど…… 可能性はゼロじゃないわ」
アハマド「それだけ危急存亡の秋だった、 とは考えられんか?」
ウェンディ「よほど精霊の危機感が強かったのかしら」
マサキ精霊の意志……か。 確かに俺は一度ポゼッションはしたが、 あれ以来、精霊の声が聞こえた事はねぇ」
ウェンディ「今回の事から、人の感情が何かしらの キーになってるのは推測できるけど……」
ベッキー「……情けない話だねぇ。 あたしは、ティアンみたいに、 精霊の声が聞けなかった……」
アハマド「言うな。その点でもっとも 傷付いているのはミオだ」
ベッキー「わかってるさ……」
セニア「ラスフィトートに関しては、今後も 調査を続けるけど、あまり期待しないでよ。 わからない事だらけなんだから」
ウェンディ「私はポゼッションについて 見直してみるわ。ディンフォースの 設計は私じゃないけど……
 資料をもう一度、詳しく解析してみる」
ベッキー「あたしは……ティアンの冥福を祈るよ」
アハマド「みんな同じ気持ちだ。 黙祷を捧げよう」
マサキ「ああ……そうだな……」

[フリングホルニ 食堂]

ベッキー「…………」
アハマド「どうした、ベッキー。 ティアンの事を考えているのか?」
ベッキー「……ああ、そうさ。 ティアンはあたし達に、 何を伝えたかったんだろうって」
アハマド「ティアンは精霊ディンハイムの 意志を感じ取ったと言った。
 それは、かつてマサキが一度だけ 行った事で、他にそれができた者は いない。
 であるなら、いくら忖度しても その真意を測るのは難しい」
ベッキー「簡単に割り切るんだね、あんたは」
アハマド「人の身で全てを知ろうなどとは おこがましいと思わんか?」
ベッキー「別に、全てを知ろうなんて 大それた事は考えちゃいないよ。
 ただ、ティアンに起きたって事は、 いつかあたし達にも同じ事が 起きないって保証はない」
アハマド「臆したか?」
ベッキー「まさか。その時の覚悟は もうできたよ。
 ……ただ、あたしは魔装機操者に なってからこの方、ずっと考えてたんだよ。 精霊って、何だろうってね」
アハマド「この世界の精霊は、俺の知っている 精霊の概念とは、かなり異なるものだな」
ベッキー「あんたはそうだろうさ。 でも、あたしにとっちゃ、昔語りに 聞いた精霊と結構似てるんだよ」
アハマド「ティアンはブッディストだったが、 あれも精霊に対して似たような 考えをもつのか?」
ベッキー「あたしも詳しくは知らないさ。 でも、ティアンが日頃言っていた、 全てのものに仏は宿るって言葉……
 あたしには何となくなんだけど、 理解できるんだよね」
アハマド「なるほどな。お前は精霊と 相性がいいのかも知れんな」
ベッキー「そういうアハマドはどうなのさ?」
アハマド「……俺は、少々合わんようだ」
ベッキー「おや、そうだったのかい?」
アハマド「愚痴のようで悪いが…… 魔装機操者に向いていない、と 思った事もしばしばある」
ベッキー「へぇ……あんたがそんな風に 思ってるなんてね」
アハマド「戦場で死ぬ事を恐れてはいないが、 精霊がどうこうという話には、 正直興味がない。
 もし、魔装機操者としての資質に、 精霊に対する理解が必要だというので あれば……俺は不適格だろう」
ベッキー「信仰が邪魔するって事かい?」
アハマド「いや、個人の内心の問題だ。 むしろ、志と言った方が正しいかもしれん」
ベッキー「志、ねぇ…… ま、確かにあんたの考え方にゃ、 色々と問題があると思うけど。
 でもさ、アンティラス隊のあり方や 行動理念については、賛成なんだろう?」
アハマド「ああ、もちろんだ」
ベッキー「だったら、それでいいじゃないか。 あたし達は仲間なんだからさ」
アハマド「ああ……そう、だな」

インフォメーション

ディンフォース
改造費が返還されました


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