レディ「リリーナ外務次官!
このままではアクシズは…」
リリーナ「急ぎましょう。
我々も出来ることをするのです…!」
(敵機が出現、ラー・カイラム、マザー・バンガードが出撃、母艦出撃選択1艦、出撃準備)
チェーン「前の方は地球から離脱しますが
後ろの方が爆発でブレーキを
かけられましたから…」
ブライト「軽くなって落ちないはずだっ!」
チェーン「アクシズを分断させる爆発が
強すぎたのです!」
ブライト「…シャアの手伝いをしたのか…!」
凱「ブライトさん、
あきらめるのはまだ早いぜ!」
竜馬「フィフス・ルナの時の失敗を
繰り返してなるか!」
キンケドゥ「行くぞ、みんな!
迎撃部隊を突破してアクシズに
取りつくぞ!」
アムロ「シャア!
お前の思う通りにさせはしないぞ!」
シャア「やはり、あきらめないか…
アムロ、そしてαナンバーズ…」
シャア「それでこそだ…。
それでこそ人類の明日を賭けた戦いに
挑むものだ!」
アムロ「シャア…!」
シャア「決着をつけるぞ、全てに!」
(作戦目的表示)
キンケドゥ「………」
トビア「どうしました、
キンケドゥさん!?」
キンケドゥ「まだだ…!」
トビア「え…?」
カミーユ「クラックス・ドゥガチは
まだ生きている…!」
ジュドー「感じないか、トビア!
奴の…憎悪を!」
キンケドゥ「まるで…憎しみの塊だ!
信じられん…!」
キンケドゥ「奴は…
まだあきらめていない!
危険だ!」
バニング「各機、気を付けろ!
アクシズの陰に何かいるぞ!」
(ディビニダドが出現)
ビルギット「きょ…巨大モビルアーマー…!
こんなサイズの機体が存在するとはよ!」
モンシア「ビビんな、ビルギット!
幾ら相手がデカかろうと、
今さら一機で何が出来るってんだ!」
ベイト「モンシア…どうやら、
それは敵さんも承知のようだぜ…!」
アデル「ええ…。
敵は1機ではないようです…!」
(ディビニダドが6機出現)
ドゥガチ「フフフ…フハハハハハ!」
シャア「クラックス・ドゥガチ…
奴も切り札を投入するか」
エマ「超巨大モビルアーマーが…
7機も…」
ケーラ「おまけに、あの巨体には
核がぎっしりと詰まっているときた…
まさに最悪の機体だよ!」
ハリソン「クラックス・ドゥガチめ…!
あの機体ごと大気圏に突入し、
核で地球を汚染するつもりか!」
万丈「おそらく一匹でも充分に
地球を死滅させるに足る悪魔だ!
絶対に地球に入れてはならない!」
ベラ「全機、攻撃開始!
何としてもドゥガチを止めるのです!」
トビア(暴れまわる7機の
モビルアーマー…)
(ニュータイプの共感)
トビア(違う…!
何かが違うぞ…!?)
トビア(キンケドゥさん達は言った。
ドゥガチは憎しみの塊だと…!)
(ニュータイプの共感)
トビア「違う!
機械は憎しみを現さない!」
トビア「ドゥガチは…
奴、本人は生きている!」
ジュドー「どうした、トビア!?」
トビア「聞いて下さい、皆さん!
どこかに、もう一人のドゥガチが
いるはずです!」
キンケドゥ「奴は憎しみの塊だ!
この宙域に渦巻く憎しみの中心に
きっと奴はいる!」
アムロ「全てを破壊しようとする
憎悪に満ちた者…」
カミーユ「暗く冷たいプレッシャーを
放つ者…」
ジュドー「その気が放たれている
場所は…」
(ニュータイプの共感)
キンケドゥ「見えた!」
トビア「そこだっ!」
(アクシズの北側を指す、ディビニダドが出現)
ベラ「クラックス・ドゥガチ!」
(液体内の気泡が動く)
ドゥガチ「邪魔をするな…ワシの邪魔を…。
そこをどけ、小僧!」
トビア「クラックス・ドゥガチ…!
あんたもう…本当に人間じゃ
なくなっちまったのか…?」
トビア「本当に別の惑星から来た
怪物と変わらないってのか!?」
トビア「ベルナデットの
父親じゃないっていうのかっ!」
ドゥガチ「邪魔だと
言っているぅぅぅ!」
キンケドゥ「あのドゥガチが
全てのドゥガチのオリジナル…
災いの源だ!」
ベラ「全機、攻撃を集中!
オリジナルのドゥガチを倒せ!」
カミーユ「やれるのか…
あの憎悪の塊を…!」
トビア「やるしかないんです!
地球を救うために!」
ベルナデット「トビア…!」
シャア「ララァが死んだ時の
あの苦しみ! 存分に思い出せ!」
アムロ「シャア、貴様…!」
コウ「戦いをやめろ、シャア!
切り札を失い、ネオ・ジオンは
もう終わりのはずだ!」
シャア「ウラキ少尉…
私には信念と理想が残されている…!」
シャア「それを果たすまで
終わるわけにはいかないのだよ!」
コウ「ならば、それを止めるのが
俺の…いや、俺達の信念だ!」
バニング「シャア!
もう後戻りが出来ないのなら
俺達の手でお前を倒す!」
シャア「やらせんよ、バニング大尉!
私にはやるべき事がある!」
バニング「お前が未来を創ると言うなら
俺達は未来を守る。これが軍人である
俺の任務だ!」
カミーユ「シャア!
何故、それほどまでに答えを急ぐ!」
カミーユ「どうして希望を
信じられないんだ!?」
シャア「その希望を信じながら
同時に人類は愚かな罪を
繰り返してきたのだ!」
シャア「その終わる事のない環を
私は断ち切りたいのだ!」
カミーユ「どうして、わかってくれない!
どうして、戦うんだ!?」
シャア「カミーユ…」
カミーユ「今まで、一緒に戦ってきた
あなたが、何故あんな事をしたんだ!
俺は…俺達は…」
シャア「………」
シャア「…今さら、詫びる気はない。
…私を止めたいのなら、お前の力を
見せてみろ…」
シャア「私が期待したお前の力を!」
ジュドー「もうやめてくれよ!
アムロさんだってカミーユさんだって
好きで戦っているんじゃないんだ!」
ジュドー「あんたが戦いをやめてくれれば
これ以上の不幸は起きないんだ!」
シャア「相変わらずだな、ジュドー…。
その強さと優しさがあれば、
きっと人類は終わらないだろう」
ジュドー「クワトロ大尉…」
シャア「だが、私にもつけなければ
ならないけじめがあるのだ!
その邪魔はさせんぞ!」
キンケドゥ「シャア!
俺はお前を倒す事をためらいは
しないぞ!」
シャア「どうやら、その言葉は
強がりではないようだな…」
シャア「キンケドゥ…
その名は偽りの仮面にはならず
お前を強くしたようだ…」
キンケドゥ「あんたはどうなんだ!?
赤い彗星に戻ったのは、全てにケリを
つけるためではなかったのか!?」
シャア「その通りだ。
だから、私に退く事は許されんのだよ!」
トビア「あなたの持っている力を
何故良い方向に使わなかったのです!?」
トビア「あなたがコロニーと地球の
掛け橋になれば、無駄な争いだって
起こらなかっただろうに!」
シャア「話し合いでは解決しないから
力を使わざるを得なかったのだ」
トビア「ドゥガチもあなたも
自分勝手過ぎるんだ!
何故、相手を信じない!?」
トビア「信じる心があれば
この戦いだって…きっと…!」
シャア「…君の言う事も今なら
素直に受け止められる。だが、
私は戦いをやめるわけにはいかない」
シャア「私にも父の名を担ぎ出した
責任があるのだ!」
トビア「わからず屋め!
そんなに戦いたいのなら、俺が
相手になってやる!」
ヒイロ「ターゲット確認…
攻撃目標、シャア・アズナブル…!」
シャア「ヒイロか…。
以前のお前なら、私のやり方に
賛同してくれただろう…」
ヒイロ「それが任務だったならな…」
シャア「…だが、お前は仲間達と共に
戦い続ける事で変わっていった」
ヒイロ「………」
シャア「…私はお前達と
道を違えた事を後悔してはいない。
私を撃つ事にためらいは不要だ…!」
ヒイロ「シャア・アズナブル…、
了解だ…」
ゼクス「シャア・アズナブル!
歴史は誰かが手を下さなくても
動くものだ!」
ゼクス「何故、あなたは
その時が来るのを待てなかったのだ!?」
シャア「それでは人類が
もたないところまで来ていたからだ」
ゼクス「あなたは答えを急ぎ過ぎだ。
人類はまだ成長を続けている!」
シャア「その確認は君と私、
生き残った方がすればいい…」
万丈「シャア・アズナブル!
あなたを倒して、僕達はアクシズを
止めてみせる!」
シャア「やらせんよ!
アクシズが落下を始めた今、私は
一人の男として戦わせてもらう!」
万丈「アムロ大尉との決着か…?
だが、あなたには最後まで総帥としての
責任をとってもらう!」
シャア「いいだろう。
ダイターン3と破嵐万丈、
相手にとって不足無しだ!」
甲児「クワトロ大尉、やめてくれよ!
あんた達が戦いをやめてくれれば
まだアクシズを止めることは出来る!」
シャア「甘いぞ、兜甲児!
悪は絶対に許さないのがお前の
信条ではなかったのか!」
シャア「私を倒してみせろ!
そして、その力で人類に平和を
導いてみせろ!」
シャア「それがお前達に与えられた
使命だ!」
甲児「クワトロ大尉!」
鉄也「シャア・アズナブル!
アムロ大尉の前に俺があんたを
倒させてもらう!」
シャア「剣鉄也か…!
いくらお前が相手でも、今の私を
止める事は出来ない…!」
鉄也「フ…αナンバーズにはお人好しが
多いからな。あんたへのとどめを
ためらっちまうかも知れない…」
鉄也「だから、あんたを倒す役は
この俺がやるのさ!」
シャア「いいだろう!
そのセンチメンタリズムに
つき合ってやる!」
竜馬「クワトロ大尉、
あなたが投降すればネオ・ジオンとの
戦いは終わります」
竜馬「無駄な血を流さないために
武器を捨てて下さい!」
シャア「そうはいくまい…。
私のやってきた事で多くの犠牲者が
生まれ…」
シャア「また、多くの兵が
私を信じて戦ってくれている」
隼人「フ…さすがと言わせてもらおう。
あんたはあんたなりにケジメを
つけようとしているんだな」
弁慶「悲しいけどよ…、
それでこそ俺達の仲間だった
あのクワトロ大尉だぜ」
シャア「どうやら、私の立場は
理解してくれたようだ。だが、
私はまだあきらめたわけではない!」
竜馬「クワトロ大尉!
ならば、俺達が…仲間だった俺達が
あなたを止めてみせます!」
鋼鉄ジーグ「あんたは知らないだろうが
俺の母さんと妹は、あの地球に
住んでいるんだ!」
シャア「…妹か…」
鋼鉄ジーグ「あんたのやり方を理屈で
否定する事は俺には出来そうもない…」
鋼鉄ジーグ「だが、懸命に生きている
母さん達の幸せを踏みにじるような真似は
絶対に許さないぜ!」
豹馬「クワトロ大尉、覚悟しろよ!
あんたを倒して、この馬鹿げた戦いに
決着をつけてやる!」
シャア「私を倒したところで
今の構造が変わらない限り、新たな
ネオ・ジオンが生まれるだけだ」
豹馬「そうならないように
みんなで頑張っていくのさ!」
豹馬「戦争なんか起こしたって
悲しみが広がるだけだって
あんたも知ったいるはずだぜ!」
健一「クワトロ大尉!
今からでも遅くない…投降して
罪を償ってくれ!」
シャア「そうはいかない。
私にも背負っているものがある!」
シャア「第一、まだ私は
負けたとは思っていない!」
健一「ならば、俺達があなたに
敗北を刻んでやる!
かつての仲間だった俺達が!」
一矢「シャア・アズナブル!
星が違っても人と人は
わかりあう事が出来るんだ!」
一矢「それなのに、同じ星の人間が
争い合ってどうするんだ!」
シャア「残念ながら理想論だ。
それが出来ないから、人は争い
互いを傷つけ合う…」
シャア「そして、その永遠に続く
環を断ち切るために、私は
人類を革新させようとしたのだ!」
一矢「だったら、何故、あんた自身が
心を通じ合わせようとしないんだ!」
一矢「最初から拳を握っていては
わかりあう事なんか出来るものか!」
真吾「ま…あまりいい思い出はないが
それでも地球は地球…」
レミー「私達の故郷ってやつを
むざむざ目の前で破壊されるのは
ノーサンキューよ」
シャア「ならば、この私を倒して
進むがいい…出来るのならばな」
キリー「気に入ったよ、アンタ。
ラスボスに相応しい風格だ」
レミー「だけど、ラスボスはラスボスらしく
ご退場を願いましょう!」
サンシロー「俺は地球の平和を守るために
戦士となった。だが、それは同じ人間と
戦うためじゃないはずだ…!」
シャア「私も君と同じ考えだ。
だから、この戦いを人間同士の最後の
戦いにするつもりだった」
サンシロー「行くぞ、シャア・アズナブル!
その人類同士の最後の戦い、
お前に勝たせるわけにはいかない!」
凱「シャア・アズナブル!
何故、あんたは対話ではなく
戦いで事態を解決しようとしたんだ!」
凱「それが愚かなやり方だと
あんたは知っていたんじゃ
なかったのか!」
シャア「私が愚かな大罪人であるか、
人類の救世主であるかは、後世の
人間が判断すればよかったのだ」
シャア「私は今の私の出来るやり方で
人類を救おうとしたまでだ!」
凱「わかったよ、シャア・アズナブル…。
ならば、俺達は人々を守るために
あんたを止めてみせる…!」
凱「それが俺達の使命だからな!」
勇「オルファンも地球を愛していた。
なのに、地球人である俺達が
地球を愛さないでどうする!?」
シャア「私もその気持ちは
君達と変わらん。だが、革新のためには
誰かがやらねばならんのだ!」
勇「理屈を!
人を助けるために人を殺す事が
正しい方法であるものか!」
レーツェル「シャア・アズナブル…、
あなたの目指した先は理解できる…」
レーツェル「だが、あなたは
答えを急ぎ過ぎたようだ…」
シャア「やられた!?」
アムロ「シャア!
最後まで付き合ってもらうぞ!」
(アムロ機がシャア機に隣接、シャア機に爆煙、爆発)
シャア「く…アムロ!」
アムロ「世直しのことを知らないんだな…!」
アムロ「革命はいつもインテリが
始めるんだ。夢みたいな目標をもって
やるから、いつも過激な事しかやらない!」
アムロ「しかし、革命の後では
気高い革命の心だって官僚主義と
大衆に飲み込まれていくから…」
アムロ「インテリはそれを嫌って
世間からも政治からも身を引いて
世捨て人になる! だったら…」
シャア「私は!
世直しなど考えていない!」
シャア「愚民共にその才能を
利用されている者が
言う事かっ!」
甲児「だったら、見せてやるぜ!
その愚民とやらの俺達の力をよ!」
カミーユ「クワトロ大尉!
あなたが絶望した人の力…俺達が
この身で証明してみせる!」
シャア「お前達…」
アムロ「シャア…結末はまだだぞ!」
ネオ・ジオン兵「レウルーラ機関部停止!
これ以上はもちません!」
ナナイ「アクシズの下部に回り込ませろ!
我々は最後の時を見届ける義務がある!」
シャア「ナナイ!」
ナナイ「大佐…我々を導いて下さい…」
(レウルーラがアクシズの北側から下部へ移動して撤退)
ベラ「ブライト艦長!
アクシズ、あと5分で完全に大気圏に
突入します!」
ブライト「各機、急げ!
敵部隊を撃破してアクシズに
取り付け!」
ハリソン「攻撃開始!
この悪魔を一機たりとも
地球へ入れるな!」
トビア「もうやめろ、ドゥガチ!
何故そうまでして地球を滅ぼそうと
する!?」
ドゥガチ「貴様! 貴様ごときに
何がわかるっ! ワシは…ワシはたった
一人で木星圏を大きくしてきたのだぞ!」
ドゥガチ「たった…一人で!」
ドゥガチ「何もない世界を!
吸う空気ですら作り出さねばならぬ
世界を!」
ドゥガチ「仲間達と共に年月をかけて
人の住み家に変えてきたのだぞ!」
トビア「何だって!?」
ドゥガチ「それを…地球連邦は
地球の周りでぬくぬくとしていた連中は
何をしてくれたっ!」
ドゥガチ「水を切りつめ、
食い物を切りつめ、欲しい時には
何もよこさなかったくせに!」
ドゥガチ「ようやく、どうにか
木星圏が自立出来るようになって、国と
言えるほどの力を持てるようになると…」
ドゥガチ「奴らはワシに政略結婚を
申し出おった!」
トビア「何?
ベルナデットの母さんの話か…」
ドゥガチ「ククク…
齢80歳に手の届く老人に地球の良家の
娘をくれてやるからと…」
ドゥガチ「これで地球とは親類だから
仲良くしましょうと言いおった…」
トビア「………」
ドゥガチ「尻尾を振れと言われたのだぞ!
わかるか…この屈辱が!?」
トビア「だけど、ベルナデットは
その人との子なんだろう!?
あんたの子なんだろう!?」
ドゥガチ「さあ…?
医者はそうだと保証しておったがな…」
ドゥガチ「…あるいは、あやつが
卑しい女であれば、あやつだけ憎んで
おれば、それで済んだのかも知れん…」
ドゥガチ「だが、あれは
優しい女だった…」
トビア「クラックス・ドゥガチ…」
ドゥガチ「その優しさを!
豊かな土地で育った者にしかない
自然な心の余裕を見せ付けられる度に…」
ドゥガチ「ワシがワシ自身を
どれほどみじめに思ったか!」
ドゥガチ「それはワシと
ジュピトリアンと呼ばれたワシの
仲間達の造ってきた世界を…」
ドゥガチ「ワシの全てを
否定されるに等しかったのだ!
貴様にわかるか!?」
トビア「………」
ドゥガチ「だから…ワシは滅ぼすのだよ…
ワシを否定する全てを…!」
ドゥガチ「そして、世界の全てを
木星と同じにしてやるのだよ!」
トビア「それじゃ…それが…。
そ…それが…たったそれだけの事で
こんな戦争を…起こしたのか!?」
ドゥガチ「そうだとも!
真の人類の未来? 地球不要論!?」
ドゥガチ「そんなものは言葉の飾りだ!
ワシが真に願ってやまぬものは
ただ一つ!」
ドゥガチ「紅蓮の炎に焼かれて消える
地球そのものだーっ!」
キンケドゥ「ドゥガチ!
何故、人の優しさに触れたのに
それを素直に受け止められない!?」
ドゥガチ「黙れ、若造!
貴様達にわかるまい…何もない木星が
人の心をどう変えていくか!」
キンケドゥ「それは弱さの言い訳だ!
自分の弱さに負けたお前に
地球を好きにはさせん!」
トビア「安心したよ、ドゥガチ!
あんた…まだ人間だ!」
トビア「ニュータイプでも新しい人類でも
異星からの侵略者でもない!」
トビア「心の歪んだだけの
ただの人間だっ!」
ドゥガチ「若造の言う事かああっ!!」
カミーユ「ドゥガチ! 何故、お前は
バルマー戦役でジュピトリアンと共に
戦わなかったんだ!?」
ドゥガチ「連中の思想は理解出来たさ…。
だが、既にワシの心は憎悪の炎で
満ちていたのだ」
ドゥガチ「たとえ全地球人を
支配したとしても、その炎を消す事は
出来なかったろう!」
カミーユ「だから、今、
地球を破壊しようと言うのか!
木星の住民をだましてまで!」
カミーユ「憎しみと怒りで戦いを
引き起こす者…俺はお前を絶対に
許しはしない!」
ジュドー「木星帝国の総統だって言うから
どんな理屈家かと思ったけど
あんたはただの人間だったようだ!」
ドゥガチ「言ってくれるな、若造!
ワシは人間の心を捨てた復讐者だ!」
ジュドー「何、言ってやがる!
そういう風に過去にこだわったり
逆恨みしたりするのは…」
ジュドー「人間がやる事なんだよ!」
アムロ「クラックス・ドゥガチ…、
お前とシャアは手段は同じだが
目指すところは違う!」
ドゥガチ「アムロ・レイか…!
確かにシャアは人類の未来を
考えているだろう…」
ドゥガチ「だが、奴の言う人の革新が
起ころうと、ワシの受けた傷は
癒されないのだ!」
アムロ「それは、お前のエゴだ!
人の心を素直に受け止められない貴様に
人類の未来を渡しはしない!」
ドゥガチ「フハハハハハ…
ち…地球が燃えるぞ…
全てが消えてゆく…」
ドゥガチ「フ…フハハ…
アハハハハ…」
ベルナデット「お父様…」
キンケドゥ「クラックス・ドゥガチ…!
たとえ幻でも…あなたにそれを
見せるわけにはいかない…!」
(ディビニダドにスパークが走り大爆発)
キンケドゥ「………」
カトル「…しかし、何故ドゥガチは
他の7機のモビルアーマーを
オトリとして使ったのでしょうね…?」
ヒイロ「…8機が同時に
大気圏突入を仕掛けていたら
防ぐ術はなかった…」
ゼクス「…それは、あの男の感傷だろう。
手段は問わないと言いながらも、奴は
自らの手で地球を潰す事にこだわった…」
ベラ「愛ゆえの憎しみ…、
ベルナデットのお母様に対しても
同じような感情だったのでしょうね…」
ベルナデット「………」
アムロ「クラックス・ドゥガチ…、
あなたも人間だった…」
カミーユ「ええ…地球に心ひかれ
人を憎み、愛す様は
僕達と同じ人間でした…」
万丈「クラックス・ドゥガチ…、
あなたの不幸は他人を信じる事が
出来なかった事かも知れない…」
キンケドゥ「眠れ…ドゥガチ…、
永遠に…」
シャア「フッフフフフ…
フハハハハ!」
アムロ「何を笑ってるんだ!」
シャア「私の勝ちだな!
今、計算してみたがアクシズの後部は
地球の引力にひかれて落ちる!」
シャア「貴様らの欲張り過ぎだ!」
アムロ「ふざけるな!
たかが石っころひとつ、ガンダムで
押し出してやる!」
(アムロ機がアクシズ中央に移動し、他の小隊もアムロ機の東側に整列)
シャア「何っ!?」
豹馬「悪いな、クワトロ大尉!
あんたも知っての通り、俺達は
あきらめが悪いんでな!」
一矢「最後まで希望を捨てないこと…
その気持ちが折れるまで俺達も人類も
敗北はしない!」
カミーユ「クワトロ大尉!
確かに人類は愚かかも知れない…」
ジュドー「だけどよ!
誰だって精一杯生きているんだよ!」
キンケドゥ「その生命の力を…
奇跡を見せてやる!」
シャア「馬鹿なことはやめろ!」
アムロ「やってみなければわからん!」
シャア「正気か!?」
アムロ「貴様ほど急ぎ過ぎもしなければ
人類に絶望もしちゃいない!」
シャア「アクシズの落下は
始まっているんだぞ!」
アムロ「νガンダムは伊達じゃない!」
ブライト「ラー・カイラムで
アクシズを押すんだよ!!」
トーレス「無茶を言わないで!!」
ブライト「地球が
汚染されるのを黙って見ているのか!!」
ブライト(アムロ…
お前はまだアクシズにいるのか…!?)
シャア「生命が惜しかったら貴様に
サイコフレームの情報など
与えるものか!」
アムロ「何だとっ!?」
シャア「情けないモビルスーツと
戦って勝つ意味があるのか!?
しかし…これはナンセンスだ!」
アムロ「馬鹿にして!
そうやって貴様は永遠に他人を
見下すことしかしないんだ!」
鋼鉄ジーグ「くそ!
アクシズの野郎、思った以上に大物だぜ!」
レミー「ホント…
天下無敵のαナンバーズでも
ちょっと厳しいみたい…!」
凱「だが、やるんだ!!
俺達の…みんなの地球を守るために!!」
サンシロー「ああ!
最後の最後まであきらめてたまるかよ!」
シャア「お前達…」
竜馬「力を振り絞れ!
完全に支えることが出来なくても、
落下速度を落とすぐらいはっ!!」
カミーユ「俺達は最後の最後まで人として
出来ることをするだけだ!」
ジュドー「そうさ!
あんたみたいに簡単に人や地球や
未来を見限ったりするもんか!」
シャア「………」
トーレス「アクシズ、大気圏突入します!
こ、このままでは…!」
ブライト「く…!」
ミドリ「ま、待って下さい!
何者かがアクシズに接近…!」
サコン「この反応は…!」
(サイレン)
真吾「今度は何だよ!?」
サバラス「私だ」
レミー「サバラス隊長!
手伝いに来てくれたの!?」
キリー「気持ちはありがたいけどよ…、
焼けアクシズに水ってやつだぜ」
イザベル「聞こえますか、
αナンバーズの皆さん!」
キリー「イザベル! 君も
グッドサンダーに乗っているのか!?」
イザベル「私達から
皆さんに届けるものがあります!
耳を澄ませて下さい!」
レミー「え…耳を…?」
(歓声)
甲児「これは…この声は…!」
シロー「アニキ!
鉄也さん、さやかさん、ジュンさん!
ボス、ヌケ、ムチャ!」
甲児「シロー!」
シロー「負けるな、アニキ!
おじいちゃんとお父さんの造った
マジンガーは無敵なんだ!」
シロー「だから、悪い奴なんかに
負けないでくれよ!」
弓教授「我々に出来る事は
ここで君達の勝利を祈るだけだ。
だが、信じているぞ!」
さやか「お父様…シローちゃん…」
早乙女「ゲッターチームの諸君!
君達の勝利は人類の未来への扉だ!」
弁慶「早乙女博士…」
流竜作「リョウ!
未来はお前達に懸かっている!」
竜馬「お父さん…」
神大造「ハヤト!」
神明日香「ハヤト! 頑張って!」
隼人「親父、姉さん…」
早乙女「ゲッターの力を信じるんだ!
君達なら出来る!」
ミチル「はい…お父様…!」
まゆみ「負けるな、鋼鉄ジーグ!
負けるな、αナンバーズ!」
鋼鉄ジーグ「まゆみ…
それに父さんも母さんも…」
剣造「その無限の力は正義を成すために
与えられたものだ! きっと君達なら
それを使いこなすことが出来る!」
鉄也「了解です、所長!
そのためのαナンバーズです!」
光代「ボルテスチーム、私達は
あなた達の力と勇気を信じています!」
健一「お母さん!」
和泉「聞こえるか、一矢!
竜崎博士の平和への願いは、お前達に
託されたんだ!」
一矢「はい! 父さんの願い、
必ずこの手で…この拳で
実現させてみせます!」
四ッ谷「…この地球を…
この美しい地球を今、守ることが
できるのはお前達しかいないんだ」
四ッ谷「豹馬! 十三! 大作!
ちずる! 小介!
見ろ、勝利へのVサイン…」
四ッ谷「コン・バトラァァァァァV!!」
豹馬「任せとけ、おっちゃん!!」
アイリーン「手の空いている者は
互いの手をとれ!」
カント「オルファンを通して
人の力を少しでもαナンバーズの
皆さんに送るんです」
伊佐未直子「勇…比瑪ちゃん…
私達はこんなことぐらいしか
出来ないけれど…」
ゲイブリッジ「地球と人類の未来を
思う気持ちに変わりはない」
比瑪「アイリーン艦長、カント君!
直子おばあちゃんにゲイブリッジ司令も!」
勇「みんなとオルファンが
俺達に力をわけてくれているんだ!」
リィナ「お兄ちゃん!
プルもプルツーもみんなも頑張って!」
ジュドー「リィナ…!
リィナも俺達の戦いを見ているんだ!」
ベルトーチカ「リィナだけではないわ!
ここだけじゃなく各コロニーで
月で地球で…」
ベルトーチカ「αナンバーズの戦いを
人々が応援しているのよ!」
シェリンドン「主義や主張を越え
全ての人々が、あなた方の勝利を…
人類の希望を信じているのです」
ベラ「シェリー…」
キンケドゥ「リィズ…母さん…」
トビア「トーマスおじさん、
レイチェルおばさん、ギルも…」
ジュドー「へへ…こいつを聞かされちゃ
頑張らないわけにはいかないぜ…!」
コウ「ああ…! 戦っているのは
俺達だけじゃないんだ!」
メルビ「αナンバーズ!
私達も信じているぞ…君達の勝利を!」
健一「メルビさん、ダンゲ将軍…!
それにバームやゼーラの人達も!」
京四郎「フ…声援を受けるってのは
悪い気はしないな」
一矢「ああ…!
俺達はこれだけの人達の未来と希望を
背負っているんだ!」
大河「聞こえるか、諸君!
この人々の声が!」
凱「長官!」
末男「頑張れ、αナンバーズ!」
数納「負けないでーっ!
僕達も応援するから!」
レイコ「チョベリカチョロン様も
頑張ってーっ!
私がついてるわよ!」
華「私達、こんな事ぐらいしか
出来ないけれど…でも…でも…」
華「力一杯、応援します!
頑張れ、αナンバーズ!」
華(頑張って、護君!)
天海勇「頑張れ、αナンバーズ!」
天海愛「頑張れ、αナンハーズ!
私達の…子供達の未来を
護って下さい!」
火麻「そうだ、そうだ!
俺達に出来るのは、これくらいだが
精一杯やるだけだぜ!」
大河「αナンバーズの諸君!
常に勇気を胸に前進し続ける君達こそ
未来への水先案内人だ!」
大河「勝利を君達に!
勝利を世界中の人々に!」
凱「おう!
この声援がある限り、俺達は
負けるわけにはいかないぜ!」
リリーナ「聞こえますか、
αナンバーズの皆さん!」
エリカ「この戦いを見守る全ての人達が
あなた方に願いを込めています!」
一矢「エリカ!」
ヒイロ「リリーナ…」
デュオ「わかったぜ!
この大応援団の仕掛け人は
平和解放機構か!」
岡「その通り! 彼女は世界中の
人々に君達の戦いを伝え、一人一人に
平和を勝ち取る心を教えたのだ!」
剛健太郎「そして、それが今、
一つの大きな力になろうとしている!」
リリーナ「いえ…
人々の心を一つにしたのは
私の力ではありません…」
リリーナ「剛博士を始めとする科学者の
方々や岡長官や大河長官といった
軍の代表の方…」
エリカ「イザベルさん達、
ジャーナリストの方々の力添え…」
リリーナ「そして、何よりも…
今日までのαナンバーズの
戦いが人々に勇気をくれたのです」
ヒイロ「リリーナ…、
やはり、お前はお前だった」
リリーナ「ヒイロ…、
これが私に出来る戦い方ですから」
ゼクス「リリーナ…」
リリーナ「申し訳ございません、お兄様。
私のやった事はピースクラフトの名に
背く事だったのかも知れません…」
リリーナ「ですが、今、人類に必要なのは
主義や主張ではなく平和を望み、
それを勝ち取る心なのです」
ゼクス「それがお前の出した答えなら
私に異論はない」
ゼクス「いや…我が妹よ…。
心から賞賛の言葉を送らせてもらおう」
リリーナ「いいえ…、
それは私達からαナンバーズへ
送らせていただくべきものです」
一矢「エリカ…」
エリカ「ごめんなさい、一矢…。
あなたの言いつけに背き、再び
地球に降りてきてしまって…」
エリカ「でも、私も最後まで
この戦いの力になりたかったのです!」
一矢「何を言うんだ、エリカ!
今、俺の…俺達の心は君達のくれた
勇気で満ちている!」
一矢「心の底からお礼を言わせてくれ。
ありがとう、エリカ」
五飛「…聞こえるか、トレーズ…。
人々が自らの意志で平和を求め
立ち上がった…」
ゼクス「眠れ、我が友トレーズ…。
お前の目指した世界はもうすぐ来る…」
ヒイロ「そのためには、この戦い…
必ず勝ってみせる…!」
リリーナ「はい…信じています、
αナンバーズ」
トーレス「連邦軍88艦隊到着!
モビルスーツ部隊、アクシズへ
向かっています!」
シモン「さらにネオ・ジオンと
木星帝国の残存部隊もこちらに協力を
申し出ています!」
ベラ「…多くの人の心が…
この場に集まっている…!!」
サコン「だが、それでも…!!」
シャア「結局、遅かれ早かれ
こんな悲しみだけが広がって…
地球を押し潰すのだ…」
シャア「ならば人類は自分の手で
自らを裁いて自然に対し…地球に対し
贖罪しなければならん…」
シャア「アムロ…何でこれがわからん…」
(閃光、共感)
アムロ「何っ!?」
比瑪「勇…これって!?」
勇「ああ…
オーガニック・エナジーに似ている!」
シャア「こ、これはサイコフレームの
共振!? 人の意識が集中しすぎて
オーバーロードしているのか!?」
ナナイ「ああ…た…大佐…」
ネオ・ジオン艦長「どうした、ナナイ!」
ナナイ「大佐の生命が…
吸われていきます……!」
シャア「…何?
恐怖は感じない…?」
シャア「むしろ温かくて…
安心を感じるとは…」
シャア「そうか…!
しかし、この温かさを持った
人間が地球さえ破壊するんだ!」
シャア「それをわかるんだよ、アムロ!」
アムロ「わかってるよ! だから!
世界に人の心の光を見せなけりゃ
ならないんだろ!」
シャア「フン…そういう男にしては
クェスに冷たかったな!」
アムロ「えっ!?」
アムロ「俺はマシンじゃない!
クェスの父親代わりなど出来ない!」
アムロ「だからか…!
貴様はクェスをマシンとして扱って…!」
シャア「そうか…
クェスは父親を求めていたのか…」
シャア「それでそれを私は迷惑に感じて
クェスをマシンにしたんだな…」
アムロ「貴様ほどの男が
何て器量が小さい!」
シャア「ララァ・スンは私の母に
なってくれるかも知れなかった女性だ!」
シャア「そのララァを殺したお前に
言えたことか!」
アムロ「お母さん…ララァが…!?
じゃあ、お前は…!?」
シャア「しかし…それだけでもない…!
地球を汚染する怖さを償いたい
気持ちもあった…」
シャア「それをアムロ、お前の力に
賭けたんだ…しかし、今起こっていることは
私も予定していなかった…!」
アムロ「サイコミュが呼び合って…
人の意志の力を集めていることか…!?」
シャア「それだけではない…!」
アムロ「じゃあ、
この光は他に何を呼んでいるんだ!?」
シャア「………………」
アムロ「…ま、まさか……!
そ、それなら……」
アムロ「このマシーン…!
このマシーンは…世界の中心に
なっているみたいだ…!」
シャア「……………」
シャア(……アルテイシア……
私はお前に情けない兄だと言われたくない
ばかりに…こうしたのかも知れん……)
シャア(アムロ達に
運命を託すようなことをな……
だが、こうなるとはな……)
シャア(しかし……
この方がアルテイシアに
ほめてもらえるかも知れん……!)
豹馬「小介、状況はどうだ!?」
小介「アクシズの落下速度…
60%まで減速!
し、しかし、このままでは…!」
コウ「駄目…なのか…!」
一矢「くそ…くそっ…!」
(オルファンの声)
比瑪「勇! 見て!」
勇「あ、あれは……!」
勇「オルファン!?」
(共感、オルファンの声、閃光)
(戦艦4艦ともフィギュアの上に)
トーレス「ブライト艦長、
アクシズは完全に地球の引力圏を
脱しました」
ブライト「地球は…救われたのか…」
シナプス「オルファンが自らの意志で
アクシズを押し返してくれたのか?」
ベラ「はい…そして、それを呼んだのは
全ての人々の想いでしょう」
ミドリ「αナンバーズ各機の収容を
完了しました」
大文字「被害状況は?」
ミドリ「各機共、かなりのダメージを
受けていますが…」
ミドリ「未帰還機はゼロです!」
勇「ありがとうな、オルファン…。
お前が助けてくれたおかげで
地球は助かったよ」
比瑪「でも、おかげでオルファンさんは
また地球に降ろされちゃったね…」
ケン太「大丈夫だよ、比瑪さん。
オルファンは絶対に飛べるよ」
比瑪「そうよね…。オルファンさんには
勇気があるんだもんね」
アムロ(シャア…お前の脱出ポッドは
発見されなかった…)
アムロ(お前は…)
シナプス「宇宙に残ったネオ・ジオンの
残存部隊も投降したそうだ」
大文字「では…」
ベラ「ええ…」
ブライト「諸君、ご苦労だった!
ここに作戦の完了を確認する!」
豹馬「俺達は…」
キンケドゥ「ああ、そうだ…」
コウ「みんな、胸を張ろう!」
竜馬「そうだ…。
俺達は…勝ったんだ!」
凱「地球は…人類は
この戦いに勝利したんだ!」
カミーユ「クワトロ大尉…。
アクシズを押し返した人々の想い…」
カミーユ「あれが大尉が求めていた
人の心の光だと思います…」
万丈「あなたの求めていた人類の革新は
きっと来る…誰かが手を下さなくても」
ジュドー「だからさ…安心してくれ…。
人類も地球も、まだ終わらないぜ」
ゼンガー(…ククル……
お前との出会いで始まった俺の戦いは
ようやく終わりを告げたようだ…)
ゼンガー(…後は
お前が生きていると教えてくれた
ソフィア・ネート博士を…)
ゼンガー(そして、イルイを……)
???(イルイ)「…ゼンガー……」
ゼンガー「!!」
(北側にクストースと白い球が出現)
甲児「あ、あれは…!!」
万丈「クストース…!」
カミーユ「何故……ここに!?」
???(イルイ)「…幾多の剣達よ……。
あなた達のおかげでこの星は救われました」
???(イルイ)「そう…地球は多くの人々の想いに
支えられたαナンバーズによって
救われ、新たな時代を迎えたのです」
鉄也「新たな時代…?」
万丈「それ以前に、君は何者なんだ?」
???(イルイ)「…………」
万丈「クストースを従えた君は…?」
比瑪「あ、あの人…もしかして…!?」
ジュドー「あ、ああ…。
知ってるような気がする…!」
甲児「お、俺もだ……!」
凱「俺にもわかるぞ……!」
一矢「あ、ああ……間違いない……」
キンケドゥ「あれは……」
ゼンガー「…イルイか…!!」
イルイ「………………」
イルイ「…そうです…私はイルイ…。
あなた達と束の間の時を共にした者です…」
勇「イルイ…無事だったのか…!」
比瑪「私達、あなたがいなくなっちゃってから
ずいぶん心配したのよ…?」
竜馬「それに…その姿は…!?」
イルイ「…これが私の本当の姿……。
イルイ・ガンエデン……」
凱「ガン…エデン…!?」
イルイ「そう……私は地球の守護者……。
イルイ・ガンエデン……」
コウ「地球の守護者…? 君が…?」
イルイ「ええ…
私はバラルの主であり、マシアフ…」
イルイ「あなた達と同じく、
この星を護ることを使命とする者…」
ゼンガー「俺達と同じ…?」
イルイ「そうです、ゼンガー…。
私はあなた達の存在を知り、
幼子の姿で接触したのです…」
ゼンガー「何のために?」
イルイ「あなた達が正しい心を…
この星を護るに相応しい力を持っているか
どうか…それを知るために……」
ゼンガー「………!」
イルイ「そして、
私はあなた達から教えられました…。
人の心を…絆を…愛を…」
万丈「………」
イルイ「…私は知りました……
あなた達が数々の試練を乗り越え、
幾多の外敵と戦ってきたことを……」
イルイ「…私は見ていました……
あなた達が数々の苦難を乗り越え、
多くの人々を護ってきたことを…」
フォウ「…イルイは…
私達のことを見守ってくれていたのね…?」
凱「それで…
クストースで俺達を助けてくれた…」
イルイ「私はあなた達と出会えて
嬉しく思っています…」
イルイ「あなた達の優しい心に
触れられて、幸せに思っています……」
比瑪「イルイちゃん……」
イルイ「あなた達こそ、
この星を護るための剣……
力なき人々の盾……」
イルイ「私の代わりに地球を護ってくれて
本当にありがとう……」
イルイ「地球の守護者、ガンエデンとして
心の底から感謝します……」
甲児「何言ってんだ、
当然のことをしたまでだよ」
豹馬「ああ…そうだぜ、イルイ」
イルイ「…そして……
あなた達の戦いは終わったのです……」
イルイ「これからは…
私があなた達の代わりに地球を護ります」
万丈「地球を護るって…君がか?」
コウ「もしかして、クストースが…!?」
イルイ「ええ…。
私のしもべ達とガンエデンが……」
イルイ「この星を永久に封印します」
ゼンガー「封印だと!?」
レーツェル「どういうことだ!?」
イルイ「…バラルの園を中心とし…
ガンエデンが作り出す結界によって……」
イルイ「この地球を
外界から完全に遮断するのです」
アムロ「遮断…!? 外界から!?」
イルイ「ええ。ガンエデンの結界により、
あらゆる外敵から地球を護ります」
イルイ「誰も寄せつけず……
外界に行かせず……」
イルイ「ガンエデンの加護によって、
この星は最後の楽園となるのです」
ゼンガー「お前は……
地球に住む者をその結界の中に
閉じこめるつもりなのか…!?」
イルイ「ええ、永久に……」
ゼンガー「!!
イルイ、お前はいったい……!?」
イルイ「私はイルイ・ガンエデン…
地球の守護者…あなたという剣の主…」
ゼンガー「!」
イルイ「そして…この星に住む者達に
ガンエデンの加護を……」
ゼンガー「イルイ!!」
イルイ「…ゼンガー……
バラルの園であなたを待っています…」
イルイ「そして……
私と一緒に最後の楽園を護りましょう…」
(クストースと白い玉が撤退)
ゼンガー「イ、イルイィィィッ!!」
『勝利の鍵』を入手した
『スーパーリペアキット』を入手した