勇「カナン!
オルファンに頼っている限り
幸せになんかなれないぞ!」
カナン「あたしは…あたしはただ
生まれてきた事を後悔したくないだけ!」
勇「だったら、なおさらオルファンから
離れなきゃ駄目だ!」
勇「カナンは誰からも愛されてないって
思い込まされているんだ!」
カナン「あたはし生まれる前から
愛されていなかった!!」
勇「見つけりゃいい!
自分で育てればいい!
愛って…!」
勇「カナン!」
カナン「何で
相談してくれなかったの!?」
勇「相談したよ!
けど、カナンはいつも自分の事ばかり
しゃべっていただろ!」
カナン「あたしが…」
勇「あの時、ブレンパワードに会ってから
ずっとだよ…!」
カナン「そうだったの…!」
勇「カナン…
オルファンを捨ててくれないか?」
カナン「出来るわけないでしょ!
…出来ないわ」
勇「シラーもジョナサンも
クインシィに親父やお袋…カナンもだけど
みんなオルファンによりかかっているよ」
勇「それでは子供のままじゃないか!」
カナン「思い通りにならないからって
お家を飛び出してしまう方が
ずっと子供だと思わない?」
勇「俺はオルファンの間違いに気がついたんだ。
オルファンでは選ばれた人間だけが
生き残れるって教えられた…!」
勇「オルファンに呼ばれた
リクレイマーだけ生き残るって…。
それってさ…絶対間違ってるよ!」
カナン「………」
勇「俺さ…ブレンパワードに乗った時に
わかったんだ」
勇「オルファンではちゃんと動かなかった
あれさ…動いてくれたんだぜ」
カナン「私は…」
カナン「私はあなたと違って
帰る場所はオルファンにしかないのよ!」
勇「カナン!」
比瑪「ちょっと、君!
これって、どういうことなの!?」
勇「口を出すな!
これは俺とカナンの問題なんだ!」
比瑪「何でさ!
あの人あんたの姉さんなの!?
恋人かぁ!?」
勇「馬鹿言うな!
グランチャーが来るぞ!!」
カナン「あ…ああ…!」
(グランチャーの拒絶反応)
比瑪「何が起きてるの!?」
勇「拒絶反応だ!」
カナン「ああ…勇…!」
(カナン機に爆煙、撤退)
勇「カナン!」
比瑪「大丈夫。あの人は無事よ」
勇「え…!?」
比瑪「ブレンは言っているわ、
あの人はリクレイマーじゃないって…」
勇「……!」
勇(あいつとなら…いけるかも知れない!)
比瑪「どうするの!? 伊佐未勇!!」
勇「比瑪ちゃん、ひっつけよ!」
比瑪「ひっつく? くっくつの!?」
ジョナサン「そんな機能不全の
ブレンパワードでっ!」
勇「ジョナサン・グレーン!」
ジョナサン「死ねよやぁぁぁぁぁっ!!」
勇「ジョナサン・グレーン! 姉さんと
親父とお袋に伝えるんだ! オルファンに
従うことは絶対に正義じゃない!」
勇「オルファンで人類を抹殺することも、
地球を死の星にすることも、
絶対にさせない!!」
ジョナサン「勇ゥゥッ!」
勇「今言ったことを伝えるんだ!
行けぇっ!!」
ジョナサン「うわあっ! ゆ、勇めぇっ!!」
勇「伝えろ! そのために狙撃はしない!」
ジョナサン「ゆ、勇は…俺をメッセンジャー
ボーイにしたのか! そのために見逃して
くれたというのか、あやつはっ!!」
(ジョナサン機が撤退)
エッガ「同じマシンでもグランチャーは
オーガニック・マシンだ。
その生命の力強さを見せてやる!」
超竜神「私にも心がある!
その心がお前達の非道なやり方を
許せないと言っているんだ!」
超竜神「この熱い想いが
私の生きている証…生命だ!」
エッガ「ええい!
どうしたのだ、グランチャー!」