アーク「俺はムゲの宇宙へ
行かせてもらいますよ。これ以上
戦争を長びかせないためにも、
ムゲは叩かなくちゃならないんだ」
アムロ「そうか……残念だな」
ブライト「オーラマシンの件があるので、
ショウやマーベルは残ってもらうとして
他に地球圏に残るという者は?」
ブライト「……これだけか?」
万丈「艦長、これではらちがあかない。
どうせたいした人数が行けるわけでは
ないんだ。ここは希望だけとって
我々で決めてしまおう」
ブライト「しかたないな。みんな、それでいいか?」
ケンジ「ええ。それで結構です、艦長」
ドモン「ああ、まかせる」
アラン「では葉月博士。ガンドールの方の
準備をお願いします」
葉月博士「わかった。そこまでいうのなら
私も止めはしない
みなさん、準備を開始しましょう」
サリィ「ムゲの宇宙へ向かうメンバーが
決まったんだって?
で、結局誰が行くことになったの?」
ノイン「ブライト艦長、万丈、アラン、
獣戦機隊にヒイロたち
それと甲児、ボス、さやか、デュークと
マリア。あとは……ゲッターチームに、
エイジとデビッド、シモーヌだったか」
銀鈴「それと、アークと
エルリッヒ・シュターゼンね」
マーベル「だと思うわ。あ、でも確か
クラッシャー隊とカトルは残るはずよ」
サリィ「カトルが? そういえばあの子、
ウィナー家の現当主になったのよね
確かに残ってもらったほうが
都合がよさそうね」
チャム「ちゃんと覚えておかないとだめなんだから」
マーベル「わかってるわよ、チャム」
デスガイヤー「ムゲ帝王様」
ムゲ帝王「デスガイヤーか。どうした」
デスガイヤー「ギルドローム将軍からの報告が
届かぬようです
もしやとは思いますが、
地球人どもに破れたのでは……」
ムゲ帝王「かもしれぬ。ギルドロームのたっての
希望があったので行かせたが、
やはり戦力が不足しておったよう
だな。まぁよい。準備が整い次第
デスガイヤー、お前にやって
もらうとしよう」
デスガイヤー「はっ。しかし帝王様、もし
地球人どもがギルドローム将軍を
破った後、万が一にも
ここまで攻めてきた場合は……」
ムゲ帝王「フフフ、それも面白いではないか
デスガイヤー。もしそのような強敵が
この宇宙に現れたのであれば、
貴様とふたり、また思う存分
戦おうではないか。そして、
再び力の帝国を築き直すのだ
さぁ立て、デスガイヤー」
デスガイヤー「はっ! ありがたきお言葉、
身に余る光栄。このデスガイヤー
若き日を思いだし、
思う存分に戦う覚悟」
ムゲ帝王「うむ」
デスガイヤー「くるならこい、地球人ども!
貴様らはこのデスガイヤーが倒す!
必ず、叩きつぶす! 燃える、燃え
るぞ! 血が、戦いの血が騒ぐッ!」