アーク「理想だとは思うけど……
やっぱり、無理だよ
帝国だのロームフェラだのが
そんな考えを受け入れるわけがない」
ルー「なるほど、あんたらしいわね」
早乙女博士「おぅ、お前たちようやく来たのか」
リョウ「博士!? ご無事でしたか」
アムロ「リョウ、こちらは?」
リョウ「早乙女博士、ゲッターの生みの
親だよ。……博士、俺たちは……」
早乙女博士「うむ、聞いておる。ムサシくんには
気の毒なことをしてしまったようだな」
ハヤト「博士がいるならちょうどいい。
ここにムサシの墓をたてさせてもらおう」
アムロ「ああ、それがいい。ここは、俺たちの
新しい出発の場所になる」
早乙女博士「ムサシくん、長い間よく戦ってくれた
ゲッターロボとともに
安らかに眠ってくれたまえ」
リョウ「ムサシ、できることなら俺がお前の
かわりに、あの世に行きたかったぜ」
ハヤト「地球圏に平和が戻る
その日まで……
ムサシ、俺たちを見守っていてくれ」
甲児「ったくよ、ひとりでとっとと
いっちまいやがって
でも安心しろよムサシ。お前の
犠牲は絶対にムダにしやしないぜ」
早乙女博士「さてと、いつまでも
こうしているわけにもいかんな」
リョウ「博士、お願いです。俺たちに
新しいゲッターを造ってください
俺たちはまだ戦わなくちゃならないんだ」
早乙女博士「うむ、実はすでに用意してある。
新しいゲッター……
その名も、ゲッターロボG!」
ハヤト「ゲッターロボ……G」
早乙女博士「ゲッター線増幅装置を搭載し
旧ゲッターをはるかにしのぐパワーを
持っておる。むろん、この戦いのために
武器も多く用意した。ここで
君たちに渡そうと思っていたんだが、
ムサシくんがいないとなると……」
甲児「そうか、1人
足りなくなっちまったんだもんな」
(足音)
中条長官「失礼、話が聞こえたものでね。
ゲッターロボのパイロットだが
私に心当たりがある。
まかせてもらえないだろうか」
早乙女博士「これは中条長官。
それが本当なら、ぜひお願いします」
リョウ「頼みます、中条長官。
よしハヤト、俺たちはさっそく
新しいゲットマシンの訓練を
開始しよう」
ハヤト「おう」
ブライト「アーガマへの積み替え、急がせろ」
ヘンケン「やっとるようだな。
補充のMSの整備も急がせている」
アルベルト「納得がいかん。なぜ我々が
そのようなことをせねばならんのだ」
孔明「なるほど、この作戦がご不満と
いうわけですか。しかしこれも今後の
ことを考慮した上でのことと、
この諸葛亮を信じていただきたい」
アルベルト「だがおかしいではないか。
現状を考えれば
奴らを好きにさせておくのが、
我々にとっても都合がよいはず」
孔明「その問いにはこう答えましょう。
すべては……
ビッグファイヤーのご意思である、と」
孔明「やれやれ、ようやく行ってくれましたか。
そこの方、
もうでていらしても、かまいませんよ」
マスター「貴様が諸葛亮孔明か。この
ワシに用があるとウォンから聞いたが」
孔明「これはこれは、あなただったとは。
その通り、実はウォン氏から
申し入れがございまして……」
地獄大元帥「ブライ大帝、あの情報を聞いたか」
ブライ大帝「うむ。確認してみたが、確かに
奴らが集結しておる様子がみえる」
地獄大元帥「我らに情報をよこしたのが
何者かもわからんが、どうするのだ」
ブライ大帝「もはや、そんなことを
いっておれる状況ではないわ
なんとしても早急にエネルギー源を
確保せねば、我らは終わりだ
それは貴様たちも同様なのだぞ
ミケーネの」
地獄大元帥「うむ……この機会を逃しては、
ミケーネの地上支配もまた
夢と消える。それはわかっておるわ」
ブライ大帝「情報の出所など、この際かまわぬ
百鬼一族とミケーネの
命運をかけ、ここで一大決戦を
行うのだ。みていろ人間どもめ
そして地球を我らのものとするのだ」
(マップ南にゲットマシン出現し、北へ交錯しながら中ほどまで移動)
リョウ「ドラゴン号はイーグル号にくらべて
格段にパワーアップしているぜ」
ハヤト「このライガー号もだ。リョウ、
こいつは合体後が楽しみだぞ」
リョウ「ああ。よし、もう1度いくぞ」
(双方が加速をかけ北へ移動)
(東側にドモンが出現)
ドモン「……くそっ、俺はなんて情けない
男なんだ。師匠は敵になった
デビルガンダムの手先になったんだ。
こんなことではだめだ
まだまだ修行が足りないのか……
ムッ、誰だ!?」
(アルベルトが出現)
アルベルト「このワシの気配に気づくとは、
貴様できるな。だが、それが命とりよ」
ドモン「なんだと!? 貴様何者だ!」
アルベルト「BF団十傑集、
衝撃のアルベルト。ちぇあぁぁーっ!!」
【強制戦闘】
アルベルト(突進)vsドモン(キック)
(ドモンの攻撃は当たらない)
ドモン「ぐうぅっ、ばかな。
こ、こいつ、ただ者ではないッ!?」
アルベルト「運がなかったな。さぁ死ねい!」
???(シュバルツ)「ハハハハハハハハハッ!!」
ドモン「くっ、まだいるのか!?」
(シュバルツが出現)
シュバルツ「私だよドモン。
あいかわらずブザマな奴よ」
ドモン「シュバルツ!? また貴様か!」
アルベルト「ふん、妙な格好をした奴よ。
どうする?
わしは2人相手でもかまわんぞ!」
シュバルツ「フッ、あわてるな。ドモン、
いつまでもウジウジと情けない奴め
貴様それでもファイターか。
戦えんというのならば、今この場で
引導を渡してもらうがいい」
ドモン「なんだと!? シュバルツッ!
貴様ぁーっ!」
(ドモンに『気合』)
シュバルツ「ハハハハッ、それだけの気力が
あるならば、十分に戦えよう
だが、相手が違うぞドモン」
アルベルト「フン、くるか? かまわんぞ、いつでも」
ドモン「キング・オブ・ハートの名にかけて!
勝負だ!」
【強制戦闘】
ドモン(パンチ)vsアルベルト(衝撃波)
アルベルト「ぬぅぅぅぅっ、十傑集たるこのわしと
対等に戦えるだと!?
国際警察機構の
エキスパートとも思えん
貴様、名を聞いておこう」
ドモン「俺はキング・オブ・ハート、
ドモン・カッシュだ!」
アルベルト「ドモン・カッシュか。
しかと覚えたぞ。また会おう!」
(アルベルトが撤退)
(南東にゲットマシンが出現)
ハヤト「リョウ、あのあたりの様子が
おかしい。見に行こう」
(ドモンたちの所まで移動)
リョウ「あれは……ドモンか。何かあったのか?
ん? シュバルツもいるのか」
ドモン「ああ、どうやら何者かが、ここを
かぎまわっているようだ
警戒するように言った方がいい」
リョウ「わかった、すぐ戻ろう。乗ってくれ」
シュバルツ「私も行こう」
ドモン「あんたが?
いったいどういう風の吹きまわしだ」
シュバルツ「フッ、気にするな。さあ急ぐぞ」
(シュバルツがドラゴン号に、ドモンがライガー号に乗り、基地まで移動し撤退)
(東側からイワン、他2機が出現)
イワン「はははははっ。さすがはアルベルト様、
こうも簡単に見つけてしまうとは」
ブライト「くっ、ドモンのいう通りだったな。
迎撃用意だ。敵を近づけるな!」
(戦艦選択・出撃選択)
(敵機が出現)
Qボス「クククククククッ」
ベルトーチカ「艦長、こっちからも来ました!」
村雨「あれはC級工作員どもか」
中条長官「するとさっきのはやはり
衝撃のアルベルト……
やつら十傑集が動き出したのか。
いかん、敵をここへいれるな!」
(エリア表示)
Qボス「な、なんという……」
イワン「ビッグファイアーのためにぃーっ!!」
(ミケーネ軍が出現)
地獄大元帥「情報通りじゃな、ブライ大帝。
しかも都合のよいことに
奴らは疲れておるわ」
ブライ大帝「うむ、奴らを倒し、ゲッター線と
光子力の秘密を手に入れれば
もはや我らに敵はなくなる」
甲児「ミケーネと百鬼か!?
しつこい奴らだぜ!」
鉄也「バカヤロウ! あれは
ミケーネの地獄大元帥と
百鬼一族のブライ大帝だぞ!
ここでケリをつけてやるんだ!」
リョウ「くっ、鉄甲鬼もいるのか。ムサシさえ
いてくれたら俺たちも戦えるのに……
くそっ、みんな頼むぞ!」
鉄甲鬼「……ゲッターロボはいないようだな。
まぁいい、この間の借りを返すぞ……
人間たちよ! 今度こそ俺は、
貴様らに勝ってみせる!」
(味方の誰かと交戦)
鉄甲鬼「さぁ、正々堂々と勝負だ!!」
鉄甲鬼「ぐぅっ、これしきの傷でへばる
俺ではないぞ!」
(鉄甲鬼に『根性』がかかる)
鉄甲鬼「くっ……やはり強い……。もっと
貴様らと戦いたかったぜ……」
地獄大元帥「おのれ……よくも、よくも
このワシをぉぉぉーっ!!」
ブライ大帝「グオォォォォォォォーッ!!」
中条長官「諸君、よくやってくれた。敵はいなく
なったようだ。帰還してくれたまえ」
(傍の山の上にアルベルトが出現)
アルベルト「なるほど確かに強いわ。
しかしそれでも解せん。なぜ孔明は
奴らにこだわるのか……何か秘密が
あるとすれば、それを探るのもよいか」
(アルベルトが一歩西に移動、マスター出現[中立])
マスター「待てい!」
アルベルト「貴様……マスターアジアか。
なぜ貴様がこんなところにいるのだ!」
マスター「愚問よのぅ、アルベルト。貴様、
つけられておるのも気づかなんだのか
ワシの弟子との戦いも、
見物させてもらったぞ」
アルベルト「なに? そうか、あやつが。
どうりで手ごわいわけよな。なにを
企んでおるのか知らんが、ちょうどよい
長年の決着、今こそつけようぞ!」
マスター「フッ……よかろう、衝撃の!」
【強制戦闘】
マスター(キック)vsアルベルト(衝撃波)
アルベルト(パンチ)vsマスター(パンチ)
(全ての攻撃が当たる)
ジョルジュ「ん? 見てくださいマドモアゼル、
あそこで誰かが戦っているようですよ」
レイン「まさか、また敵が来たのかしら?」
アルベルト「ムッ、見つかったか。
わしとしたことが熱くなりすぎたわ
マスターアジア、また会おうぞ!」
(アルベルトが撤退)
マスター「フッ……ワシもそろそろ行くとするか」
(マスターが撤退)
ブライト「中条長官、
BF団とはいったい……?」
中条長官「秘密結社BF団。そのボスである
ビッグファイアーの正体も
その実態もあきらかではないが、
かつては世界中で活動していた
いったい何が目的で
動いているのか……」
アムロ「秘密結社……ですか」
中条長官「うむ。そして……あのジャイアント・ロボを
造ったのも、実は彼らなのだ
設計者である大作くんの父親
草間博士はそれを後悔し
大作くんを連れて逃げようとしたが
命を落とされた
大作くんとロボを残してな」
ブライト「そうですか、そんなことが……」
中条長官「銀鈴くん、ちょっと待ちたまえ」
銀鈴「長官、なにか?」
中条長官「君に渡したいものがある。来てくれ」
銀鈴「こんなところにいったい何が……」
銀鈴「ッ!? 長官、これは!」
中条長官「そう、これが我々の
もうひとつのロボ……
銀鈴ロボだ」
シーラ「エレ女王、
お元気そうでなによりです」
エレ「シーラ女王こそ、よくご無事で。
万丈という地上人のおかげで
ここまでこれました。
ドレイクのウィル・ウィプスと
交戦されたとお聞きしましたが」
シーラ「残念ですが、ドレイクを
討ちとることはできませんでした
しかしエレ女王がいらしてくれるので
あれば、必ずやドレイクを倒せましょう」
エレ「そう信じます。シーラ女王、
おあずかりしていたビルバインは
いかがいたしましょうか」
シーラ「ショウ・ザマ、ビルバインは
聖戦士であるあなたに託します
ドレイクを阻むため、
これからもその力を貸してください」
ショウ「はい」
万丈「そうそう、エイジ・アスカ。君に会いた
いという人を連れてきているんだ」
エイジ「俺に?」
ゲイル「私だよ、エイジ」
エイジ「まさか……ゲイル先輩!?
よかった……生きていたんですね!!」
ゲイル「お前たちにやられた後、
重傷を負って死にかけていた私を
助けてくれた地球人がいたのだ。
そして回復するのでの間
私は帝国の軍人としてではなく、
ひとりの人間として
この地球の様子を見てきた。
そして気づいたのだ。エイジ
私は間違っていた。
そうお前にわびたかった」
アンナ「エイジ……よかったわね」
エイジ「ありがとう、アンナ。先輩……
ジュリア姉さんもここにいるんです」
ゲイル「ジュリアが……ここに?」
ジュリア「ゲイル……本当に……あなたなのね……」
ゲイル「ジュリア……生きてまたこうして
君と会えるとは、思ってはいなかった
私のせいで、ずいぶんと
君を苦しめてしまったようだね」
ジュリア「いいえ、もういいのです。あのことが
なければ、今の私はありませんでした
そして、それはあなたも同じこと。
私たちは2人とも
この地球で新たに
生まれたのですから」
ゲイル「この地球で……生まれた……」
ジュリア「はい」
ゲイル「ジュリア……。エイジ、私も
この星のためにともに戦わせてくれ
それが私にできる
せめてもの罪ほろぼしだ」
エイジ「ええ、歓迎します、ゲイル先輩」
クワトロ「さすがにOZは、よくやっているようですね」
ブレックス「うむ、ついに帝国は
地上の残存勢力を、
宇宙へと上げたと聞く。
コロニー駐留部隊も
そう長くはもつまい。しかしOZが
コロニーを取り込みにかかるとは
誤算だったな、大尉」
クワトロ「はい。OZはコロニーを
武力制圧するものと考えて
おりました。それであればコロニーも
OZに対し反発したでしょうが
コロニーを対等に扱うことによって、
友好関係を築いてしまった」
ブレックス「ジャミトフやバスクにはできん芸当だ。
トレーズの考えだな。ん?」
デュオ「ちょっと聞こえちまったもんでさ。
コロニーがどうしたんだって?」
クワトロ「コロニーはOZを受け入れ始めた。
OZと戦う以上
我々はコロニーも敵にまわすことに
なるかもしれん」
デュオ「なんだって!? そんなバカな。
いったいなんだって
そんなことになっちまうんだよ!?
俺たちは……
俺たちはコロニーのために
戦って来たってのに! くそっ!」
(速い足音)
ブレックス「……あの少年たちには、
つらいことになりそうだな」
クワトロ「……はい」
ベルトーチカ「艦長、ウイング、ヘビーアームズ、
サンドロック、デスサイズ
シェンロンが発進しました!」
ブライト「なんだと!? いったいどういうことだ!」
バニー「通信入ります」
カトル「ブライト艦長、すみません。
でも、コロニーがOZについた以上
コロニーのために戦って来た僕たちは
今のままで戦うわけにはいかないんです」
ブライト「しかし、だからといってどうするつもりだ?」
トロワ「自分の目で状況を確認する。
その上で、今後とるべき行動を
決めることになる。もともと
俺たちはそれぞれがひとりでやってきた
またそうするだけの話だ」
ブライト「お前たち……わかった、死ぬなよ。
もしもその気になったら
またいつでも戻ってこい。
部屋は空けておく」
ヒイロ「そうか……ならば地球に来てはじめて
人にものを頼む」
ブライト「なんだ?」
ヒイロ「俺のサボテンに水をやっておいてくれ」
ブライト「……サボテン?」
バニー「わかったわ。やっといてあげる。
だから、きっと戻ってくるのよ!」
アーク「そうか……あいつら、行ったのか。
また戻ってくればいいんだけど……」
ルー「なんだかさみしくなっちゃったわね」
甲児「そういや聞いたか?
ジュリアさんやリリーナさんたちも
もう行っちまうんだってよ」
デビッド「なんだよ、もうか。
ろくに話も聞けなかったな」
甲児「ああ、なんか艦長たちは
いろいろ話してたみたいだけどな
なんでも北欧で、
例のサンクキングダムってのを
再興するんだとさ」
さやか「本当なの? でも、
そんなことできるのかしら」
亮「ロームフェラもまだ他にやることが
多いだろうからな。あの人たちは
難民やら何やらも引き受ける
つもりらしいから、ロームフェラにとっても
とりあえずは手間がはぶけるってわけさ」
甲児「そんなもんかね。
でもいちいちやることが派手だよな
前にもグレスコんとこに
乗り込んだって話だしよ」
ゼクス「追撃隊が来たか。
確か、OZに参加しようという
旧連邦のパイロットが
ほとんどだったな
レジスタンスにも参加しなかった
ような者が、どれだけ集まろうと
私の敵ではない」
ゼクス「私の命の見積もりが甘かった
ことを、証明してみせなければな!!」
(爆撃音、揺れ)
ゼクス「くっ……トレーズ、そんなに私に
つきまとうな。もと同士のよしみ
この仮面くだけるまでのつきあいだぞ!
ええいっ!」
(爆撃音、揺れ)
ゼクス(仮面なし)「くっ……トレーズ、
私は君の友人にはなれない
さらばだトレーズ。うおおぉぉぉーっ!!」
(爆撃音、揺れ)