(通信)
アンナマリー「ベラ艦長、
エオス・ニユクス号から緊急通信です」
ベラ「シェリンドンから…?
正面モニターに映像を」
(モニターオン)
シェリンドン「ご無沙汰しております、
ベラお姉様」
ベラ「シェリンドン、
一体、何が起きたのです?」
シェリンドン「…先ほど、
木星帝国が行動を開始したと
ハマーン様から報告がありました」
キンケドゥ「ハマーンから…!?
彼女はシェリンドンとも
つながりがあったのか…」
シェリンドン「はい…。
同じ宇宙に平和を求めるものです。
以前より連絡は取り合っていました」
シェリンドン「木星帝国総統
クラックス・ドゥガチはシャアとは別に
地球への最終作戦を開始したようです」
シェリンドン「ハマーン様は
それを止めるためにアクシズより
打って出るとの事です」
キンケドゥ「ベラ…!」
ベラ「わかっています。
…情報に感謝します、シェリンドン。
すぐに我々も追撃に向かいます」
シェリンドン「ベラお姉様、
トビアとジュドー達に戦いが終わったら
私の下へ来るように伝えて下さい」
シェリンドン「彼らの能力を
目覚めさせ、新しい時代を生み出す力と
するために…」
シェリンドン「だから、今度だけは
彼らの能力を戦いに使うのを
許してあげます」
ベラ「わかりました、シェリンドン。
トビア達には必ず伝えます」
キンケドゥ「…以上が
シェリンドン嬢からの伝言だ」
トビア「………」
ベルナデット「その人のところへ行くの?
トビア…」
トビア「いや…
僕はニュータイプじゃないからね。
…と言うより…」
トビア「ニュータイプにならずに
やってみたいと思うようになったから…」
ジュドー「それでいいのさ、トビア。
…ニュータイプだって人間なんだ」
ジュドー「新しい時代を作るとしたら
一握りのニュータイプではなく
全ての人間の力でやるべきだからな」
トビア「そうですよね。
ニュータイプにならなければ新しい時代が
来ないなんておかしいと思います」
ベルナデット「………」
トビア「どうしたの、ベルナデット?
元気ないみたいだけど…」
ベルナデット「今から、トビア達は
木星帝国と戦うのね…」
トビア「うん…」
ジュドー「ハマーンの話では
木星帝国は地球を死の星にする事を
企んでいるそうだからな」
ベルナデット「………」
トビア「ベルナデット…」
ベルナデット「トビア…私…、
父さん、もう…父さんもう…
死んじゃってるんじゃないかって思う…」
ジュドー「ベルナデットの父さん…
木星帝国総統のクラックス・
ドゥガチが…?」
トビア「………」
ベルナデット「だから今、木星軍に
命令を出しているのは
父さんのコピー人形なんだわ…」
ベルナデット「でなけりゃ…
そんなひどい事するわけがないもの…、
だから…だから…!」
ベルナデット「だから…止めて…!
止めてあげて…」
ベルナデット「父の怨念に
これ以上、ひどい事をさせないで…」
トビア「ベルナデット…」
トビア「大丈夫…!
僕が…僕達が…きっと…!」
ベルナデット「うん…」
(木星帝国軍が出撃済み)
カラス「ハマーン艦隊と連邦軍の迎撃艦隊、
ほぼ壊滅いたしました」
ドゥガチ「ご苦労…」
ハマーン「………」
ドゥガチ「ハマーン・カーンよ…、
異星人との戦いで消耗した戦力で
我らに挑むとは不用意であったな」
ハマーン「異星人壊滅後の隙をつき
電撃作戦を仕掛けるとは
姑息な手だな、ドゥガチ」
ドゥガチ「フハハハハハ…!
赤い彗星も所詮は若造…戦いに
つまらぬ私情や理想を持ち込もうとする」
ドゥガチ「地球を死の星にすると
決めたならば、手段にこだわらず
速やかに遂行すればいいのだ」
ハマーン「それが貴様のやり方か…」
ハマーン「いいだろう…
既に私は自分の役目は果たした…」
(マザー・バンガードが出現、母艦出撃選択、出撃準備)
ドゥガチ「来たか、αナンバーズ」
ジュドー「無事か、ハマーン!」
ハマーン「ジュドーか…。
この私があのような輩に
遅れをとると思うか?」
ジュドー「そうだな…。
あんたの場合、余計な心配だな」
ベラ「軍を退きなさい、ドゥガチ!
地球を死の星にする事に
何の意味があるのです!?」
バーンズ「…死の星だと?
海賊の女艦長は何を言っているんだ?」
バーンズ「我々の核攻撃の後でも自然環境の
40%は残され、生き残った人類が
生活する環境は保証されると言うのに…」
ギリ「フフフ…バーンズ大尉、
今から総統が重要な演説をされるだろう。
心して聞く事だな」
バーンズ「………」
ベラ「答えなさい、クラックス・ドゥガチ!
あなたは地球を死の星とする事で
何を得ようというのです!?」
ドゥガチ「いいだろう、αナンバーズ…。
それほど知りたいのならワシの目的を
教えてやる」
ドゥガチ「ワシの求めるもの…
それは完全なる無だ」
トビア「地球に住む人間達だけじゃなく
三千万種をこえる生物を
根こそぎ殺し尽くすってのか!」
ジュドー「連邦を滅ぼすのに
そこまでやるってのかよ!?」
ドゥガチ「わかってないようだな。
連邦を討つ事など、ついでに過ぎんのだ」
ドゥガチ「地球を完全な死の星に変える。
それがワシの真の目的だ」
トビア「どうして…!?」
トビア「そんな事をして…
お前らに一体何の意味が
あるっていうんだ!?」
ギリ「わからないかなあ。
支配しやすくなるだろう?
人類の全てを!」
ギリ「水も空気も食料も人に必要なものは
コロニーで作り出す事が出来る」
ギリ「考えてみろ!
我らが地球に頼るものなど
何もないのだ!」
カミーユ「この考え方…!」
キンケドゥ「間違いない。
ジュピトリアンと同じく、木星帝国も
既に地球人ではない…!」
ギリ「それでも人が地球に幻想を抱くのは
その豊かな地が常に天空にかかげられて
いるからに他ならないのだ!」
ギリ「…だったら、それがなければ?」
トビア「………」
ギリ「初めから、
ありなどしなければ?」
アムロ「地球への郷愁や幻想を断ち切れば
全てを管理出来るというのか…?」
ギリ「地球は純粋な資源の塊に変え
コロニーが管理する」
ギリ「人類の全ては安定した
人工環境であるスペースコロニーの
中のみに住む事になる!」
ギリ「そして生産も消費も人口も
支配者の決めた数にコントロールする」
ギリ「ハハハ! 素晴らしいじゃないか!
人の全てを人が決めるんだ!」
モンシア「ふざけんな!
そんな堅っ苦しい世の中なんざ
俺は願い下げだぜ!」
コウ「人間は支配者のペットでは
ないんだ! 人間としての生き方が
認められない世界に何の意味がある!」
ギリ「そうかな?
少なくとも、この方法なら
永遠の平和を築く事も出来るぞ」
ゼクス「永遠の平和だと…?」
ギリ「そうさ。増え過ぎた人口や
互いの利害関係をめぐって
戦争を起こす必要もなくなる」
ギリ「これのどこが悪い?
現に僕達は木星圏でそうして生きてきた」
ギリ「それでこそ人類が未来永遠に
栄えてゆける…真に理性的で理想的な
世界じゃないか?」
ギリ「人類に地球は
もう必要ないんだよ…」
カラス「さすがです、ギリ少佐。
ドゥガチ総統のお考えを
よく理解していらっしゃる」
トビア「カラス!
そんな…そんな事が許されると
思っているのか!?」
カラス「トビア君、
これは動かし難い歴史上の事実の
一つに過ぎません」
カラス「そんな事で
君が生命を落とす必要はありません」
トビア「何だと…!?」
カラス「地球なき後の宇宙は決して
すぐに平穏にはならないでしょう」
カラス「帝国に刃向かうコロニーを
平定し新たな秩序を生むには…」
カラス「まだまだ長く険しい道のりが
待っているでしょう」
カラス「そのための若い力が今は
一人でも多く必要なのです、トビア君」
トビア「………」
カラス「既に我々は地球消滅の後のことを
考える段階に入っています」
カラス「過去にとらわれる必要は
全くありません」
カラス「君のニュータイプとしての力を
新しい時代のために使って下さい」
カラス「地球無き宇宙に新たな秩序を
もたらすためには、君のような若い力が
必要となるのです」
トビア「………」
カラス「さあ答えるのです、トビア君!」
トビア「…返事?
返事って? いやだ! か?
NO! か?」
トビア「それともごめんこうむるぜ!
べーっか? どれでも好きなので
答えてやるよ!」
カラス「まだわからないのですか?
真に地球と人類の繁栄を願うなら、
我々の下に来るのです」
カコーユ「黙れ!
血塗られた手で築き上げた平和が
永遠でなどあるものか!」
カコーユ「いや、その平和自体が
偽りだ!」
竜馬「それは平和ではなく、
人から魂や意志を抜いただけに
過ぎない!」
凱「そんな奴らに
人類の未来を口にする資格はない!」
カラス「フフフ…予想通りですね。
やはり、ここは力によって
わからせるしかないようです」
カラス「全軍、攻撃開始!
αナンバーズを撃破し、
核攻撃作戦を開始する!」
アムロ「ハマーン!
お前は一度、後退しろ!」
ハマーン「誰に向かっての言葉だ。
このハマーン・カーン、
あのような下衆に遅れはとらぬ!」
ジュドー「やめときなよ、アムロさん。
ハマーンは簡単に俺達の言う事を
聞くような奴じゃないさ」
プル「でも、ジュドー…
ハマーンも今は私達の仲間だよね…」
プルツー「ハマーンを見殺しになんか
しないだろうな?」
ハマーン「お前達…」
ジュドー「もちろんさ!
ハマーンを死なせたりするもんか!」
ベラ「攻撃目標ジュピトリス9!
ここで木星帝国の野望に終止符を打つ!」
キンケドゥ「雑魚には構うな!
後から、どんな隠し玉が出てくるか
わからないぞ!」
ベラ「αナンバーズ、ならびに
宇宙海賊クロスボーン・バンガード
攻撃開始!」
トビア「神よ……
もし本当におられるのでしたら…」
トビア「決着は人間の手でつけます。
どうか手を…お貸しにならないで…」
(作戦目的表示)
キンケドゥ(出てこい、ザビーネ…。
お前とも決着をつけるぞ…!)
カラス「では、閣下、
私もそろそろ出撃いたします」
ドゥガチ「フフフ…あくまでも
前線に出る事を望むか…。
好きにするがいい」
カラス「は!」
ドゥガチ「ザビーネ、
そろそろお前にも役に立って
もらうぞ」
ザビーネ「クッ…クッ…、
わかっております、ドゥガチ閣下…!」
ドゥガチ「貴様の目的は何だ?」
ザビーネ「貴…貴族主義社会を
造る事でございます…」
ザビーネ「敬うに足る人物に
世界を統治していただく事…」
ドゥガチ「ワシは…地球を滅ぼすぞ」
ザビーネ「それこそはまさに力…
誰にもかなわなかった偉業…!」
ザビーネ「歴史は長くあなた様の
名をたたえるでしょう」
ドゥガチ「………」
ザビーネ「尊き者に従うは我が喜び。
何とぞ我が力、存分にお使い下さい」
ドゥガチ「フ…フフ…、
ワシは地球なき後の世界は
どうでもよい…」
ドゥガチ「お前にくれてやっても
構わぬ。カラスでもお前でも
生き残った者で好きにするがよい」
ザビーネ「ありがたき幸せ…、
クックック…」
(ノーティラス、クロスボーン・ガンダムX2改が出撃)
キンケドゥ「来たか…!」
カラス「よくぞ、ここまでやってきた!
素晴らしい…さすが私の見込んだ
生徒だけの事はある!」
トビア「カラス先生…」
カラス「いいでしょう。私自らが
君の最終試験の監督を務めましょう」
ザビーネ「クッ…クッ…クッ………」
キンケドゥ「ザビーネ…
もう、お前に語ることはない…」
キンケドゥ「ここで貴様とも
決着をつけてやる!」
ベラ「キンケドゥ…」
キンケドゥ「行くぞ、ザビーネ…!
これが俺達の最後の戦いだ!」
ザビーネ「………」
ドレル「キンケドゥ・ナウ!
お前が倒れた時は私がザビーネを討つ!
心置きなく戦うがよい!」
ベラ「攻撃を前方に集中!
あの艦にはラフレシア・プロジェクトの
全データが保存されています!」
ジレ「おのれ…ベラ・ロナ!
自らの父の遺産であるラフレシア・
プロジェクトを破壊する気か!?」
ベラ「あの計画は悪魔の所業です。
クロスボーンの名と共に
永遠に葬り去られるべきなのです!」
ジレ「ザ…ザムス・ガルが落ちては
ラフレシア・プロジェクトも
終わりだ!」
ドレル「その通りだ、ジレ!
貴族主義は、そのような安易な手段で
達成されるものではない!」
ドレル「古き血は滅びよ!
コスモ・バビロニアの理想は
この私が受け継ぐ!」
トビア「やめろーっ!
俺はあなたとは戦いたくないんだ!」
トビア「たとえそれがあなたにとって
演技だったにしろ…かつて一度は
教師と生徒だった間じゃないかっ!」
カラス「………」
トビア「殺し合う気なんてとてもしない!
僕は地球を死滅させようとするドゥガチを
止めたいだけなんだ!」
トビア「そこをどいて!
道を開けろ!」
カラス「君はまだわかっていない、
トビア君!」
カラス「この世は全て強き者だけが
その意を通せるのだっ!」
カラス「強き者が…ドゥガチ総統が
地球など要らぬと言うなら、
それが正しい事なのだよ!」
トビア「く…!」
カラス「君が意を通したければ
私に勝つ事だ!」
(戦闘)
カラス「わかるかね、トビア君!
いつの世も強い者だけが生き残る!
これが掟だ!」
トビア「く…!」
カラス「進化の歴史を見てみたまえ!
常に新しい環境に適応した新しい種が
古い種を食いつぶす!」
カラス「我々は、その新しい種…、
そして、地球人は古い種なのだ」
カラス「宇宙という生活圏を求めた時から
それは当然の結果として起こったのだ!」
カラス「そして、違う種同士は
結局は敵なのだ!」
トビア「馬鹿な!?
あんた達だって人間じゃないかっ!」
カラス「違うな!
我々は木星人なのだ!
地球人がそう呼ぶように!」
カラス「違う惑星の生き物なのだよ!
すでに! 異星人と同じようにね!」
カラス「人間は宇宙に広がる事によって
敵を作り続けているのだよ!」
トビア「ふざ……けるなぁぁぁっ!」
トビア「ふざけんじゃねえぞ!
そんなわけのわからねえゴタクで…」
トビア「これ以上人殺しなんか
されてたまるかぁぁっ!!」
トビア「せ…先生!」
カラス「見事ですよ!
トビア君! ははは! それでよい!
それでよいのだ!」
トビア「あ…ああ…」
カラス「君達は勝者なのだ…!
勝者は勝者らしく敗れた私を
乗り越えていくがいい…!」
(ノーティラスに爆煙、爆発)
トビア「カラス…先生…」
ギリ「しつこいな、海賊少年!
だが、今日でお前ともお別れだ!」
トビア「こっちも、そのつもりだ!
ここでドゥガチを倒してお前とも
決着をつけてやる!」
ローズマリー「これ以上は、
幾ら金を積まれても御免だね!」
(アビジョが爆発)
バーンズ「くそっ!
俺達の覚悟を甘く見るなよ…!」
(トトゥガが爆発)
ギリ「こんな…こんなところで…!」
トビア「もうよせ!
勝負はついたんだから、早く脱出しろ!」
ギリ「フ…フフ…、
これじゃね…帰れないんだよ…」
ギリ「僕は総統に選ばれた
ニュータイプの一人でカラスの最も優秀な
生徒だったんだ」
ギリ「常に総統の期待に一番に応える存在で
あり続けなきゃならなかったんだよ…。
お前達のようなクズとは違うんだ…!」
ギリ「その僕が失敗をしたんだ…
もう帰る場所はない…」
トビア「馬鹿野郎!
機体と共に死ぬ気かよ!」
ギリ「さらばだ、海賊少年…」
(クァバーゼが爆発)
トビア「あ…ああ…」
ウモン「大丈夫だ、トビア。
脱出装置が作動したようだ!」
トビア「…あいつだって、
まだ未来があるんです…。これから、
幾らでも変わるはずですよね…」
キンケドゥ「ああ…。
だが、それは地球と人類に
未来があればの話だ…」
木星帝国艦長「ジュピトリス9大破!
核融合炉に直撃を食らいました!」
ドゥガチ「………」
木星帝国艦長「この艦はもちません!
そ…総統、ご指示を…!」
ドゥガチ「ワシが出る…」
木星帝国艦長「は…?」
ドゥガチ「もはや貴様らなど
あてには出来ん!」
ドゥガチ「ワシ自らが出撃する!」
ドゥガチ「このクラックス・ドゥガチ…」
ドゥガチ「ワシら、自らがなっ…!」
トビア「やった! やりましたよ!」
甲児「へ…悪の親玉の最期にしては
随分とあっけなかったな!」
アムロ「いや…まだだ…!」
トビア「………」
カミーユ「クラックス・ドゥガチは
まだ生きている…!」
ジュドー「感じないか、トビア!
奴の…憎悪を!」
キンケドゥ「まるで…憎しみの塊だ!
信じられん…!」
キンケドゥ「奴は…
まだあきらめていない!
危険だ!」
バニング「各機、気を付けろ!
ジュピトリス9から何か出るぞ!」
キンケドゥ(しかし…何故だ?)
キンケドゥ(一体何故そうまでして
地球を破壊しなければならない?
クラックス・ドゥガチ!?)
(ジュピトリス9が爆発、ディビニダドが出現)
ビルギット「きょ…巨大モビルアーマー…!
こんなサイズの機体が存在するとはよ!」
モンシア「ビビんな、ビルギット!
幾ら相手がデカかろうと、
今さら一機で何が出来るってんだ!」
ベイト「モンシア…どうやら、
それは敵さんも承知のようだぜ…!」
アデル「ええ…。
敵は1機ではないようです…!」
(ディビニダドが6機出現)
ドゥガチ「フフフ…フハハハハハ!」
エマ「超巨大モビルアーマーが…
7機も…」
ケーラ「おまけに、あの巨体には
核がぎっしりと詰まっているときた…
まさに最悪の機体だよ!」
ハリソン「クラックス・ドゥガチめ…!
あの機体ごと大気圏に突入し、
核で地球を汚染するつもりか!」
万丈「おそらく一匹でも充分に
地球を死滅させるに足る悪魔だ!
絶対に地球に入れてはならない!」
ベラ「全機、攻撃開始!
何としてもドゥガチを止めるのです!」
(作戦目的表示)
トビア(暴れまわる7機の
モビルアーマー…)
(ニュータイプの共感)
トビア(違う…!
何かが違うぞ…!?)
トビア(キンケドゥさん達は言った。
ドゥガチは憎しみの塊だと…!)
(ニュータイプの共感)
トビア「違う!
機械は憎しみを現さない!」
トビア「ドゥガチは…
奴、本人は生きている!」
ジュドー「どうした、トビア!?」
トビア「聞いて下さい、皆さん!
どこかに、もう一人のドゥガチが
いるはずです!」
キンケドゥ「奴は憎しみの塊だ!
この宙域に渦巻く憎しみの中心に
きっと奴はいる!」
アムロ「全てを破壊しようとする
憎悪に満ちた者…」
カミーユ「暗く冷たいプレッシャーを
放つ者…」
ジュドー「その気が放たれている
場所は…」
(ニュータイプの共感)
キンケドゥ「見えた!」
トビア「そこだ!」
(ディビニダドが出現)
ベラ「クラックス・ドゥガチ!」
(液体内の気泡が動く)
ドゥガチ「邪魔をするな…ワシの邪魔を…。
そこをどけ、小僧!」
トビア「クラックス・ドゥガチ…!
あんたもう…本当に人間じゃ
なくなっちまったのか…?」
トビア「本当に別の惑星から来た
怪物と変わらないってのか!?」
トビア「ベルナデットの
父親じゃないっていうのか!」
ドゥガチ「邪魔だと
言っているぅぅぅ!」
キンケドゥ「あのドゥガチが
全てのドゥガチのオリジナル…
災いの源だ!」
ベラ「全機、攻撃を集中!
オリジナルのドゥガチを倒せ!」
アンナマリー「ベラ艦長!
太平洋上のオルファンが浮上を
開始したとの情報が入りました!」
ベラ「何ですって!?」
比瑪「どうして!?
オルファンはビムラーの力で
銀河を飛ぶんじゃなかったの!?」
ケン太「わからない!
でも、オルファンは自分の意志で
飛ぼうとしているみたいだ!」
勇「く…! 地球のオーガニック・
エナジーはオルファンに
吸収されてしまうのか!?」
ドゥガチ「ほう…オルファンが来るか。
あれも地球に絶望したのだろうな」
キンケドゥ「ドゥガチ…貴様…!」
比瑪「そんな事はない!
地球を憎むあんたとオルファンを
一緒にしないでよ!」
ドゥガチ「いいだろう。
オルファンには銀河旅行の土産に
地球を死の星とする様を見せてやろう!」
ベラ「あの巨大モビルアーマーが
中間圏に突入するまでの時間は!?」
アンナマリー「計算上では
あと3分です!」
ベラ「各機聞いての通りです!
あと3分でオリジナルのドゥガチを
撃墜するのです!」
カミーユ「やれるのか…
あの憎悪の塊を…!」
トビア「やるしかないんです!
地球を救うために!」
ベルナデット「トビア…!」
(作戦目的表示)
ベラ「残り2分です!
他の敵に構わず、ドゥガチに攻撃を
集中させるのです!」
ベラ「残り時間はあと1分です!
この1分で倒せなければドゥガチは
地球に降下します!」
ベラ「真のドゥガチだけを狙って!
残りは後でどうにでもなります!」